自善説の人と自悪説の人

@dainotopia

さてと

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性善説、性悪説というのがあるけれど、それに似た感じで、心の底で自分を善と思っているか、悪と思っているか、大まかに2種類の人がいるんじゃないかと思った。明るいとか、暗いとか、陽気とか陰気とかとは違って。そして、思えば僕が気兼ねなく付き合えるのは自悪説の人で、同じく僕も自悪説である。

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自分が善だと思える人、自善説の人は根拠のない自信の類が自ずから備わっている人。自分が悪だと思う人、自悪説の人は自信の根拠を何から自分で作り上げなければいけない人。両者は自信の作り方が違って、違う方を教えられたり、押し付けられたりすると、リズムが狂ってくる。自分のタイプはどちらか。

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自善説の人は、自信に根拠がいらないから、志向は未来に向かいやすい。仮に自信がなくなっても、また温泉のようにどこかからポッと湧いてくるから、前に前に行きやすい。対して自悪説の人は、自信に根拠が必要だから、来た道をいちいち確認し、自分を積み上げて自信にしていく。比して前に進みにくい。

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いつも言うことだけど、自善説と自悪説に善し悪しはなくて、大事なのは自分はどちらの傾向があるかを自問すること。そして、彼はどうか、彼女はどうか、それを考えてみて、接し方を考えてみること。自分の自信はどこから来てるか、彼の彼女の自信はどこから来てるか。根拠はあるか、はたまたないか。

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僕は今まで、根拠のない自信はほとんど湧いたことはなくて、裏打ちする何かがないと自信は湧かない。だから、自信を湧かせるために何をすべきかを考えるし、よく後ろを振り返る。だから自善説の人に比べたらなかなか前に進みにくいけど、それが自分の進み方で、これには自信を持っている。おわり。