アニメ「超電磁砲」を想起してみた
木山がレベルアッパーを使ったのも目的意識としては共感出来る物だった。でも木山は不器用だった。その不器用ゆえの視野狭窄でレベル0を傷つけてしまった。
2010-06-26 01:39:46これは美琴と同じなはずなんですよ。不器用ゆえの視野狭窄から「レベルなんて関係ないじゃない」とのたまう美琴、不器用ゆえの視野狭窄からレベル0を利用するレベルアッパーなんて作り出した木山。
2010-06-26 01:40:28木山が絶望に負けて、美琴が絶望の寸前で引きずり上げられたのは何故かというと単純に美琴の運が良かったんです。その代わり不幸を引き受けたバカが居る訳ですがね。ええ、説教の人です。
2010-06-26 01:42:41上条がどうこうじゃなくてね。とにかく美琴は運が良かった。どうも自殺特攻を仕掛ける寸前まで追い詰められてたけど、ギリギリで助かった。一方は妹達を殺さなくて済み、美琴は黒子の元へ帰れた。
2010-06-26 01:44:04それを踏まえた上で超電磁砲アニメのテレスティーナ編を想起すると、惜しいんだよね。美琴には木山の件に首を突っ込む義理はあるんだよ、本人も方法を間違えなければ手を貸すと言ってたし。でもそれは木山の絶望を知った後の方が絶対良かった。
2010-06-26 01:45:34ちなみに超電磁砲DVD/BDの学芸都市編は9巻の後だっけ? 美琴も黒子も初春も時期的にあの辺が一番動かしやすいと思う。
2010-06-26 01:47:37マンガ超電磁砲は「禁書目録プロローグ」みたいな所がコンセプトだから。まあ説教の人っぽく言えば「ちっとばっか長いプロローグに絶望してんじゃねえよ」という感じ。その方が読みやすいんだけどもさw
2010-06-26 01:48:33逆にアニメ版の時系列はあの時期でなければいけない道理が無いんだよね。というか2クールは5巻以降の方がしっくり来る。上条さんの記憶喪失問題で重箱の隅をつつかれずに済んだろうし。
2010-06-26 01:49:32御坂美琴は妹達の絶望を乗り越えなければ成長出来ないキャラなんだと思う。あそこで徹底的にへし折られて、自殺寸前まで追い詰められて、その上で上条と妹達の姿を垣間見た上でようやく通過儀礼になるというか
2010-06-26 01:51:01上条がどうこうじゃないな。アレの影を薄くするのは別に良い。美琴は上条に依存するような性質じゃないだろう。でも妹達は消しちゃ駄目だったんだろう。
2010-06-26 01:51:55佐天さんが禁書世界に馴染めそうになかったのも、この煽りを食らってる。禁書らしさを極力消し去ったアニメ超電磁砲では禁書との橋渡しは難しかった。
2010-06-26 01:53:45シスターズ編は「上条に救われた事」も確かに美琴にとって大きいけど、「妹達を助けるために身を呈した事」「不器用さ故に傷つけてしまった事」「自分の力ですら及ばない存在(学園都市)に自信をへし折られた事」「レベル5になった努力が結果的に人殺しに利用された」というのが大きい。
2010-06-26 01:57:43妹達は生きる意味を見出し、一方通行は上条に敗北した事と打ち止めとの出会いによってやはり自分の生きる目的を見出した。
2010-06-26 02:01:27シスターズ編の前だと「結局また一人で戦うんじゃねーか」という事になってしまう。パラレルにするしかないんだよね。
2010-06-26 02:05:14「上条と戦った奴が、上条の知らん所で戦ってる」というのが禁書の好きな所なんだ。上条の視点は絶対じゃない。右手だけじゃ守れる物も限られてる。だからアレは仲間が居るんだ。
2010-06-26 02:06:41例えば美琴と木山との関係。これも「限りなく絶望に近い運命」を経験した後の方が美琴の共感度はケタ違いでしょう。木山を止めようとするのも、木山に手を貸そうとするのも。
2010-06-26 02:09:38