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@HomareZuki こんなところでアンジャリさんの名前を見るとは思いませんでしたw コウモリは翼がよく注目されますが,個人的には後肢の特殊性と前肢とのdissocationにも興味を覚えます.
2012-05-19 20:42:49![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@dai_kyb ども。まだ論文になってないのですが、ぼくも形態統合とモジュラリティを研究していて。EuroEvoDevoや研究室でアンジャリさんと話させてもらったことがあるんですよ。KRTN先生とも仲がいいみたいで。歴史的相同の比較だけでなく、連続相同の比較も面白いですよね。
2012-05-19 21:27:03![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
コウモリはおよそ1100種にのぼり、現生の哺乳類の20%以上を占めるのか。。っていうことは、哺乳動物は約5000種か。少ないな。ヤガ科の蛾だけで8000種はおるのに。 出現は、始新世の初期で、約5000万年前か。 コウモリは目なんやな。ふむふむ。
2012-05-19 22:07:18![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
集団レベルの進化(集団遺伝学が適用できる範囲)とボディプランの成立を調べるレベルの進化。それぞれを小進化と大進化とするなら、その間のレベルの進化を扱うフレームがほとんどないんやね。
2012-05-23 17:53:47![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
この場合のボディプランの成立を調べるレベルの進化、とは、形態要素の相同性が追えないレベルを指す。したがって、例えば亀の進化などは、少なくとも今の場合の大進化の話にはならないんやね。なぜなら、形態要素の相同性は、他の羊膜類と同じく追えるから。
2012-05-23 17:56:11![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
とするならば、例えば、円口類から始まる脊椎動物門のボディプランの成立(神経堤細胞やロンボメアの成立)は大進化。亀の体制形成は大進化と小進化の間の進化。ということになる。
2012-05-23 17:59:14![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
で、先のツイートで、発生拘束に絡んで大進化と小進化の話があったわけやけれども。集団レベル+アルファといっていたのは、この小進化と大進化の間のレベルも含んでいるんですね。ですから、わりと広い範囲の進化全般をさしているわけです。
2012-05-23 18:02:21![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
形態統合とモジュールの議論は、集団レベルの進化(集団遺伝学が適用できる範囲)を自然に拡張しようというのが、Wagner&Alternberg(1996)の本来の狙いで。ここで、G-matrixを用いた遺伝率ベースの話に落としていないのは、そこらへんがミソかと。
2012-05-23 18:04:29![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
ですから、形態統合の解析などは、亀の進化にも十分に適用できる。ちなみに、中耳の進化にも適用できる。中耳の進化などは、哺乳類あるいは単弓類のボディプランの進化で重要なイベントやけれども。先の表現でいえば、集団レベル+アルファの話になる。
2012-05-23 18:06:18![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
ということで、ぼく的には、ボディプランの進化、と一言で言っても、その内情は、複数のレベルを十把一絡げに扱っているように見える。。まぁ、見るときの切り口にも依存するんやけれども。
2012-05-23 18:09:27