『親密さ』完全版、初公開時(2012/4/15)の反応
「親密さ(完全版)」[演劇]と[電車]。「彼女たちの舞台」のモチーフを踏襲しつつ[演劇]をよりアクティブに晒し(全編をほぼリアルタイムで撮影)、映画のモンタージュを導入させる仕掛けが、舞台、前後のドラマに反応し合う複合的な構造と[電車]を詩的に物語に機能させているのが素晴らしい。
2012-04-15 16:14:20濱口竜介監督の「親密さ」を観て来ました。言葉が全く追いつかないけれど、本当に素晴らしかった。観ることが出来て本当に良かった。恐らく(自分が思っている)いちばん大切な何か を確実に掴み取っている映画で、その一片を受け取ることが出来た気がした。
2012-04-15 16:19:26そして役者の方々が何より素晴らしく、演じることの切実さ、その切実さが持つ美しさ、眩しさに何度も涙が出ました。「青春映画」でした。
2012-04-15 16:22:26「親密さ」を観た。4時間以上の上映時間も意外と長く感じなかった。個人的な感慨もあり、観てよかったなと思える作品でした。
2012-04-15 17:59:38濱口竜介「親密さ」完全版見た。前日談がくっついたことで、シニカルな変化球だと思っていた舞台劇の人間観が実は直球だったと気付かされた。夜から朝への大歩行、長い手紙の朗読、往年の月9名場面集に混ざっていても違和感のない伝説的盛り上がりのラスト。得体の知れない興奮が渦巻いてる。
2012-04-15 18:03:19「親密さ(完全版)」濱口竜介監督の集大成的な作品とも言える。電車での別れ際の描写は8mm作品の「何食わぬ顔」の印象的なシーンを想起させ、「PASSION」の複数の男女間のドラマは、本作では一組の男女の観念的世界として演劇に具現化されており、暴力についての言及をこちらでもされ(続)
2012-04-15 18:07:41「親密さ(完全版)」…ていた、「永遠に君を愛す」のテレビドラマ的な演出は、本作では不意に現れ、クサイけれど、だからこそカタルシスがあり感動的だった。「なみのおと」(本作の撮影後の作品)の手法は既にここで使用されており、片鱗をうかがわせていた。
2012-04-15 18:08:05『親密さ』俳優は(たぶん)ほぼ全員ENBUの生徒で、さすがにぎこちないところもあったけど、撮影開始から終わりまででどんどん上手くなっていくのがわかった、ドキュメンタリーや
2012-04-15 18:18:03佐藤Rの主演作「親密さ」観てきました。佐藤Sと共に。とても美しい映画でした。役者さん皆素敵でした。SとRは敷き布団と掛け布団のようで、とても居心地が良いです。皆早く役者業だけで生きていけるようになって欲しい。自分含め。
2012-04-15 19:44:30濱口竜介「親密さ」(完全版)を見たけれど とんでもなかったと思った なんのあてこすりもてらいもなく2010年以降の日本映画の凝縮体も見させられた感じ
2012-04-15 22:57:10@out_to_lunch 僕の印象なんですけれど 「戦争」とかの外部のぼんやりとした抑圧に言語と身体表現でむきあっていく というのは 映画や小説じゃなくていま演劇がいちばん熱心にやってると思うんです それを映像でひっくるめれば「親密さ」みたいになるのかなあと
2012-04-15 23:15:51日本映画の最前線を私も目撃したい。/革命の日の朝の屑拾い日記 : 三宅唱と高橋洋と濱口竜介の新作を立て続けに見てしまう http://t.co/0a67Niac
2012-04-15 23:27:31『親密さ』完全版観ました。全ての映画はドキュメンタリーであることを、演じることの逆説から現前させる新しい方法論が確立されていました。そして退いて何事もなかったかのように向かい合うショットに情緒を感じました。
2012-04-15 23:32:25濱口竜介監督『親密さ』(完全版 270分)の、とりわけ第2部は問答無用の傑作でした!!!
2012-04-15 23:38:43濱口監督の最新作 https://t.co/DdLlAgnx を見てきました。 一年前の今日に上映されたものに前後日譚を加えて4時間。主演の平野鈴さん @100627 の正面から問題にぶつかっていくかんじが好きだったよぼくは。
2012-04-16 00:08:35『親密さ』(完全版 270分)のように関係を突き詰めた、「追求する映画」に出会えることは滅多なことではないです。濱口監督が切り開こうとしているその野心に心から敬服します。個人的にこの作品は大島弓子の漫画のように大らかで苛烈で、そしてロマンティックですらあります。
2012-04-16 00:08:37シネマート六本木にて「親密さ」。電子レンジと歌声。ツイッター上の言葉。役者と電車。舞台上の視線。そして京浜東北と山手線。何かが奇跡的に交わっていくこと。の連続パンチだった。余韻半端ない。。。
2012-04-16 01:19:30『親密さ』(255分版)。観たあとに「私」に語らせる映画と「私」を黙らせる映画があるけれど、この映画はそのどちらでもあって。映画を体験して受け取ったものを誰かに渡したい、と、止めどなく湧き出てくるはずの言葉は何故か言葉にはならず、体中を巡る血に紛れてじっと「私」を見返してくる。
2012-04-16 07:27:21昨日親密さを観て考えたのだか、主人公の男の子は文系の演劇クソ野郎なわけで、何考えているかよく分からないけど詩的なとこが女子の萌えポイントだったと思います。
2012-04-16 07:36:14