トキのRDBランク引き下げについて
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@yokuyama 言いたい趣旨は、ランク付けは副次的な政治問題で、たとえ、ランク変えなくても、遺伝的攪乱になることは困るということです。
2012-05-30 11:04:08僕は個々の事例では(費用対効果はさておき)復元のシンボルとしてのトキのように遺伝的かく乱を正当化できる場合もあると考えています。でも一般化はまずい。RT @celmisia: 言いたい趣旨は、ランク付けは副次的な政治問題で、たとえ、ランク変えなくても、遺伝的攪乱になることは困ると
2012-05-30 11:12:01@yokuyama @celmisia 横からすみません。私もまさにその部分を危惧しています。>「例えばホタルが絶滅した自治体で、ホタルを再導入して絶滅から絶滅危惧IAに戻したとしたら、その活動をレッドデータブックのお墨付きでサポートしていることに」
2012-05-30 11:05:06自然再生ガイドラインの不備が問題でしょうね。小笠原の植物に巻しては、環境省が作成して、遺伝的錯乱を起こす植物移動は、原則認めない事になってます。RT @kayachu: @yokuyama @celmisia 横からすみません。私もまさにその部分を危惧しています。
2012-05-30 11:08:12RDB委員会の見識の問題でしょうね。植物I委員会では、絶対にこのよな変更は認められないでしょう。RT @kayachu: @yokuyama 例えばホタルが絶滅した自治体で、ホタルを再導入して絶滅から絶滅危惧IAに戻したとしたら、その活動をレッドデータブックのお墨付きでサポート
2012-05-30 11:10:34@celmisia @yokuyama そういう可能性もあるのですか。個人的には、再導入個体とわかるカテゴリに区分すべきだと考えています。環境省が先例を作ることで、都道府県版RDBも右倣えする可能性を懸念しています。
2012-05-30 11:16:29@kayachu トキのRDBランク下げはものすごい違和感ありますよね。どなたかも書いていたようですが、私も別のカテゴリを設けるべきだと思うし、なぜ環境省が急いでランクを変えたいのか理解できません。
2012-05-30 11:44:47@falconshrike すでに野外で繁殖もしているので、「野生絶滅」ではない、ではどこにカテゴライズされるのか・・・というところですよね。そこで、トキの再導入への「評価」として、ランク下げの検討がされているということだと思います。
2012-05-30 13:35:00@kayachu 『国内個体群に限る』、言い方を変えれば『土着の個体群に限る』か否かの問題なんでしょうね。個体群ごとに特異性がある場合(全然ないワケがありませんが)、同じ分類群であればそれで良いってことにはなりませんものね。『国内個体群は絶滅』とかの注釈付きにするのが現実的かな?
2012-05-30 15:00:15@kayachu あるいは『種の保存法』など他の関連の深い法律との絡みもあるのかも、などと深読みしてみたり。国産だろうが外国産だろうが、希少種指定の種には一律に飼育禁止にしている物がありますから。あんまりガチガチに決めると柔軟な運用が難しくなる可能性をおそれているのかもです。
2012-05-30 15:03:52@Kouji_Gardening 同意です。現在のトキの個体群は全て中国産の子孫なので、そうした注釈は必要と思います。>『国内個体群は絶滅』とかの注釈付きにするのが現実的かな?
2012-05-30 15:59:31@kayachu @yokuyama しかし、国境や県境が必ずしも遺伝子流動の障壁になるわけではありませんよね?外来であることをどこまで厳密に適用して警戒するかは、ケースバイケースになると思います。鳥であれば、近現代に確立した分布には浅い歴史しかないと大目に見ていいと思うのです。
2012-05-30 15:30:23@MasakiHoso @yokuyama ええ、例えばコウノトリのような渡り鳥では、国境や県境は障壁にはならないですね。ただ日本のトキは留鳥ではなかったですか?もともと遺伝的交流がなかった土地に、人が持ち込んだ個体を放した結果増えた個体群については、慎重な評価が必要と思います。
2012-05-30 15:54:30@kayachu @MasakiHoso @yokuyama 横から失礼します。コウノトリにしてもトキにしても、遺伝的にどれほど差異があるかという調査、および評価はされているのでしょうか? そういう論文は聞いたことがないのですが・・・
2012-05-30 15:59:12@phakutaku @kayachu @yokuyama 一瞬調べた限りでは、学術出版物としては存在しないようです。もっとも、日本の個体群で集団サンプリングができない以上、あるいはそのサンプルサイズが小さい限り、「別とは言えない」という結論になるだろうと思われます。
2012-05-30 16:08:23@phakutaku @MasakiHoso @yokuyama このような記事がありました。もと論文は読んでいませんが、両種の遺伝的差異は個体差レベルだったということのようです。 http://t.co/diJDODmp
2012-05-30 16:09:42@kayachu @phakutaku @yokuyama 書き方からして、これはたぶん、ハプロタイプ多型の解析ではないでしょうね。ミトコンの配列を見比べたんでしょう。集団間にどの程度の隔離があったかは、ここからじゃちょっと何とも…
2012-05-30 16:18:52こういう記事がありました。ミトコンですね。10年前にしても、はっきり言ってしょぼ過ぎる解析です。今ならもっと厳密にやれるはずですが、朝鮮半島など中間地域の個体群も絶滅している以上、中国の残存個体群と日本の絶滅個体群の間で比較してもあまり意味はありません。残念です。
@kayachu @yokuyama 必ずしも留鳥とは言えないようですよ http://t.co/4AyK9Fhn 佐渡ー本州間は渡っちゃいましたし、大陸との行き来もしばしばあったのでは。
2012-05-30 16:09:29@MasakiHoso @yokuyama なるほど、漂鳥もいた可能性があるのですね。ただその頻度についてはどうなんでしょうね。イレギュラーな「客人」なのかなぁと思ったり。
2012-05-30 16:13:34@kayachu @Masakihoso つぶやきを興味深く拝見しております。遺伝子流動の議論をするなら、渡りではなくて出生地分散や繁殖地への執着が問題ではないでしょうか。
2012-05-30 16:35:42