SACSIS2012 - 先進的計算基盤システムシンポジウム

SACSIS 2012 (http://sacsis.hpcc.jp/2012/) に関する呟きについて見つけたものをまとめ中。まだ会期中なので見つけたら随時追加する予定。
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SACSIS @SACSIS

#SACSIS SACSIS2012の開催がいよいよ今週に迫りました.情報処理学会より案内のある論文集・チュートリアル資料のダウンロードはできる限り事前に実施の上,会場にお越しください.会場のネットワークでは十分な速度がでない場合があります.

2012-05-14 09:49:58
Ryousei Takano @oraccha

開会の辞 by 横川さん。今年が10回目、JSPPから数えると24回目。神戸での開催は17年ぶり。事前登録者233名。今日はプレナリ、京の見学。明日の昼には国際化に関するタウンミーティングもあるので是非。#SACSIS

2012-05-16 11:05:59
Ryousei Takano @oraccha

プログラム委員からの報告 by 中田さん。論文採択率 36/55。ポスタ 44件。 #SACSIS

2012-05-16 11:09:06
Ryousei Takano @oraccha

優秀若手研究賞3件。「GPUによる多倍長整数乗算の高速化手法の提案とその評価」北野晃司(大阪府大)、「広域分散ファイルシステムのための適応的な先読み手法」堀内美希(東大)、「競合の再発抑制によるLogTMの高速化手法」江藤正通(名工大) #SACSIS

2012-05-16 11:14:14

基調講演:
「サイバーフィジカルシステムとこれからのコンピューティングについて」 (妹尾氏, NEC)

実世界から生まれる大量の情報を分析するいわゆるビッグデータに関する、システムソフト/HPC屋視点の話。

Ryousei Takano @oraccha

基調講演「サイバーフィジカルシステムとこれからのコンピューティングについて」妹尾義樹(日本電気)。ESなどスパコン、並列分散処理の研究開発に従事し、去年まで4年間アメリカでbig data、CPSの研究開発に従事。#SACSIS

2012-05-16 11:20:47
Ryousei Takano @oraccha

CPSとは実世界データを「丸ごと」扱い計算。従来のITと比べてCPSの何が新しいのか? -> ビッグデータ。ビッグデータの本質は経験(データ蓄積)から知恵をひねり出すこと。Scalability/Realtime/Complexity/Platform化。#SACSIS

2012-05-16 11:28:43
Ryousei Takano @oraccha

プラットフォーム化がこれからの胆。なぜ日本でプラットフォームが生まれないのか? #SACSIS

2012-05-16 11:31:08
Ryousei Takano @oraccha

Web 2.0 -> Web 3.0:集中型から端末、そして分散へ。情報のアグリゲーション -> ソーシャル -> 実世界との接点。これから広域分散処理インフラが必要になる。 #SACSIS

2012-05-16 11:36:36
Ryousei Takano @oraccha

リアルタイム性のニーズいろいろ。分〜1/1000秒。Twitterのtimeline、Webは400ms、早い者勝ちの金融系(証券所内にラックスペースを時間貸し)、M2M。 #SACSIS

2012-05-16 11:52:31
Ryousei Takano @oraccha

ダイナミックな情報のアグリゲーション:「分散した情報発生源」から「利用者の興味」への転置。スケールアウトの壁。MapReduceのowner computes ruleだけでは実世界処理には限界。e.g., 多次元データ、Facebookのようなリストアクセス #SACSIS

2012-05-16 11:57:49
Ryousei Takano @oraccha

15年前(ESの黎明期、HPF/JA)の議論の結論。1000台規模の並列処理ではわずかな逐次処理が性能の足を引っ張る。複雑な並列処理は無理筋。実用コードはEP、つまりMapReduce型。MapReduce型に処理対象を絞れば並列プログラミングは簡単で美しい。#SACSIS

2012-05-16 12:06:57
Ryousei Takano @oraccha

データパラレルでない参照が必要な例。位置情報処理:Particle in Cell (PIC)との類似性、ソーシャルネットワーク、レコメンデーション分析:多次元テンソル解析(疎行列の固有値問題)と同じ。 #SACSIS

2012-05-16 12:14:18
Ryousei Takano @oraccha

MapReduceは論理と物理が分離されていて、プログラマは論理の世界だけを考えればよい。共有メモリと比べて分散メモリが難しいのは、論理だけでなく物理も考える必要がある点。#SACSIS

2012-05-16 12:16:40
Ryousei Takano @oraccha

Swarm platform(知覚系:自律的なセンサネットワーク)。Stream platform(神経系:データパスの最適化、論理的な集中制御が必要)。Wisdom platform(大脳系:よくわからない)。#SACSIS

2012-05-16 12:25:41
Ryousei Takano @oraccha

サービスの論理記述と物理構造の分離、マッピング、サービスレベル記述。#SACSIS

2012-05-16 12:28:59
Ryousei Takano @oraccha

ビッグデータブーム。1995年ごろのデータマイニングとの違いは?目の前にビッグデータが存在し、ニーズがある。90年にボーイング社で、ルール(第1原理)を見つけるときはスパコンが必要だけど、ルールを適用するだけならクラスタで十分と言われた。スパコンはたまに必要。#SACSIS

2012-05-16 12:36:41
Ryousei Takano @oraccha

米国の現状から見た日本の課題。HPCでの知見をWeb業界の発展になど、人材交流・流動性が必要。サービスとインフラは両輪で発展させる必要がある。#SACSIS

2012-05-16 12:40:08
Ryousei Takano @oraccha

知識を抽出するという応用に関しては、ビッグデータでも同じ問題がある。CPSの課題としては実際に使えるデータがない。 #SACSIS

2012-05-16 12:47:39

チュートリアル1:
「スーパーコンピュータ「京」におけるアプリケーションの高並列化と高性能化」 (南氏, 理研AICS)

「京」の特徴とチューニングノウハウの紹介。

Ryousei Takano @oraccha

チュートリアル1 「スーパーコンピュータ「京」におけるアプリケーションの高並列化と高性能化」南 一生(理研) #SACSIS

2012-05-16 14:19:40
Ryousei Takano @oraccha

高並列化:Tofuの特性を活かすとかじゃなくて、並列特性を解析して、基本的なMPI並列化をしっかりとやることが最重要。ブロック単位の実行時間、スケーラビリティを把握する。 #SACSIS

2012-05-16 14:26:14
Ryousei Takano @oraccha

問題規模が1プロセッサに収まる場合はストロングスケーリング、超える場合はウィークスケーリングで評価するとわかりやすい。ウィークスケーリングがわかりやすいのは、(ちゃんと並列化されていると)並列度を増やしても演算時間、隣接通信時間が一定で大域通信時間だけが増えるから。#SACSIS

2012-05-16 14:31:04
Ryousei Takano @oraccha

CPU単体性能の向上:メモリウォール問題。流体などB/F値が高くキャッシュが効かないアプリをどうするか。1)プリフェッチ、2)ラインアクセス、3)キャッシュの有効利用、4)効率の良い命令スケジューリング、5)演算器の有効利用。B/F値が高いアプリは特に1,2が重要。#SACSIS

2012-05-16 14:39:58
Ryousei Takano @oraccha

京向けチューニング対象アプリケーション:NICAM、Seism3D、PHASE、FrontFlow/Blue、RSDTF、LatticeQCD。高い単体性能と超高並列化の2軸にマッピングしてみる。 #SACSIS

2012-05-16 14:43:32
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