アニメ監督・錦織博氏、自分のやりたい事への取り組み方について語る。

錦織博 @nishiki_hiroshi

自分のやりたいことって、必ずしも誰もが「いいね」と言ってくれるものじゃないかもしれないけど、それでいいんじゃないですかね。無理に誰かに褒めてもらうことを目的にする必要は無いと思います。

錦織博 @nishiki_hiroshi

自分の個性や、やりたい事を周囲に合わせても、自分がそれにのめり込めなければ作品を作り続けることは出来ないですよね。気に入られるためにやりたい事を曲げるのではなくて、どうやったら多くの人に拡げていけるのかを考える方が辛くないです。

錦織博 @nishiki_hiroshi

自分も含めてですが、観客に気にいってもらえるように、やりたいことを口当たりの良い何かに置き換えて安心してしまうことがあります。通りが良いから受け入れられるのでは、という考え方は単なるすり替えでしかありません。

錦織博 @nishiki_hiroshi

自分の大事な「やりたい事」にはメジャーもマイナーもないはずです。それをどう育て、誰に見せるのかを考え尽くすことが仕事での作品制作だと思います。

大介 （I love Jobs.） @DiceKatKobe

@nishiki_hiroshi 匂いが気に食わないと口もつけようとしない、そういう観客であってはいけないと感じています。飲み込んでから良し悪しを感じたいです。

錦織博 @nishiki_hiroshi

@DiceKatKobe 匂いも含めてどうやって食べてもらうかですよね。無理に食材を変える必要は無いと思います。

錦織博 @nishiki_hiroshi

やりたい事を無理に変える必要はないけど、「こういうのがやりたいんスよね」とむき身で出しても大抵、誰にも相手にされません。企画書書くのも同じです。