【シューニャリアーナ】ボカロ楽曲における「ガレキ系」音楽とその意義について
- L_O_Nihilum
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自分の消費のされ方の研究というか、、、、なんか本物が遠くなりそうじゃない? ネットとかでうるようなマクロな市場ばっかり見てると現実の消費者と剥離していきそう。
2012-05-28 19:12:45聞きもしないで買われるCDか。収録された音楽はおんおん泣いているだろうよ。 <大量のAKBのCD どうしてる?> http://t.co/Wjqnpo4W #niconews
2012-05-28 10:31:07【客観的視点による】『初音ミクの戸惑』に歌ってみた∴ (5:06) #sm10169244 http://t.co/X5SsSlpM 解釈の意義
2012-05-28 10:37:48にっとメガネ『初音ミクの戸惑』を歌った (5:06) #sm10138445 http://t.co/hPMXKzeS 「歌わないほうが大事に出来たかもしれないこと 歌わなきゃ分からないこと」今、聴かずにOTOを買う人々へ
2012-05-28 10:41:28少々飛び飛びな感じにもなるけどw。70~80が古典派で、80後半がロマン、90がバロックあたり、ゼロ年代初期が後期古典、あとすっ飛んで今はポストモって感じか?
2012-05-28 11:31:17瓦礫・・・か。瓦礫といえばばらばら、ぐちゃぐちゃに硬い物(建築物等)というツリーが崩壊した様の表象でもあるな。心が分裂した人が、「がれき」というワードに重ねるいろんなものをそこからごった煮で想いだしてしまうのは解らなくもない。
2012-05-29 02:01:48例えば地震で崩れた末の瓦礫の風景。そこに建物があったのか、という「あった」の傷痕しか感じられないほどに、そこにあった高低差の建物の風景が、想いだせなくなっちゃうくらいにがれきだらけの風景。殺風景の一形態。
2012-05-29 02:02:55たとえば動画的なMADもだ。原典を砕くだけくだいて、砕いたそれを、時に規則的に、ときに破壊的な無秩序をもって組み合わせて、組合せのカットアップないしマッシュアップとして映像化・音源化し、投影するさま。
2012-05-29 02:04:19はたまたたとえば、分裂した自分の心とかね。自分がまるでこの風景そのものであるように思う。いや、西田とかドゥルーズとか最近の思想家風の考え方に則っちゃえば、まさにそうした「瓦礫の殺風景」こそが「私」だ、てぐらいの私と言う場所。
2012-05-29 02:06:26考えて見ればそういう風景ってアニメでもなんでも、だいたい「世の中が信頼してた信念や理想」が崩れてダメになったように見える時代だと結構多くの作品で見かける。「北斗の拳」もそうだったし、「愛人(AI-REN)」もそういう世界の話だしね。
2012-05-29 02:08:04殺風景、というなら、日本の都会みたいな気持寒いところをそのまま描くような舞台も瓦礫っぽい。「デスノート」とか「カイジ」とか、ファンタジーっ気が抜けてる作品が人気を呼ぶことも多いのよね。「私たちの見る”がれき”」像という感じで、そんな風景が描かれる。
2012-05-29 02:10:31そんな「ガレキ系」な作品は、面白いくらいに極端に2パターンに大別できる。一方は、終末的で何もかもないという世界で、ただただ愛し合う、愛を探すようなセカイ系列的テーマが、もう一方は愛も情けもない現実で、勝ち残って生き抜くことがテーマが描かれる。
2012-05-29 02:12:22ボカロ曲でも、いまいったような傾向性はある程度あるみたいで、ボカロ史初期はミクの想いの歌や恋の歌、物語歌が多かったが、ある時をさかいに突然、「暗さも明るさもない歌」「どこか世の中の辛さに思い詰まった人たちの歌」みたいな感じのが凄く人気になった時期がある。
2012-05-29 02:14:19ハチさん、Wowakaさんらが同時期に台頭してたのは興味深いよね。「裏表ラバーズ」や「結ンデ開イテ羅刹ト骸」とかがEXIT TUNESのコンピアルバムで一緒に収録されてたのを見てびっくりした。そうそう、このころオワタPさんとかも「パラジクロロベンゼン」出した時期だった。
2012-05-29 02:17:39うふふ、そんなことはないよ、彩飄さん。これから暑くなるんだこっちの世界は。一吹きの風が欲しい丁度いいころだと思うよ。
2012-05-29 02:23:40さっき挙げた数曲に共通なのは「暗くて残酷」でもなく「明るくて華々しい」でもないが、どこか「ネガティブな世の中をそのまま見よう」的なところが色濃いということ。それを否定的に見て逃げようとも逃げられず、こんな残酷な面があって、そこで僕ら生きてんだ、っていう感じの歌。
2012-05-29 02:25:51DECO*27さんも似たところがあった時期がある。恋愛の多面性が主なテーマになるためその中ではかなり異彩を放ってるあの一曲だ。「モザイクロール」
2012-05-29 02:26:50なんとなーくだけど、アレを聴いてると「空の境界」を想いだす。思えばアレも猟奇系という寒い都会での殺人テーマの話で、然もメインヒロインは自分殺しを望むかのように儚く生きている。「殺したっていいじゃないか」以降の歌詞が妙に重なるのね。
2012-05-29 02:27:56「裏表ラバーズ」はいろいろと表現の淫靡さを抽象化したような歌詞が出てくる楽曲だ。それを(文字と記号だけとはいえ)表現したようなPV創作もあって、「愛」とか「友情」みたいな「きれいごと」が亡くなっちゃった的な歌詞をしてるのよね。
2012-05-29 02:29:42妄想だけど、「裏表ラバーズ」がそういう過激性を誘発しうる側面を持つことから、「ローリンガール」って水商売の女の子の話として聴けるかなとかつい考えてしまう。でも実際性とかそういう狭い範囲じゃなくて、もっと広い範囲でアレは「ローリンガール」であって、
2012-05-29 02:30:52関連するPVや派生でもそうで、まぁ(間接的に花魁と形容してもいいけどw)←このカッコが言い表すくらいに、どうしようもない悪い世の中を繰り返し自分の身を投げていく少女の事を描く、っていう点では「ローリン」の解釈はその辺が多い。「ローリンヨーム」もほむらのローリンも。
2012-05-29 02:33:29そもそもQBの営業なんてのがセゲン(女売りの商売のこと)に形容されてて、それでさやかさんとか考察されることもある中で、ほむらちゃんでローリンガールだからこれはガチというか、言わずもがなどんぴしゃり、という。
2012-05-29 02:34:31「ワールズエンド・ダンスホール」もそれを引き継いだような内容と問われうるところがあったね。ちなみに「裏表」「ローリン」「ダンスホール」の3曲は、それぞれ1曲ずつEXIT社のコンピアルバムに収録されている。
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