呉氏による、これまで手がけた作品の話

呉 @cure_pon

それが、ピンクの髪の女の子、理瀬というキャラになります。が、下にも書いたように、久生は萌えキャラってわけではないし、現代のエロゲーキャラの（直接的な）参考にはできそうもないので、元ネタ的になっているのはあくまで口調だけですね。

呉 @cure_pon

Princess Evangileではそういう、「こんな女の子を描こう」という明確な企図があって立ち上げた企画であって、そういう作り方は自分にとっては新鮮なものだったし、書いていてとても楽しかったですね。

呉 @cure_pon

いつになく執筆していて、ヒロインに対して思い入れというか、感情移入してしまったりして。まあそれはもしかすると、作中で流れる期間が１年と長いので、そうした時間感覚が書き手にも影響を与えたのかもしれませんが。

呉 @cure_pon

リリースした暁には、そうした感覚をユーザさんにも共有してもらえたらと心から願っているわけですが……さぁどう出るか。

呉 @cure_pon

それにしても、ＨＤを見るとPrincess Evangileの企画は２００９年１０月頃にはおおかた固まっていたわけで、なんとも感慨深いものが有ります。……と発売されてもいないのに感慨に浸ってみます。

呉 @cure_pon

せっかくの機会ですので、PrincessEvangileのサブヒロインについてちょこっと。

呉 @cure_pon

PrincessEvangileではサブヒロインの数が多いのですが、なんであんなにいたかというと、舞台となる学校が少々特殊な設定ということで、そこで生きる生徒たちの想いや思惑というのを描きたかったのが一つ。

呉 @cure_pon

そしてもう一つは、学校にとって異物である主人公がやってくることによる、変化や、生徒たちがどう受け止めるかも、（特に序盤のほうでは）書かないといけないだろうと思ったのです。

呉 @cure_pon

無論、それは何もサブヒロインではなく、メインのほうでやってしまってもいいわけですが、そこまでやると分量的にも描ききれない。僕の能力的な問題もさることながら、ムーンストーンの人的物的リソースも遙かに超えてしまうというのがあり、チョット無理かなと。

呉 @cure_pon

まあそういうメーカー側の理屈はさておき、PrincessEvangileにおいてサブヒロインも攻略したかったという声があったのは、厳粛に受け止める次第であります。