東北ずん子小説・第一話

第一話です!『東北家の日常――かねはそと、まめはうち』 第二話はこちら→http://togetter.com/li/324191
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なれーたーずん子 @n_zunkoSS

ずん子にも詳しいことは分かりませんが、「お客さん」たちは、恐らく、イタコ姉さまの降霊術で招いた枝豆の霊かなんかだったのでしょう。彼女が動揺するたびに彼らにノイズが走ったのは、そのためです。

2012-10-12 23:56:36
なれーたーずん子 @n_zunkoSS

事情を理解したずん子がほっこりとしているかたわらで、イタコ姉さまときりたんの問答は進んでいます。とはいえ、もう、大勢は決してしまっているようです。

2012-10-12 23:56:45
東北イタコ @t_itakoSS

しっ、しかし! ほら、生活費はこうして稼ぎなおしましたし!(ジャラジャラ

2012-06-13 20:26:05
なれーたーずん子 @n_zunkoSS

イタコ姉さまは胸を張って、第三の膨らみを思い切り上下させます。 和服の下に隠れていて総額は掴めませんが、ちらっと覗く中のお札の枚数や、重そうな硬貨の音を鑑みても、生活費二ヶ月分くらいの稼ぎはありそうです。

2012-06-13 20:26:19
東北イタコ @t_itakoSS

我ながらいいアイディアでしたわ! ずんだ餅ロ○6! ずんちゃんの魅力とカジノの魔力でお客さんは釘付けですの! これからもこの調子でバンバン――! http://t.co/Cx9yBGNU

2012-10-12 23:56:56
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東北きりたん @t_kiritanSS

――あ、おまわりさーん。

2012-06-13 20:26:49
東北イタコ @t_itakoSS

…………(´゚д゚`) http://t.co/Br754VJp

2012-10-12 23:57:05
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なれーたーずん子 @n_zunkoSS

――それは、一瞬の出来事でした。

2012-06-13 20:27:20
なれーたーずん子 @n_zunkoSS

きりたんが腕をふーらふーらと振って強面(なのにすごい笑顔の)お兄さん二人を呼び込むと、イタコ姉さまは口をぽかんと開けて硬直してしまいました。 顔中に冷や汗をダラダラ流して交霊を始めようとする姉さまでしたが、爽やかスポーティな笑顔にがっしと両腕を掴まれ――。

2012-06-13 20:27:36
東北イタコ @t_itakoSS

『にゃっ! にゃぁあっ! 吾輩は猫であるぞ! 私に狼藉を働いたら許さにゃああああっ!?』

2012-06-13 20:27:48
なれーたーずん子 @n_zunkoSS

消えていく断末魔。今日初めて笑ったきりたん。 ずん子は呆気にとられていて、まだ小学生の彼女の腕の中に、『ずん子写真集』が大事そうに抱きかかえられていることに、気付く余裕がありませんでした。

2012-06-13 20:28:13
東北ずん子SS @t_ZunkoSS

おっ……((( ;゚Д゚))) http://t.co/tqZx6S4O

2012-10-12 23:57:29
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東北ずん子SS @t_ZunkoSS

お姉さまあああああああああぁぁぁぁぁぁっ!?Ε=ε=ε= ┌((( ;゚Д゚)))┘

2012-06-13 20:28:40
なれーたーずん子 @n_zunkoSS

――その後、なぜか釈放されたお姉さまは、お金が入っていたはずの着物の袖に大量の枝豆の殻を抱えてドヤ顔で帰宅。 しかし、不満そうなきりたんによって一ヶ月間ご飯抜きの刑に処せられちゃいましたけど――それはまた、別のお話。

2012-06-13 20:28:58
なれーたーずん子 @n_zunkoSS

「東北ずん子」は東北とずんだを応援する版権フリーのキャラクターです! 詳しくは(http://t.co/xrnE0NoC)までどうぞ!

2012-06-13 20:29:29
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