違法ダウンロード刑事罰導入を可決@衆議院文部科学委員会(2012/06/15)
*石井議員(民主党)からの質問。著作権法改正と離れて免許外教員の話。09:52 平野文科大臣は本会議のため退出。
2012-06-15 10:05:3710:00 石井(民主党):教育と著作権、著作権法第35条。第2項関係でeらラーニングは同時送信の場合になっている。録音・録画での配信を認めるようにならないか?
2012-06-15 10:06:0610:01 文化庁:同時中継による著作権者の許諾なく行えるようにとの点については、文化審議会著作権分科会でも審議されてきたが、個々の契約により行うべき、一律に法で規定すると著作権者に過度の負担との方向。
2012-06-15 10:07:0410:02 石井(民主党):ガイドラインを見ると著作権者が強い、もちろん著作権は大事にしなければならないが、アメリカの教育事例を見ると前向きな利用を進めることが大事。
2012-06-15 10:07:1410:03 石井(民主党):先ほど下村さんからも質問があったTPPと著作権の話。保護期間について、現状50年だが、70年に延長すべきとの点、どのように考えているか?
2012-06-15 10:08:23ツイート抜け:10:05 高井副大臣:著作権保護期間の延長については、貿易収支等、賛否両論あり一概には言えないと考えている。
2012-06-15 10:15:4510:08 池坊(公明党):著作権法の1条には文化の発展に寄与することがうたわれている、先日の大臣の趣旨説明では、著作権の適切な保護もあった。だが、その中身はわかりづらい、今回の法案でも。
2012-06-15 10:18:1610:14 池坊(公明党):米国型のフェアユース規定を置くことは?お戻り早々ではあるが平野大臣に伺いたい。
2012-06-15 10:20:2210:14 平野大臣:権利の保護があってはじめていろいろなものが発展していく、創作の意欲とともに権利がしっかり守られているということが大事。我が国への導入は難しい。
2012-06-15 10:20:4910:17 池坊(公明党):国民の権利(著作権?)に対する意識が低い、しっかりとした権利が守られらなければ文化は発展しない。しっかりとした権利保護が、消費者にとっても長い目で見れば利益になる。(で自分がかかわった輸入CDの件等)
2012-06-15 10:22:0910:23 池坊(公明党):もう一つ看過できない問題。人気の小説や漫画が違法に複製され流通している。著作者が訴訟を起こそうと思っても難しい。出版社が訴訟を代行できればいいが権利がない。出版社への権利付与、大臣はどう考えるか?
2012-06-15 10:25:5410:26 平野大臣:池坊先生のご指摘、作家自身が訴訟を起こすことは創作活動に専念できない、一方出版社には訴訟の権利がないとの問題は承知。法制面での対応も検討しなければならない、と考えている。
2012-06-15 10:28:3510:28 池坊(公明党):出版物ができるまでは長い時間がかかり、そこには出版社も大きくかかわっている。消費者は安ければいいと思うが、よい卵を産む鶏の保護も必要。
2012-06-15 10:28:4410:29 池坊(公明党):またTPPと著作権を含む知的財産も、報道によれば、著作権法ではアクセスコントロール規制、保護期間の延長。これらが入ってくれば我が国の著作権法にも影響。文化的な視点がないがしろにされないか、十分な国内議論が必要。関連情報の適切な公表を。
2012-06-15 10:31:1210:32 平野大臣:TPPとの関連、文科省としても情報収集中であるが、著作権では海賊版等の点もある。先ほど池坊委員から話のあった輸入CDの件、自分も野党筆頭理事として委員長のご意向に沿った(会場笑)。我が国の国内事情も踏まえてしっかり判断したい。
2012-06-15 10:35:0310:35 平野大臣:池坊委員もあげた著作権法第1条、著作権者の権利をしっかり守ることによって文化の発展に寄与したい。
2012-06-15 10:37:3110:36 宮本(共産党):政府提出の著作権法改正案、写り込み規定等、基本的には賛成であるが一点確認したい。今回の改正でも新聞記事を大量コピーして社内で配布する行為は、合法にならない、との認識だがそれで間違いないか?
2012-06-15 10:39:1610:37 平野大臣:その通り。今回の改正でも新聞記事を(*許諾無しに)大量コピーして社内で配布する行為は、合法にならない。
2012-06-15 10:40:34