先週、今週と、物語の設定が明らかにされていくさよなら絶望先生ですが、これを、改蔵に照らし合わせて考えてみようという試みをしようと思います。
2012-05-30 20:48:47そしてそんな改蔵でも、ほとんどの読者が気付かず、後になってわかった幕引きのサインは、おそらく「原点回帰の大号令」だと思います。
2012-05-30 20:52:13先週、今週の絶望先生はまさに第一話をしっかり回顧させるように作られています。ましてや連載前の予告編まで。3.1なども当初はA氏への当てつけと見た人が大勢を占めていたはず。
2012-05-30 20:55:02改蔵の末期において「被害者の会」「年金未納の謝罪」など、いろんなパターンで(今思えば)終わるフラグを立てていたわけですが、読者のほとんどは読み取れなかった。読み取りたくなかったかもしれません。
2012-05-30 20:58:33改蔵の「鮮度」回で改蔵と羽美が付き合いだすというオチがあまりにも軽い展開だったのにも、読者は「急展開」とは思わなかった。おそらく「またいつものふわっとしたオチか」あたりの感想が当時は多かったのでは。
2012-05-30 21:00:41ところがその次の話で沼から浮き上がる。大体1話読み切りの改蔵で、こう続くのは珍しいわけですが、なかったわけでもない。そしてあまりに自然に「とらうま町郷土歴史博物館」の話。
2012-05-30 21:04:22これだって回収する必要のない設定としていろいろ書いたんだろうみたいに思ってしまうところですが、この「とらうまの誇りとは」こそ先週の絶望先生の急展開に相当するものとふんでいるんです、私は。
2012-05-30 21:06:17「改蔵くんの言った事は全部正しいわ。」という部長。今でこそ読めばおやっと引っかかるものがあるのですが、疑う心をまだ持っていなかった当時の私は、そこまで読み切れていませんでした。
2012-05-30 21:09:18なにより、息つく間もなく「秀才塾」という展開。そう、「天才塾」の初期設定を回収しにくるために若干苦しくも「秀才塾」が現れるわけです。余談ながら私の普段のツイッター上の「凡才塾」はこれ由来です。
2012-05-30 21:10:58郷土歴史博物館が設定を明かす場所なのは、一刻前まで先週の絶望先生に対応させて考えてましたが、もしかすると心中のオチてないというか不気味だった終わり方こそ先週の絶望先生かも。
2012-05-30 21:23:47もちろん、完全に解明されていない、カフカがやはり鍵になります。カフカの存在は、改蔵でいうところの「隠し扉」なのではないかと。
2012-05-30 21:27:25「あと○かい」と堂々発表した時点で結末のメドがついているんですから、久米田先生はすでに自信をもって練り上げていることでしょう。
2012-05-30 21:35:03巻末コメントで、「あと○話、何書こう」なんて書いているのは考えていないように見せかける欺きにすぎません。そこは本当の最終回の巻末コメントに「次回作何書こう」とやるためのフリと確信しています。
2012-05-30 21:39:29百見様もね、「きっとこういう仕掛けだぜ」とかしたり顔で言ってちゃまだまだです。もう久米田先生がどうでるか四の五の憶測立てすぎずにわくわく待ち構えてやろうという心境です(笑え)
2012-05-30 21:45:00あといいわけ
なぜトゥギャッターにまとめたかというと、書いている途中でそれがらみのフォローがあったり、ふぁぼがあったり、RTしながら途中で離脱する人がいたりしたので、まとめておいた方が見る人に便利と思っただけでございますってなもんで。承認要求だとか下衆の勘ぐりをする人は放置で。
2012-05-30 23:27:28