NHKラジオ 私も一言!夕方ニュース 「震災から1年3か月 住まいの復興を進めるには」(2012/6/11)
番組前
明治大学 山本俊哉先生「震災から1年3か月 住まいの復興を進めるには」6月11日 17時20分から18時15分 NHKラジオに生出演してスタジオトークします。仮設住宅、見なし仮設、住宅再建の現状と改題について、前・岩手県住宅課長の大水さん(国交省都市局)と一緒です。
2012-06-11 00:18:37本日NHKラジオ第一で夕方5時20分から、明治大・山本先生が出演。被災地の住宅復興について。http://t.co/7lBJlAaG
2012-06-11 15:20:33これからNHK 。午後5時20分から生出演。テーマは1年3ヵ月たった被災地の住まいの現状と課題。ネット放送もありますとのこと。
2012-06-11 15:52:16番組概要
被災地を中心に急ピッチで建てられた5万戸以上の応急仮設住宅で暮らしているほか、全国の国家公務員宿舎や公営住宅が2万戸近く、さらに7万戸近くに上る民間の賃貸住宅、いわゆる「みなし仮設」での避難生活を送っています。
2012-06-11 17:32:31被災した自治体では新たな街づくりに向けて、復旧・復興作業に入っていますが、高台移転に伴う住宅再建や、仮設以降の本格的な住まいの場となる災害公営住宅の建設が住民合意や用地確保において順調に進んでおらず、厚生労働省では「みなし」を含めた仮設住宅の使用期限を3年へと延長しました。
2012-06-11 17:32:50「みなし仮設」を含め仮設住宅に暮らしている間は家賃の負担なく生活を送ることができますが、その後は住宅を再建するか、自治体が安い家賃で提供する災害公営住宅などで暮らすことになります。仮の住まいから本格的な住まいへと移行する「住まいの復興」をどう進めるか、大きな課題となっています。
2012-06-11 17:33:25【ご意見募集中】 みなさんは、震災から1年3か月たった被災地の住まいの現状をどう考えていますか? 広さや設備の面で不備が指摘される応急仮設住宅に2年以上暮らすために必要なことは何だと思いますか?
2012-06-11 17:35:53番組前半
スタジオゲストは明治大学理工学部教授の山本俊哉さんと国土交通省都市局の企画専門官、大水俊弘さんのお二人です。
2012-06-11 17:36:19仮設住宅の議論。住まいの現状から。山本「仮設住宅の長期化必死。被災者は不安を抱えている。若い人が地域から出来ていき、災害過疎化が進行するおそれ。」
2012-06-11 17:37:39山本「仮設住宅により差が顕在化。支援が入っているところ、入っていないところでの差が顕在化。大きい仮設では人材がおり、支援が入りやすい傾向。自治会活動も活発」
2012-06-11 17:38:51大水「仮設にも色々問題があり、対応してきたが、これからの住まいということで、いつ、仮設から出られるかということを考えている人が多いのでは。被災市町村も規模がそれほど大きくない中、苦慮しながら進めている」
2012-06-11 17:40:27山本「掃き出し窓がない。腰高窓の住宅もあり。高齢者の場合は閉じこもる、火災時に危ないなどの問題。顕在化はしていないが、設備面からそういう問題を引き起こす可能性あり。ある面しょうがないが」
2012-06-11 17:42:54山本「(応急仮設住宅の課題)昨年の5月までに作られた仮設住宅、玄関の反対側にある窓が腰高窓。高齢者の引きこもりを助長し、火災発生時の避難や救助に支障をきたすおそれ。設備面でそういった懸念がある」
2012-06-11 17:44:26大水「標準的な部材を作って大量供給するということで、応急仮設住宅は作られている」「断熱化等の改善はしてきているが、排水の課題や広さの問題があり、まだまだこれからといった面も」
2012-06-11 17:44:32