芸術的才能と大脳生理学と市場との関係について(1)

続きはそのうち書きます。
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ロックンロール哲学者 @afromootekki

この本について語りたいことは山ほどあるが、ここではあえて本に語られてないことを語りたい

2012-06-04 20:44:20
ロックンロール哲学者 @afromootekki

とはいえまずは引用から。大脳新皮質は言語や論理を司り、感情や意思決定には関与しない。一方大脳辺縁系はその逆だという。

2012-06-04 20:47:29
ロックンロール哲学者 @afromootekki

よって人を感動させたり行動を促したりするのは、新皮質主導で作られたものでなく 辺縁系から生まれたものである。感情に訴えかけるのは、やはり感情から生まれたものだからだろう。ここまではいい。

2012-06-04 20:51:34
ロックンロール哲学者 @afromootekki

すると才能に恵まれた芸術家の多くが、理論や技巧をバカにするのも納得がいく。それらは自分の感情に訴えかけてこないからだ。

2012-06-04 20:53:47
ロックンロール哲学者 @afromootekki

一方そういう人たちの多くは、自分がバカにする技巧や理論の乏しさゆえに、自分の才能を十全に活かせずに消えていってしまう。

2012-06-04 20:56:51
ロックンロール哲学者 @afromootekki

結果として、芸術の才能は乏しくとも売り方に長けた人たちばかりが残る。しかしそうして残ったものの殆どは人を感動させるものではないので、芸術を愛する人は増えないし、逆に愛する人は、自分を満足させるものがないので、芸術から遠ざかっていく。

2012-06-04 21:04:02
ロックンロール哲学者 @afromootekki

さて本の主題に帰ると、最終的に人の信頼を勝ち得るのは「何故」を動機としたものであり、作品はその具現化に過ぎないという。

2012-06-04 21:09:24
ロックンロール哲学者 @afromootekki

そういう意識を持って文化芸術に携わる人たちが増えれば、もっとマシな作品が市場に出回るんじゃなかろうか。

2012-06-04 21:19:35
ロックンロール哲学者 @afromootekki

なぜ作品を作るのか、なぜその作品が自分に、または世の中に必要なのか。その作品が、或いはそれを作ることにどんな意義があるのか。

2012-06-04 21:13:38
ロックンロール哲学者 @afromootekki

与えられた環境でどうサヴァイブしていくかだけじゃなく、負の連鎖とどう戦うかを考える人たちがもっと増えて欲しい。

2012-06-04 21:21:41
ロックンロール哲学者 @afromootekki

そう考えると 印象派展に参加してた画家たちとか トキワ荘の漫画家たちって本当に偉大だなぁ、と思った

2012-06-04 21:23:52