京王線南大沢駅ツバメ観察日記2012　ツイートから人のツバメへの関心を考察してみた　

渡来～造巣ステージ

この時期はまだツバメの巣に注意をとめている人はほとんどいませんが、@urbanheronさんが継続的に写真付きでツイートして下さっているので繁殖初期の進行がよくわかります。
造巣に要した期間はおよそ一週間というところでしょうか。

駅（店）側の人は早々にツバメの巣に注意のサインを出しているので恒例行事として対応方法がしっかりとられているようですね。

産卵-抱卵ステージ

この時期になってもツバメの巣に注意をはらう人は少ないようです。
@underheronさんの報告と巣立ち日などから逆算して産卵開始はおそらく5月10日頃。抱卵は産卵終了（5月14日頃）から約2週間であったと推定されます。
（日付は全て推定）

孵化～育雛初期（日齢～5日）

　@urbanheronさんのツイートと写真から推定するにおそらく孵化は5月27日前後です。
　孵化から5日間ぐらいはヒナは小さいためほとんど見えずヒナの声も小さいため目立ちません。しかし親は餌運びを始めているので見る人が見ればヒナがいることがわかります。やはりこの期間のツイートはまだ少ないのですが、ちらほらツバメの巣があることをツイートしている人が現れています。

なお、2回目の繁殖とのツイートをしている人がいますがこれは勘違いでしょうね。

育雛中期（日齢6-13日頃）

ヒナは成長し巣の外からツバメの姿が見え始めます。この頃のヒナには羽毛がある程度生えていて、嘴の黄色がとても目立つ時期です。ツイートが徐々に増え始めます。この頃は皆さんのツイートから少なくとも4羽のヒナがいたことがわかります。
（通常ツバメは卵を4～6個産みます）