ラノベはリアリティの高低によって読者層を二分していくに違いない説?
- harishimizu
- 5730
- 0
- 1
- 1
作品内の時代設定と我々の現状というのが必ずしも一致している必要はないし、また個々での読者それぞれに対して一致できるはずもないのは事実だ。しかし、舞台設定がリアルであれば主人公と同世代の読者には他の世代よりもより共感を得られるのもまた事実だろう。
2012-05-24 21:14:02ラノベをあまり読んだことのない新規の若年読者にとってリアルであれば読み続けてもらえる可能性は大いにある。それが今後のラノベ業界の主要な読者になることを考えれば、リアルでないことは将来の読者を取り込めないという意味で厳しいのかもしれない。
2012-05-24 21:18:41商業的には若干良くないのかもしれないがそれが作品を今すぐどう似化させてしまうというものでもないし、一定の読者を獲得した今は主要な読者に対してリアルで在り続ける意義もまた大きい。
2012-05-24 21:21:01のかもしれない。結局まだまだハルヒは渦中の存在、作品の成否に賛否両論ある時点で終わっちゃいないんだからどうなるかなんて誰にもわからん。
2012-05-24 21:25:50想像力豊かな人間(≒妄想力の高い人間または厨二病の深刻度がえげつない人間)にとっては、『現実の延長線上にある非現実』である必要性はなく(中略)つまりラノベはリアリティの高低によって読者層を二分していくに違いない説
2012-05-24 21:22:14前提の途中からすっ飛ばして一番言いたいことまで、起承転結じゃなくて起結!で終わらせる悪癖で論文に苦労した黒歴史ががが
2012-05-24 21:23:28例えば想像力豊かな人間にとって、『良く設定が練り込まれていて矛盾・破綻が生じていない作品』は『もしそういう法則の世界が存在すれば大いに有り得ること』としてリアリティを持つことになる
2012-05-24 21:37:24しかしもし想像力が豊かでないなら――あるいは想像力とは別の問題に拠って――『それは非現実的だ!』と言って作品世界に浸れない人だっているわけで。
2012-05-24 21:39:30主人公に自己投影できることがリアルなのかもしれない。が、さっきの話題ではないが読者にとって身近なことだと自分をモブキャラとして作品の中に入り込めるときもまたリアルなのかもしれない。 RT @harishimizu しかし読者にとってのリアリティってなんだろうね?
2012-05-24 21:39:25自分にとって分かり易い例を挙げると、アルマゲドンはアメリカに於いてはB級ギャグ映画だが、日本では感動巨編として訴求された――みたいなことが書かれているのを読んだことがあるけど、それはつまり米国人にとっては感情移入出来ないものだけど日本人にとっては感情移入出来るものだった、みたいな
2012-05-24 21:42:03結局人間の感性とは普遍的な公式を定義し難い、酷くいい加減な物なのかもしれない
2012-05-24 21:42:56『なんとなく』で連帯している、外から見ると『気持ち悪い』程度に一体感を持った流行が、世代を超えて語り継がれる不朽の名作なのかもしれない
2012-05-24 21:44:17舞台とドラマの違いは端的に言えばカメラの有無。と考えればリアルでないものは優れたカメラマンによってカットが作られる必要があって、それが出来ているかどうかが視聴者にとってのリアルになっているのかもしれない。
2012-05-24 21:44:31対して舞台はある程度視聴者の視線に任せられている。そうなると作品の粗を撮影技法で隠すことができなくなるから視聴者の経験に基づく脳内補完が必要。
2012-05-24 21:47:25誰かにとってリアルでない作品と誰にとってもリアルでない作品には隔世の差があるということだけは心に留めて置かなければならないだろうな。
2012-05-24 21:52:46しばらく間をおいて改めて考えてみると、作者にとって全くの空想が読者にとって純然たるリアルである場合もあるわけか。重要な視点が抜け落ちていた気がする。
2012-05-24 22:33:05読者=観客という視点は視野狭窄甚だしい。知らぬ間に作者によって舞台上の登場人物になっている読者もいるのかもしれない。むしろ、虚であれ実であれそうなれる読者こそが真に作品を堪能しているのではないか?
2012-05-24 22:44:40