なぜ洋画は低迷しているのか
- donadona_No5
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21.プロデューサーも、原作とキャスティングなどのマーケティングのスペックで映画を計測するだけではなく、観客にどんな価値を与えるのかを真剣に考えること、<他者性>も大事になってくるだろう。
2012-05-20 22:45:0622.批評家も、映画のコラムを「うまく」書くのではなく、その映画のどんな価値を観客に届けるのかという<他者性>をもち、内発的な力を意識しつつ書けば、インディペンデントの映画業界を好転させることに繋がるだろう。
2012-05-20 22:47:5523.場当たり的に空気を読んだ企画で「うまく」当てようとするよりも、内から沸きあがる力=内発性に促されて「まともな映画」を届けることこそが、「モテる映画」を作ることに繋がり、それが映画業界をまともにすることに発展する。宮台真司の「きみがモテれば、社会は変わる。」を俺はこう読んだ。
2012-05-20 22:49:07「宮台真司の「きみがモテれば、社会は変わる。」理論を映画に当てはめる」をトゥギャりました。 http://t.co/Dhd8VDca
2012-05-20 22:57:34『テルマエ・ロマエ』、つくづくよかった。翌日になってもまだ言ってる俺…今年俺が観た作品で言えば、松林宗惠『風流交番日記』以来の引っ張り方…
2012-05-20 22:49:03わずか10年前には8:2で洋高邦低と呼ばれた日本の映画興行が、一転して現在1:2で洋低邦高になってしまったことの「なぜ」への答えで、リンク先の人々は「どうも日本だけ市場が違うようだ」というところにはたどり着いた感。 RT @chimumu http://t.co/eCIZigQx
2012-05-20 22:59:59テコ入れしないと洋高邦低になるのは米国以外の全世界の摂理なんだが、日本だけ2000年代後半にその摂理から外れた。この理由はなにか、が「なぜ」の答えになるはずだが、どうもテレビ局主導映画への蔑視がその解答から遠ざける。RT @chimumu http://t.co/eCIZigQx
2012-05-20 23:05:25どうちがうのか? 通信屋の理論では説明不可でしょう。 RT @kmrtwit 10年前には8:2で洋高邦低と呼ばれた日本の映画興行が、一転して現在1:2で洋低邦高 「なぜ」への答えで、リンク先の人々は「どうも日本だけ市場が違うようだ」に http://t.co/yKH7ltc1
2012-05-20 23:06:28そこにたどり着けてないですよね。まったく。 RT @chimumu どうちがうのか? 通信屋の理論では説明不可でしょう。 RT 一転して現在1:2で洋低邦高 「なぜ」への答えで、リンク先の人々は「どうも日本だけ市場が違うようだ」 http://t.co/eCIZigQx
2012-05-20 23:10:40答えはかんたんです。1990年代に花開いた絢爛たるテレビドラマの観客が、シネコンの観客なんです。当時のテレビドラマは当時の日本映画なんか比較にならないほど優れていた。それを完全無視することで、答えが出ないだけです。RT @chimumu http://t.co/eCIZigQx
2012-05-20 23:14:40ではなぜ洋画がとくにアメリカ映画が入らないか。これもかんたんで、日本の高度なテレビドラマの質とは、まったく関係ないものだからですね。だから単純に興味の対象にない。ただそれだけです。 RT @chimumu http://t.co/eCIZigQx
2012-05-20 23:16:37ではそれがいつ起きたか。2004年5月8日公開の『世界の中心で、愛をさけぶ』が日本のシネコンのキラータイトルになった。このメガヒットが現在のレールをすべて引きました。 RT @chimumu http://t.co/eCIZigQx
2012-05-20 23:20:21米国映画の日本での興行力低下は、『アメリカン・ギャングスター』がコケたのが象徴的で、2008年あたりに潮目がある。同年の『ダークナイト』の悲惨な結果にもそれが現れてる。日本市場向けの特別な宣伝が行われないのが致命的。RT @chimumu http://t.co/eCIZigQx
2012-05-20 23:25:49@kmrtwit @chimumu 横から失礼します。私はテレビ局が公共の電波を放送事業以外の用途(自社映画の宣伝)に使ってることが原因だと思いますが、どうでしょうか?宣伝の面では洋画が明らかに不利ですよね。これは映画業界ではタブーなんでしょうか?
2012-05-21 01:10:48@nagayoshi_ysk @chimumu というか、それはまた別の話ですね。とはいえ、洋画にとって不利なのは、洋画が配給に当たってそういうタイアップさえ行えば、テレビ局は同じように宣伝するのではないでしょうか。それをしないで不利だというのならば、洋画配給の怠慢ですよね。
2012-05-21 01:18:51@kmrtwit @chimumu テレビ局映画はほぼ無料でテレビ露出が出来るのに対して、洋画は莫大な費用が掛かるので、その点で不公平だなと思います。テレビドラマの最終回の映画化なら3ヶ月も無料で宣伝してることになりますから。他の番組でゲスト出演するのも今や日常ですよね。
2012-05-21 01:29:03@nagayoshi_ysk タイアップだと言ってるんですが…テレビ局が出資する映画を局が宣伝するのはふつうなように、洋画の買付に同様の出資をさせればいいんじゃないですかね。いずれにしても洋画に観客が魅力を感じてないのは変わりませんから、テレビ局もうまみのない出資はしませんが。
2012-05-21 01:33:34@kmrtwit なるほどです。しかし結局テレビ局頼りということですか? 私はテレビ局が映画に関わること自体が本来ルール違反だという認識です。公共の電波を使った副業は電波法に違反してるはずなのです。
2012-05-21 01:44:18@nagayoshi_ysk では訴訟を起こすべきではないでしょうか。とくに民放ではなく日本放送協会は数々の子会社を持ち、放送以外の事業を手がけています。これも法律違反ということになると思います。わたしはべつにどうでもいい派です。
2012-05-21 01:48:53@nagayoshi_ysk では利権になんら関わりのないあなたが訴訟を起こしたらどうでしょう。結果がどう転んでも問題提起にはなります。ところで電波法をざっと読んでみましたが、具体的に何条に抵触するのか、まったくわかりませんでした。ご指摘いただけませんか?
2012-05-21 02:00:09@kmrtwit すみません。法律に詳しい訳ではないのに言い過ぎました。ネットで調べただけですが、総務省もテレビ局に違反はない、と結論出してるみたいです。http://t.co/wb7lqBlx ただテレビ局が権力持ち過ぎてることは不健全だと思います。深夜にすみませんでした。
2012-05-21 02:17:28@nagayoshi_ysk ですよね。おっしゃるような法律違反を数十年も常態である企業群が全国に存在しつづけるほど、世界は甘くないはず。そんなふうにこの世界を眺めていることの方が不健全極まりないようにわたしには見えますよ。「テレビ局の権力」というのもわたしにはわかりません。
2012-05-21 02:24:112004年のセカチュー以降の世界について、1997年の時点で俺は予言しておきました。時期については特定していないので正確には予言ではありませんが、あのときの視野は間違ってなかったなあと思ってます。『ユリイカ』1997年10月号日本映画・北野武以降 ISBN 4791700228
2012-05-20 23:44:29@kmrtwit その号持ってないのでチェックしておきます。潮目の変化を感じたのは『セカチュー』前年の『黄泉がえり』だという話を、たしか東宝市川さんもしていたような気がします。
2012-05-20 23:50:15