跡もえまとめ２

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③ドンっ　「いった！あんた前見て 歩けよ」「？（なんだこいつ）」 「あームカつく」 「あ、おいお前謝 れ！って帰りやがった（気強そうな奴だな…）」　目立つプラチナの金髪。前髪にちらつく赤いメッシュ。威嚇するような目。多分、あの時から俺はーーーー　#跡もえ

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②　「もえ」「ん？」「ほらよ」「え！何これ」「開けて見ろ」「うん（今日記念日だっけ？）」　ガサガサ　「！」「何泣いてやがる」「だってこれ」「こないだペアリング欲しいって言ってたろ？」「でも記念日でもなんでもないのに…！」「約束したからな、買ってやるって」「ありがとう！」　#跡もえ

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①　「百年の恋、ねえ」「あーん？」「いや、百年の恋とか言うじゃん？」「そうだな」「百年恋が続いたら幸せだなあって」「確かにそうだけどよ」「だけど？」「百年じゃ、足りねえ。千年先も一万年先も、お前だけが好きだ」「！」「アホ面してんじゃねえよ」「けーごの、馬鹿」　#跡もえ

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→　「うんとね、もえにはままがいないから！みんなとはちがうんだって」「ふーん。そうなのか。まあいい。しかたねえからおまえにおれさまがせれぶなあそびをおしえてやるよ！」「ありがとう」「（かわいいえがおだ）」　#跡もえ　おしまい

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【ショタ部君とショタもえ】　「おい、おまえ。おれさまにしょみんのあそびをおしえろ！」「ん？あなただれ？」「あとべさまだ。あーん？」「ごめんなさい、あとべさま。もえね、なかまはずれだからふつうのあそびがわならないんだ」「なかまはずれ？」「うん」「なんでだ？」　#跡もえ　→

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「けーご！」「なんだ？」「わたしプリン食べたくなった」「は？」「食べたくなったの！」「さっき夕飯食ったばっかだろうが！駄目だ！」「嫌だ！食べるったら食べるの！」「ッチ。一個だけだぞ！」「わーい！けーご大好き」「はいはい（現金なやつ）」　#跡もえ

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③　けーごが帰って来る。飛行機がつく三時間も前からわたしは搭乗口付近でそわそわ。やっと飛行機がついて、人ごみの中からけーごが出てくる。　「けーご！」　けーごを見つけて走り出す。そして飛びついた。　「お帰りなさい」「ただいま」　寂しさを埋めるように、けーごの唇を塞いだ。　#跡もえ

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②　「行ってらっしゃい」　けーごがおじ様のお供で英国に一週間滞在することになった。　「電話毎日する」「ん」「お土産何がいい？」「紅茶」「解った。じゃ、行ってくる」「行って、らっしゃい」　寂しいなんて、行かないでなんて、言えなくて。背中に手を振りながら言葉を飲み込んだ。　#跡もえ

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①　「何それ！！」　生徒会室の扉を開けるとそこには将校の格好したけーごが居た。体育祭応援団の衣装らしい。　「格好いい！」　無駄に色気のあるけーご。すごい格好いい。　「当たり前だろ？」　湧き上がる感情を押さえられなくてわたしは飛びついた。　「な！」「ふふ、いただきます」　#跡もえ

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も「けーごごめん」　跡「別にいい」　も「断れなかったの！ほんとにごめん」　跡「……ッチ」　も「けーごが世界で一番イケメンだから！一番好きだから！」　跡「二番はアイツなのか？」　も「違うよ！！全部！一番も二番もそれ以外も全部けーご！！」　跡「次はねえからな」　も「うん！」　#跡もえ

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③ギシッ　ベットが音を立てて軋む。　「けーご、好き」「愛してる」　触れるだけのキス。それから貪るように深い深いキスをする。ほんのり赤く染まった頬。潤んだ漆黒の瞳。ああ、食べてしまいたい。　「ん、けーご。足りない。もっと愛して？」「！」　どうやら欲望は止まりそうにない。　#跡もえ

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②「どう？」　くるりと目の前で回ってみせるもえ。文化祭の衣装合わせだとかでメイド服を着ている。　「！」「似合わない？やっぱ駄目か」「いや、似合ってる」「ほんと？」「ああ」　ったく覚えておけよ。家に帰ったらお前を離してなんかやらねえからな。　#跡もえ　

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①泣き疲れて眠るもえ。喧嘩なんてしたくないのに。たまにもえの不安定さについてけなくて喧嘩になる。頬にはりついたプラチナの髪を掬い上げてキスをする。それから小さな身体を抱き寄せた。甘い甘い香りが肺に満たされて安心する。もう二度と泣かせたりしないから。俺から離れていくなよ。　#跡もえ

