『スーパーマリオ』が何回プレイしても楽しいのは、パワーアップに秘密があったからだ

「チビマリオ」「スーパーマリオ」「ファイアマリオ」のどれで進むかで、同じステージでも全く違う感覚で遊べる。 だから、何度プレイしても飽きずに楽しめるのかも。
10
ニカイドウレンジ @R_Nikaido

しかしあれだ。自転車を何年かぶりに乗ってみて気づいたが、「チビマリオ→スーパーマリオ」の図式と「歩き→自転車」の図式はとても似てる。同じステージなのにゲーム性が全く違うんだ。(続く)

2010-06-26 19:30:41
ニカイドウレンジ @R_Nikaido

速度だけなら足で走ってもも上がるけど、自転車に乗るともっと早く走れるようになる。車道も走っちゃえる。しかし段差や通行人は障害物に変化するし、小回りが利かないというデメリットもある。歩き慣れた街なのに、感覚が全然違う。足で走るのとは決定的に違う。これは、『マリオ』もそうなんだ。

2010-06-26 19:34:13
ニカイドウレンジ @R_Nikaido

「チビマリオ→スーパーマリオ」では、「ブロックが壊せるようになる」ようになり、今まで障害物だったものを取っ払うことが出来るようになる。しかし逆に背の高さが仇となり狭い隙間に入れなくなる。同じステージでも進み方に大きな差が出る。それが一番顕著に表れるのが、1-2のあそこなんだよな。

2010-06-26 19:39:19
ニカイドウレンジ @R_Nikaido

「スーパーマリオ→ファイアマリオ」でも同じような変化が起こる。今までは近付くというリスクを冒さなければなければ倒せなかった敵が、ファイアで遠くから倒せるようになる。ファイアを持つことで、ファイアを有効に活用するための位置取りを自然にすることになる

2010-06-26 19:45:34
ニカイドウレンジ @R_Nikaido

つまり、「チビマリオ」「スーパーマリオ」「ファイアマリオ」のどの状態で進むかによって、同じステージでも全く違う感覚で遊べるということなのだ。その感覚が、自転車に乗ったときと全く同じ感覚だったということでした。

2010-06-26 19:48:45
ニカイドウレンジ @R_Nikaido

例えばさ、「チビマリオ」から、ジャンプ力・走行速度・ライフがそれぞれ上昇するだけのパワーアップだったらどうか。ゲームをより有利に進めるようになるけど、たぶん「チビマリオ」と同じ進行ルートになるはず。つまり「ゲーム性に変化がない」ということ。自転車じゃなく足で走るだけと同じだ。

2010-06-26 19:53:52
ニカイドウレンジ @R_Nikaido

まあ、さっきの例でも多少は遊び方が変化していることはたしか。だけどすごく小さい。もしも、「走る速度が10倍に!」とか「ジャンプ力が3倍に!」とかだったら全く変わるけども。ちなみに『ライオットアクト』はそういった要素の成長で少しずつゲーム性を変化させて楽しませるゲームだと思ってる。

2010-06-26 19:58:49
ニカイドウレンジ @R_Nikaido

なんかまとまらなくなったけど、「だからスーパーマリオは何回遊んでも楽しいんだ!」ってところかな。かけ算式に遊びの幅が増えていく、容量の制限が厳しい時代、最小限の材料で最大の楽しみを生み出すためにはどうすればいいか。その答えとしての『スーパーマリオ』。すごい。

2010-06-26 20:11:03
ニカイドウレンジ @R_Nikaido

ちなみに『マリオギャラクシー2』では大量の素材に物を言わせて、「材料を一口かじらせては捨て一口かじらせては捨て」という手法で遊びの幅を作ってました。そりゃ、「容量制限ほぼ無し&前作という素材あり」なので、こっちはこっちで最善手だとおもう。

2010-06-26 20:16:35