2010年6月27日「法話と冥想の会」（於ゴータミー精舎）スマナサーラ長老とのQ&Aまとめ

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba A:簡単です。あの野郎に徹底的に騙されたんだ、と思えば治ります。今度あったら、ぶん殴ってやるぞと思えば。あなたも精神的に弱いんだから、それは構わない。しかし、その弱みを握る奴らには、黙っていられません。

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba A:私も堂々と言いますよ、「私に呪いをかけたいなら、どうぞ目の前でやってください。そのための費用も出したげますよ」と。人の弱みを握って、思い通りにしたいという連中は病気なんですね。なんでこちらが病気のヤツらの言うことを聞くんでしょうか。

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba Q:（アビダンマッタサンガハについて　カルマのこと）

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba A:行為に結果が出るのは、避けられない。ただ料理つくって食べた、だけなら問題ないが、その行為に感情が絡んでくると、いろいろつながってくる。料理を褒める言葉が足りなかったら、それを根に持って、別れてしまうかもしれない。シンプルな行為と結果では終わらない。

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba A:感情が割り込まない、理性だけの行為ならば、自分なりに頑張っているんだという幸せな気分で終わる。感情が割り込むとかなりきつい。どこまで続くのかと分からなくなってしまう。ちょっとしたことが、伸びて、伸びて、ずーとｔ不幸になる。割りに合わない結果になる。シンプルなこと。

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba A:感情で、恨みなど持ってしまうと、ちょっとしたことで得た結果があまりにも割りに合わない。長く延びます。アビダンマでは善行為悪行為に対して、その七分の一程度、今世で結果を受ける、七分の一は来世、残りはいつか結果を受ける貯金になると言っている。

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba A:行為に結果を受けると言ってもそう簡単じゃない。いろいろ条件が揃わないといけない。必ず、ということはない。可能性があります、ということ。コンセで悪いことしたら、七分の一、今世で受ける可能性があります。受けるにも条件が揃わないと。

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba A:勉強しなくても、悪いことしなければいいんです。悪いこととは何か、ということだけ勉強しておけば、安全なんです。業について人々が知るべきだというなら、釈尊がそれを教えているはず。釈尊は業について考えると頭おかしくなると言っている。

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba A:業なんか認めません、という人もいます。それでもいいんです。業論を認めなくても、悪行為をやめって、まともな人間として生活すべきことは変わらないんですから。

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba A:かなりの業は無効になる。結果を出すチャンスはない。我々の業は無量に溜まっている。毎日、感情でいろんなことを考えているでしょう。考えるだけでも業です。不幸になっちゃうんです。何かの問題で、悩んでしまう、それで悪業になる。それで不幸になってしまう。

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba A:一人勝手で落ち込んだり悩んだりするだけで、結果を出します。そうなると、大量に業が貯まるんです。悪業と善業があります。悪業について、償って終了するということはありえない。ジャイナ教では悪業を償うために苦行する。わざと身体を傷めつけて、それで悪業が消えると。

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba A:ジャイナ教は、古い業を苦行で燃やして、悪いことをしないように生きる。それで解脱できると。釈尊は、それを見てからかった。ジャイナ教徒に対して、「じゃぁ、あなたたちはいまどれくらい業が消えたんですか？あとどれくらい残っているんですか？」と。答えられない。

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba A:まじめな修行者たちなんだから、ユーモアで批判する。釈尊が出した答え、「私から見たらあなたがたは、過去世でよっぽど悪いことしたんじゃないの？だからわざわざ苦行してるんだよ」とからかった。なぜそう言ったかというと、あの方法では業は終わらないから。我々に無量に、

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba A:悪業も、善業も、無量にある。けっこう過去で善いこともしている。貯金はあるけど、どうやって引き出したらいいかと暗証番号知らないでしょう？　暗証番号ふたつ。不幸口座から引き出すか、幸福口座から引き出すか。我々、不幸口座の暗証番号は知っています。怒り欲嫉妬落ち込み。

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba A:それで、悪業の口座からいくらでも引き出せます。善業口座の暗証番号は、四桁です。慈・悲・喜・捨です。一週間くらい、慈悲の瞑想をしてみてください。それで人生は好転するはずなんです。いくらでも、口座に幸福は溜まっていますよ。いつも不幸口座からばかり引き出している。

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba A:（慈悲の瞑想で）幸福口座から引き出して生活しなさいよと。「生きとし生けるものが幸せでありますように」と念じて生きれば、気楽に幸せに生きられます。現実的に、人生は幸福になります。

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba A何か小さいこと起きてもポジティブアプローチで生きたほうが人生は楽。「あ、虫が入ってきた、どうしようか」と脅えたらどれほど苦労するか。毎日楽しく、明るい思考で生活すれば、楽ですよ。妄想という悪業によって、精神的に病気になる。慈しみの思考で頭を一杯にしないといけない。

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba A:業は条件が揃えば結果を出す。しかし悪業が結果でないように工夫して生きることできる。業もエネルギーですから、有効期限があります。

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 質疑応答の部おわり。休憩を経て冥想会です。Twitter実況はこれにて終了です。