『親密さ』完全版、初公開時(2012/4/15)の反応
彼女は彼が何を考えているかよくわからないと言ってたけど、そのよくわからない部分が好きだったのかなと思います。親密さと好意は別物かなと思った映画でした。
2012-04-16 07:39:15親密さを4時間観るのは大丈夫かと思ったけど、終わってみたら意外と平気でした。こんなに長い映画を観たのは、浅間山荘への道以来でした。
2012-04-16 07:40:22ただ、いつか夜を徹して散歩をしながら、それまで身体の奥底に溜まりつづけた言葉を少しずつ誰かと分け合いたくなるような映画でありました。『親密さ』機会があればまた観よう。
2012-04-16 07:42:29『親密さ』、四時間半経ったのが信じられんほど風通しのよい終わりだった。濱口作品みたあとあんな爽快に劇場出られるとはね。
2012-04-16 13:05:07濱口監督の『親密さ』完全版の感想RTがTLにバンバン流れてくる。ショートバージョンしか観れてないけど、このRT祭りは映画と繋がっているようで、それを読んでるだけでグッとくる。ああ、完全版が楽しみ過ぎだ!!
2012-04-16 18:16:38計算し尽くされている演出の中に見つけられる、発見から生まれるシーンの数々。夜明けの空、足音、流れる電車。ああ、『親密さ』何て良い映画なんだろう。ラスト5分を観るために、何度も観たいな。この映画を創ってくれてありがとう。
2012-04-16 20:52:58『親密さ』、昨日、無事上映となりました。お越しくださいましたみなさま、本当に本当にありがとうございました。はあふう、終わったのか始まったのか、未だ仄かに胸が熱いですや
2012-04-17 00:12:59昨日の『親密さ』、長編のキャメラの前に立つのは初めての役者がほとんどだろうけど、彼らの生々しい顔はずっと覚えてると思う。そしてそんな若者たちと正反対な落ち着きぶりの岡本英之と浜本亮、貫録ありすぎ。
2012-04-17 01:10:25「親密さ」劇中劇の舞台を舞台演出の役として出演している平野鈴が実際に演出しているけど、役柄として演出しているシーンが少しあるだけで、実際に演出しているシーンというのが無いように感じた。監督は安易な虚実入り混じる、「本当らしさ」に甘んじたフェイクドキュメンタリー的な手法は一切(続)
2012-04-17 01:39:18「親密さ」…使う気はなかったのではないかと思う。映画を劇として語る事、役者志望の学生に芝居を演じさせる事に徹していた。そうする事で役者の芝居が劇の枠に衝突して流れ出る血がドキュメンタリーだった。舞台上演の直前、直後の省略もまた安易な「本当らしさ」に転げ落ちぬ為の回避の策に感じた。
2012-04-17 01:39:50一昨日に見た『親密さ』(濱口竜介監督)の幸福感のなかにいまもいる。日常も虚構も、演劇も映画も、すべてないまぜにして青年たちはは町のそこここに「いた」。〈現実〉がフィクションをすべからく越えてくるいまを生き抜くための作品=フィクション。『なみのおと』とおそらく同じ命題を抱えている。
2012-04-18 01:24:02先日見た濱口竜介監督の『親密さ(ロングver)』。凄い映画だった。すごくて、簡単に感想言えないけれど、密室での人と人との対話、そしてその捉え方は震災ドキュメンタリー『なみのおと』へ通づるものがあったと思う。また上映される機会があればぜひ見たい!
2012-04-18 18:47:49『親密さ』メモ。もうすぐ地下化でなくなってしまう東横線渋谷駅ホーム。果たせなかった抱擁と男同士の抱擁。『永遠に君を愛す』のオープニングでもみられた、じゃれあうカップルのシーンが監督実は巧い。
2012-04-19 00:27:44「親密さ」(濱口竜介)。舞台台詞練習でこんな事を言っていたと思う。「自分がどう話しているか分かってる?これは話す以上に聞く練習です」あるいは「短所を隠すのではなく、それこそが見せるべきものだ」と。その言葉に従ってそれぞれが労働し、生活の中で考え、演劇に向かう姿は素直に素晴らしい。
2012-04-23 02:30:11もはや作家性というかお家芸なのかもしれないけど、ピンマイクで録ったであろうロングショットの長まわしだけは音が良くなかった。王兵やアラン・ギロディもやってるんだけど、カメラの距離=音の距離は大前提であって不可能性じゃない。10年前に橋本文雄さんと話した時に彼もそんな事を言ってた。
2012-04-23 02:37:28