ラーメン二郎ネオサイタマ店

ぺ～ぶ♡すぱぃく（CV：五十嵐裕美） @PaveSpike

#ラーメン二郎ネオサイタマ店 #njslyr

dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

ジローは、ネオサイタマで最も異常なファスト・フードのひとつだ。老人たちが好む古き善きラメン屋のようなサブメニューは無く、かといって、若者たちが好むヨシノヤのチェーン店のような刺すか刺されるかの雰囲気もない。ジローには、人との関わりに疲れた男たちが集う #ラーメン二郎ネオサイタマ店

じー・ぼくしーず@uɐdɐɯıs @G_boxes

今日もまた「バカ」「スゴイ」などと落書きされた装甲シャッターの前にトレンチコートを着込んだ男達が重金属混じりの雨に打たれつつ列を作って並ぶのであった。 #ラーメン二郎ネオサイタマ店

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死んだトロめいた目の男がジローに入ると、そこには同じような目をした男たちが規則的に並んでいた。行列に加わりしばらくすると、男は「小」「大」と文字が並ぶ無機質な券売機の前に着いた。トークンを券売機にいれ、小を押すと券売機から青いプレートが出てきた #ラーメン二郎ネオサイタマ店

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プレートを受け取った男がさらに待つと、カウンターの中の汗だくの男がプレートを見せるように促した。男は黙って青のプレートを見せると、汗だくの男も黙ったまま頷き、静寂のまま麺が茹でられていく。一切言葉は不要、ジローの為だけのワビサビ空間がここにはあった #ラーメン二郎ネオサイタマ店

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麺を入れてしばらくすると、汗だくの男は初めて口を開いた。「ニンニクいれますか？」。その言葉を受け、最前列の男が「ニンニクヤサイマシマシアブラカラメ」とブディストパンクスのスカム禅問答めいた難解な言葉を発する。続く男達も似た言葉を発していく様は異様だ #ラーメン二郎ネオサイタマ店

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全ての男達が呪文めいた言葉を唱え終わると、汗だくの男は作業に戻りつつ、男達に空いている席に座るよう促す。男達が席に着きしばし待つと、行列順に男達の前にドンブリが置かれていった。 #ラーメン二郎ネオサイタマ店

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おお、ナムアミダブツ！ 男達の前に置かれたドンブリには、麺すら覆い隠す量のバイオモヤシが盛られ、さらに脂がかけられた様は、そびえ立つフジサンとそれをデコレートする雪めいた威圧感を誇っていた！ これがジロー！これが食べ物なのか！ #ラーメン二郎ネオサイタマ店

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男はドンブリを一瞥すると、バイオモヤシの山を掻き崩すかのようにハシを突き立てた。早い！ 男がハシ突き立てた瞬間、モヤシはその三分の一が既に男の口の中に飲み込まれていた！ 男はモヤシを咀嚼しつつ、ドンブリの中のモヤシの山を崩し、麺と絡めていく！ #ラーメン二郎ネオサイタマ店

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同時に食べ始めた他の男達も、皆が同じペースでモヤシサンを崩しつつある。そう、彼等こそジローを極めたヤバイ級ジロリアンなのだ。彼等にとって、この程度のことはブレックファスト前なのだ #ラーメン二郎ネオサイタマ店

dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

疲れたので、誰か続きヨロ #ラーメン二郎ネオサイタマ店