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⑨「お~泣き黒子。元気か？」「……ッチ」　その後けーごはあの授業の先生から泣き黒子と呼ばれるようになりました。本人たちはなんだかそれで仲良くしてるみたいなので良しとしよう。それにしても真っ赤になって怒るけーご可愛かったなあ。　【チャームポイントは泣き黒子事件】　おしまい　#跡もえ

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⑧「笑ってごめんね。でもけーごがいけないんだよ？人の着信音自分で吹き込んだやつにするからじゃん」「……うるせえ」「ほら、ごめんね。謝るから。許して？（つかわたし悪くない。ガックン覚えとけ）」「ッチ」「ん。じゃあ次行こっか」　ってなやり取りがあって機嫌直りました。　#跡もえ

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⑦「ぶはっ、っくく、あははっ。やばっ、超ウケる！けーごっ、あははっ」　わたしにつられて笑い始める教室。先生までもくすくす笑い初めて、お腹痛い。　「岳人！！」　ついに我慢ならなくなったのか、けーごがキレた。その後わたしたちはけーごの機嫌を取る羽目になったのである。#跡もえ

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⑥そう思った次の瞬間。　チャ～ムポイントはっ泣っき黒子っ！はひふへ黒子ぉ~♪　大音量でけーご専用着信音が流れる。静まり返る教室。怒りでプルプル震えるけーごと笑いを堪えてプルプル震えるおったり。したり顔のガックン。まだ鳴り続ける携帯。　「ぶっ」　我慢できなかった。　#跡もえ

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⑤その授業は一般教養なのに人数が少なくて結構こじんまりした感じ。先生も若くてノリのいい感じだから結構好きだったりする。　「もえ」「ガックン黙れ」「携帯貸せ」「は？」「いいから貸せ」　貸せ貸せ詐欺かと思うほど煩いので貸してやったら、けーごからも携帯を借りている。何するだ？　#跡もえ

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④「うっわ！もえも一緒かよ~クソクソ」「うっわ！出たよミソミソ。黙れし」「は？うざっ」「ガックンのがうざい」「自分らやめえ」「そうだ。うるせえぞ」　ある一般教養の授業でガックンとおったりと一緒になった。けーごは時間割全部一緒なので勿論一緒である。　#跡もえ

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③めんどくさがりなわたしはまあいっか、と着信音をそのままにしておいた。けーごが満足そうだったからでもある。ちなみにこの日からけーごは無駄に電話をかけるようになったし、待ち受けがやつの写真になってた。相変わらずである。でも、それがいけなかったんだ。あんな事になるなんて…　#跡もえ

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②「何したの？なんか楽しそうに歌ってたけど」「あーん？」「（うわ、楽しそう）」　けーごが携帯を取り出してわたしに電話をかける。すると　チャ～ムポイントはっ泣~き黒子っ~♪　いつもの音じゃなくて、けーごの歌声が部屋に響いた。　「俺様専用だぜ！」　素晴らしいどや顔だった。　#跡もえ

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①事の始まりは大学生になってすぐの事。携帯をお揃いにしようってけーごが言うから同じ携帯にしたんだ。着信音とかめんどくさいからそのままにしてたの。そしたらね。　「もえ。携帯貸せ」「んー」　寝ぼけてたわたしはそんまんま貸した訳。それがあの悲劇？喜劇？の始まりだった。　#跡もえ

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「なにナンパされてんの。大学生なってからナンパされすぎ」「あーん？」「ムカつく」「ったく」　ちゅっ　「俺はもえしか見てねえよ」「知ってるもん！知ってるけどムカつくんだもん」「ほんと、仕方ねえ奴」「けーごのバーカ」　#跡もえ

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「いきなり食事はまずかったかしら？」「……」「じゃあアドレス交換しましょう。ね？」「うるせえ。俺様の眼中におま「けーごはあんたみたいな女に靡いたりしないよ」「！」「そもそもわたしのだし。話しかけないで。目障り」「な！」「そういうことだ。どっか行け」「っ……！」　#跡もえ

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「(人-ω-)｡o○」「（また授業中寝てやがる。風邪引くだろうが）」　パサリ　「ねえ隣いい？」　ガタン　「は？」「私、前から貴方気になってたの。格好いいわよね」「あーん？」「ほんと素敵。良かったら食事いかない？」「行かねえ（なんだ、コイツ）」　「(人-ω-)｡o○」　#跡もえ