あれ、警戒区域は20キロじゃないの?
- HayakawaYukio
- 21893
- 0
- 5
- 2
その小隊長は「20キロなんて聞いたことない。20キロまでは行けるって決まってるんですか?」と言い放った。いま思い出すと腹立たしい。あいつのせいで、私の地図の肝心部分が正確に表現できない。
2012-06-12 10:50:15許可証があれば通せるとその小隊長は言った。許可証を発行するところとして彼は、市町村、県、国、電力会社をあげた。え、県と国も、市町村の頭越しに許可書だせるのか。一介の株式会社である電力会社も許可書出せるのか、すごいもんだな、と思ったが、いうのはやめた。
2012-06-12 11:15:58その直前に、「なにも実力行使しようとしているわけではない。実力ではいったら逮捕されるのを知っている。はいりたいと希望を言ってるだけだ」と私が言ったら、彼がこう返してきたから。「ふつうそういうことは言わない。思っていても言わない。人道的にそういうことは言わない」
2012-06-12 11:18:47話の最初はこうだった。「北海道から手伝いに来てるのですか」「そういうんじゃない。仕事で来てます」「だから、手伝いでしょ」「いや、そんないい加減な気持ちで来てるんじゃない」「じゃ、助けに来てくてるんですね」
2012-06-12 11:22:40ツイート訂正。×「そういうんじゃない。仕事で来てます」 ○「そういうんじゃない。遊びで来てるんじゃない」
手伝いを否定するなら、北海道警備隊が福島県を勝手に警備することになるぞ。このひと、自分が言ってることわかってるのかと心配なになったが、まあ用件に進んだ。しかし、まったく話にならなかった。ひどいもんだった。
2012-06-12 11:24:06現場でわかることには限りがある。それは、知ってる。現場が災害対策基本法を読んだことなく、どの条文で立ち入り禁止しょちしているかも理解してなく、尋ねられても答えられるすべをもっていないことがよくわかった。もちろん、ちゃんとしたことは、必要があれば本署で聞く。
2012-06-12 11:25:35しかし、きのう私がしたかったことは、現場がどうなっているか。警察官が立っているか、立っているならその根拠法は何か、規制をじっさいにどうやってるかを調べることだ。冒頭、調査研究に来た。調べに来た、と目的を明かした。しかし、説明する気はもうとうない気配だった。車の停め方への
2012-06-12 11:27:32指図から始まって、しまいには「ここにいるな。向こうへ行け」とのたまった。「立ち入り禁止の策の外にいるのは自由だろ」と主張したら、さすがにだまった。
2012-06-12 11:28:43許可証の有無だけで機会的に選別するなら、ETC出口みたいな装置を導入すれば簡単に無人化できるんじゃないですか。これから何年も何十年も続くわけだし。若い警察官が被ばくしなくてすむよ【毒】
2012-06-12 11:31:01んで、だれの指示かと聞いたんだが、返事は要領を得ず。「最終的には内閣総理大臣」と小隊長は言った。内閣総理大臣がこの津島保育所の前で検問しろというわけないだろ、と思ったがこれもだまっといた。
2012-06-12 11:38:02ま、彼は、許可証持たないでこの検問所に来るやつはそれだけで十分悪い奴だと認識してるんだろ。きちんと名刺を差し出した大学教授であっても悪い奴と決めつけて、問答無用の姿勢ですべての質問を門前払い対応する彼の姿は、それなりにあっぱれだった。
2012-06-12 11:44:28そうか。福島県を手伝ってる認識が彼にはないのだ。すべてこの国の意思は内閣総理大臣から降りて来ているから、北海道にいても福島県にいても彼は同じように命令に従っている。彼の頭の中には地方自治なんてないんだ。個人の自由なんて夢のまた夢なんだろ。ま、それも幸せな人生だ。
2012-06-12 11:46:46ブラックリスト?ま、そういうリストがあるだろうことは否定しないが、彼にその記憶力と能力はなかったとみられる。忘れないうちに書いとく。そのあと、警視庁の2人に職務質問されたことはきのう書いた。車の名義人を聞かれたあと、免許証を求められた。免許証をパトカーに持ち帰った。
2012-06-12 11:52:35「時間かかってすみませんでした。無線が混んでました」と返してた。聞くと、車のナンバーと免許証で、盗難車じゃないか確認したのだそうだ。なるほどだ。有効な捜査方法だ。「ファイリングされるのですか?」と聞いたら「いいえ」 きょうこのあと、また止められるかもしれません。そのときは、
2012-06-12 11:54:09また同じことをお願いするかもしれません」と彼は言った。「車内検札は一回限りなんだけどなあ」と笑って返した。「警視庁の○○に調べてもらったと言ってもらえれば、無線がつながれば早いかもしれません」ともいう。「いや、そちらもお仕事でしょう。何度でも応対しますよ」といってわかれた。
2012-06-12 11:56:1620キロ警戒区域は、たしか2011年4月22日0時からだった。すくなくともこの日時を記した公文書があるはずだ。浪江町長名での文書が存在するだろうか。あの混乱の中で、これはたいへんうたがわしい。誰の名の文書が存在するか、これは歴史的に見て重要な事実であろう。
2012-06-13 05:14:50昼曽根発電所(20キロ)にはバリケードがあるらしい。これは2011年4月22日の判断に対応するようだ。津島保育所(28キロ)の検問は、どうやらそれとは別個のものらしい。つまり二重封鎖だ。津島保育所の検問は、だれがどんな判断をして実施しているのか、現在不明。
2012-06-13 05:17:55現地には、「災害対策基本法による。福島県」とある。県が災害対策基本法をつかって立ち入り規制することって、できたっけか。
2012-06-13 05:18:42(都道府県知事による応急措置の代行) 第七十三条 都道府県知事は、当該都道府県の地域に係る災害が発生した場合において、当該災害の発生により市町村がその全部又は大部分の事務を行なうことができなくなつたときは、当該市町村の市町村長が第六十三条第一項、
2012-06-13 05:26:47第六十四条第一項及び第二項並びに第六十五条第一項の規定により実施すべき応急措置の全部又は一部を当該市町村長に代わつて実施しなければならない。 2 都道府県知事は、前項の規定により市町村長の事務の代行を開始し、又は終了したときは、その旨を公示しなければならない。」
2012-06-13 05:27:06なるほど。浪江町が「その全部又は大部分の事務を行なうことができなくなつた」状態になって、いまでもそれが継続していると解すれば、福島県知事が出張ってくるのはありうることだ。
2012-06-13 05:28:382項に「都道府県知事は、前項の規定により市町村長の事務の代行を開始し、又は終了したときは、その旨を公示しなければならない。」とあるから公示があるんだろな。ぜひ見たいものだ。願わくば、立入禁止柵に立つ警察官にコピーを持たせてほしんものだ。照会する手間が省ける【毒】
2012-06-13 05:30:45@HayakawaYukio 事故調資料より。1/2: 一時立入りに関する検討と対象市町村との協議を整え、原災本部は、福島第一原発の避難区域20km 圏内を警戒区域に設定すること等について、安全委員会に意見を求め、
2012-06-13 05:31:25