テストに出る生活保護法 申請までの実践編!
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「テストに出る生活保護法 ここだけは押さえたい超基礎編」をトゥギャりました。 http://t.co/cjFFzG7C
2012-05-29 19:56:47「テストに出る生活保護法 ここだけは押さえたい基礎編」をトゥギャりました。 http://t.co/IWTcHT6B
2012-05-30 11:35:53生活保護バッシングがひどすぎ。感情的なのはやめてもらいたい。ソンなわけで今日もつぶやいてみる。ちなみに、こちらも参照してください。 http://t.co/CKhcdeRc
2012-05-31 19:33:04生活保護の目的は2つある。よくある間違いはこれ。困っているからお金をあげるだけというイメージ。これが間違い。これは役所が悪い.はっきり言おう。役所が悪い。もう一つ大事なことは、自立の助長。自立した生活ができるように援助することも目的になっている。
2012-05-31 19:34:33当然、受給者一人ひとりのそれまでの人生は異なるのだから、その人が今後どうしたらよいかも異なる。だから、個別に考えなくてはならない。したがって、担当者のことを「ケースワーカー」と呼ぶ。個別のケースを扱う人という意味なのだ。
2012-05-31 19:35:42ただ、現在では受給者に対するケースワーカーの人数が足りない。それは自治体職員を減らしてきた経過があり、これを推進してきた政府が悪い。このことは今回の被災地を見てみてもわかる。万が一というぎりぎりのときに、人減らしによって、最悪の結果がより最悪となるのだ。
2012-05-31 19:37:37さて、話を戻そう。生活保護の申請は国民の権利である。申請そのものはどんな形を取ってもかまわない。しかも現在地の原則であるから、住民票があろうとなかろうと関係ない。生活保護を受けるのは人であり、住民票ではない。
2012-05-31 19:38:48申請窓口は福祉事務所である。とにかくよくわからなければ市役所に行くといい。子どもの頃からこういうことは教えておきべきだ。「泥棒は110番、けがと火事は119番、生活苦は役所」と。
2012-05-31 19:40:12申請窓口へ行くと、あれこれ聞かれるだろう。ともかく大事なことは「生活保護を受けたいです」ということ。なお、たいがいの人は携帯電話を持っていると思うので、録音機能を使ってもいいだろう。録音していることは、相手に伝えてもいいだろう。申請したのに受け付けないのはダメだ。
2012-05-31 19:41:57ただ、せい津保護を申請したいぐらいに生活が困っているからといって、いつでも生活ほど制度を利用できるわけではない。だからといって、すぐに断られたと思わないでもらいたい。あきらめが一番よくない。
2012-05-31 19:43:18生活保護を受けるための要件は3つだ。まず、資産活用。現金や預貯金があれば、あと半月は何とか、、、という程度だろうか。持ち家については、その家がどの程度かによる。その家に住んだままのほうがいいこともあるからだ。
2012-05-31 19:45:39なんにしろ、家そのものはお菓子の家でない限り、食べられない。家は将来的に売ることになったとしても、食費がなければどうしようもない。だから生活保護を申請することそのものの障害にはならない。(ただし、資産価値のある家を売りに出す意思がない場合は、少々問題である)
2012-05-31 19:47:07金の指輪はどうか。たしかに金は現金化できる。とはいえ、そうそう何十万円もにはならないと思われる。また、その金の指輪が親の形見だったらどうなるのか。このあたりは個別の事情によるだろう。
2012-05-31 19:48:34要件の2つ目は、能力活用。仕事ができる人は仕事をして収入を得る努力をしよう。しかし、体調を悪化させてまで働くなどは論外だし、就職活動しても仕事が見つからないのはやむを得ない。それから、あえて言っておくが「身体を売れ」などというのは論外きわまりないと付け加えておく。
2012-05-31 19:50:32要件3つ目は、他法活用。生活保護よりも他の制度が優先される。たとえば年金、失業保険、就学援助といったものである。これらは、私たちが知らないこともある。逆に言えば、ケースワーカーはすべての社会保障制度を熟知していなければならない。
2012-05-31 19:52:07これらの要件については、生活保護の申請後に担当部署が適切に判断することである。中には、自分の知らないうちに親が自分の名義で銀行にお金を預けていたということがあったりするので、そういったものが見つかればラッキーと思えばいい。
2012-05-31 19:53:32あえて2回いいっておく。要件を満たすかどうかは申請後に適切に判断すればよいことであって、申請以前ではない。したがって、申請したい人としては「私は生活保護を受けたいです」と申請意思を明確にすることである。
2012-05-31 19:55:02申請から受給決定までは基本14日以内。やむを得ない場合は30日である。当然受けられない場合は理由を言ってくる。その理由に納得いかない場合は異議申し立てもできる。
2012-05-31 19:56:16なお、申請から決定までの間の生活であるが、その間は社会福祉協議会で運用している緊急小口資金を利用するといいだろう。もし大家さんが支払を持ってくれるというならそれに甘えてもよいだろうし、いずれにせよこの間が一番大変なのだ。
2012-05-31 19:57:34生活保護の申請時に、親族に対する照会が行われる。これは生活資金だけでなく、入院時の連絡先など、お金の面だけでなくいろんなサポート方法がある。
2012-05-31 19:59:45もしも突然の照会で相手をびっくりさせて悪いなと思えば、自分から話をしておくといいだろう。援助してもらえるならそれでもいいし、無理なら仕方がない。扶養義務とはそういうものなのだから。
2012-05-31 20:00:58また、暴力などを理由として縁が切れている場合は、そのことをきちんとケースワーカーに強く伝えなければならない。「暴力をふるうのだから絶対に連絡しないでくれ」と。具体的にどういう暴力行為だったかも伝えていいだろう。あとで大事になっては困るのだ。
2012-05-31 20:02:26ちなみに、「仕事するより、生活保護の方がいいじゃないか」という人がいる。ああ、仕事しながらでも生活保護は受けられるぞ。要件に仕事をしているか否かは書いてないだろう?以前も言ったが、生活保護は最低生活にまで下駄を履かせる制度だ。
2012-05-31 20:04:11