マグネシウム循環型社会の話から地球温暖化・海洋無酸素事変の懸念トーク
温暖化が仮に現実にこれ以上進行するとして、その場合海水面が上昇するのは氷河が溶けるからだよ。極圏の氷が溶けてうんぬん、って言うのはグラスの氷が溶けて水位が上昇するか? って考えればわかる。
2012-06-07 02:27:42@schemeA 氷河が溶けるからというのもちょっと誤解ですね。溶けても溶けた分だけ増えれば結局海水面の上昇は起こらないんで、それも考えて海水面の上昇を考える必要があります。
2012-06-07 02:30:07@schemeA そうですね。結局どこそこでめっちゃ溶けまくってるからすぐに海水面の上昇が引き起こされるとか、そういう訳じゃないんですよね。
2012-06-07 02:36:46地球温暖化で海面上昇って、極の氷が溶けることより、海水温が上がって体積が増すことの影響の方が大きいって聞いたことあるけど、どっちが本当なんだろう?
2012-06-07 02:41:33@kajitetsudai 本当と言えば本当です。あくまでも数値計算の世界ですが、極域の氷はほぼ溶けませんし、むしろ増加する可能性すらあるので、そんな0に近い変化よりは確実に起こる体積膨張の方が影響が大きいというわけです。それを考えても50cm程度しか上昇しないんですが。
2012-06-07 02:43:57地球温暖化は嘘かと言われると、一応嘘ではない。地球温暖化で北極海の夏季氷域が収縮すれば北極海の生態系に甚大な影響を与える事は容易に予測できるし。
2012-06-07 02:44:30温室効果自体は現代の科学的知識ではほぼ100%存在すると言い切っていいんですがね。温室効果を考えないと、地球の気温はマイナス18度になる。問題は気温が上昇したからCO2濃度が上がったのかその逆なのかが絶対判別不能だと言うことでしょうなあ。
2012-06-07 02:46:05温度が上昇したから海水のCO2溶解度が下がり、故にCO2濃度が上がるというのもあり得るし、CO2濃度が上がったから温室効果で温度が上がったってのも全然あり得る。この二つを科学的に区別することは実に難しい。
2012-06-07 02:47:14それに地球惑星科学が与える「予測」というのは、科学的な予測ではない。コンピュータの中にある小さな地球を作り、そこに色々な条件を与えてやってその地球がどんな挙動を示すか計算するという、ただそれだけ。与える条件には科学的根拠は何もない。残念ながら「起こってみなければ分からない」。
2012-06-07 02:52:24@stalemateA あー、やっぱり上がってもそのくらいなんですね。何メートルも上がらないんじゃないかとは思っていましたが、計算も出てるんですね。気象、環境関係はいろんな事象の影響を受けるので、『その事象がどの程度影響を与えるのか』評価が難しいかもですねー。
2012-06-07 02:54:06@kajitetsudai 気候変動に関する政府間パネル、IPCCが4年に1度位レポートを上げてくれてるので、それが世界的な地球温暖化に対する統一見解だと考えていいんじゃないかと思います。
2012-06-07 02:57:55@stalemateA 政府間レベルで統一見解出してるんですね。調べてみます。温室効果ガスでメタンが一時話題になりましたけど、あの辺りも書いてあると面白そうです。
2012-06-07 03:09:48海洋無酸素事変が起こったらもう大変ですよ。海の生物はかなりが絶滅する。真っ先に絶滅するのはサーモンなんかの魚。餌となるプランクトンが海洋無酸素化に非常に弱いから。
2012-06-07 03:04:58@8000yo さあ‥‥。そこまでは本当に「起こってみないとわからない」世界なので。適当な条件を与えてモデル組めば海流停止も起こるでしょうし、また別のモデルを組めば何も起こらないってこともあるでしょう。
2012-06-07 03:06:43温暖化で熱塩循環が弱まるかもしれんとか言う予測は確かに出てた気がする。なんだっけか。確かに古生物学でやったんだが‥‥。1年も前だと忘れたな。
2012-06-07 03:13:46そうだ、ヤンガー・ドリアスだ。熱塩循環が急激な温暖化により停止、ガルフストリームが停止することで地球が寒冷化したと。デイ・アフター・トゥモローのモデルですな。
2012-06-07 03:16:15