@serisiu さんの名作詰将棋紹介

自身が優れた詰将棋作家である @serisiu さんが、作家ならではの批評眼で選んだ名作詰将棋を紹介するツイートをまとめました。 誰でも編集可能になっていますので、新作の追加をお願いします。
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ss@酔鯨の人 @serisiu

詰パラ2007.2自作(19手.新人コンクール)こんな意味のわからない問題でのデビューでした。人間情熱があれば上達するものですね。今見ると完全なる黒歴史whttp://t.co/jb1SNckA

2013-02-09 01:55:48
ss@酔鯨の人 @serisiu

近代将棋1976.8谷口均(15手)合駒の捌きに現代的な色合いを感じる作品。合駒の効果が後になって現れるので演出効果も抜群。 http://t.co/zQlrxJMs

2013-02-07 12:14:16
ss@酔鯨の人 @serisiu

近代将棋1967.8有田辰次(13手)導入から変化紛れが豊富な難解作。緩みない手順の中でも焦点に叩き込む7手目は指のしなる一手。着地も完璧で受賞級の作品だと思う。 http://t.co/WgxFIEvp

2013-01-31 18:26:33
ss@酔鯨の人 @serisiu

近代将棋1968.3金田秀信(13手)田舎の家庭料理のような素朴な味付けの詰将棋。目で追っているうちに詰んでしまうが、綺麗にまとまっていて好感がもてる。今ならパラの表紙でも行けそうな気がする。 http://t.co/Ps4G4Kma

2013-01-28 09:34:45
ss@酔鯨の人 @serisiu

将棋世界2009.12自作(15手)荒削りな初形だが手順にはかなりの手応えを感じた作品。年間最優秀作候補に上がったが、谷川先生から一段目の二枚の歩が辛いとの指摘があり残念ながら受賞はならなかった。しかし今見ても手順にはなかなか迫力がある。 http://t.co/gHLzWiQz

2013-01-24 11:03:55
ss@酔鯨の人 @serisiu

近代将棋1989.6湯村光造(17手)邪魔駒を消去するための打ち替えという高度な狙いを簡素な初形にまとめた好作。手触りが実によく、清潔感溢れる私好みの作品。 http://t.co/7aiAlf6F

2013-01-18 11:33:01
ss@酔鯨の人 @serisiu

近代将棋1988.12内田昭(19手)二本並んだ香車に違和感はあるが、見ようによっては実戦形といえなくもない不思議な初形。持ち駒の銀のパズルチックな動きが印象に残る。 http://t.co/5STqrMxS

2013-01-15 12:03:12
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰パラ2007.4野村量(19手)狭い玉なのでやさしいが、位置を代えて二度繰り返される可愛い邪魔駒消去に趣向的な味わいがあって楽しめる作品。短大ではなくヤン詰に投稿していたら評価は大幅に変わっていただろう。 http://t.co/wKdjAz19

2013-01-12 10:03:33
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰パラ2006.11中村雅哉(15手)盤上五枚のシンプルな入玉形。この形では定番の収束だが、そこに持ち込むまでの導入が難解。特に5手目が発見困難な妙手で作品のレベルを高めている。 http://t.co/WVqVlham

2013-01-09 09:15:23
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰パラ1973.7北千里(17手)駒数少なくよく整理された初形から、遠打と短打の対比を鮮やかに描いた好作。難度を度外視してやりたいことだけを見せる構成には好感が持てる。 http://t.co/nAyCokD1

2013-01-04 10:29:51
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰パラ1977.4本郷昌幸(25手)いかつい初形だがパズルチックで面白い作品。手数は長いが角を動かす手ばかりなので考え易いはず。二枚角をセットする場所がポイントでそこを見抜ければ最終形が見えてくる。駅伝のお供にどうぞ。 http://t.co/yOGk8kyH

2013-01-01 10:00:53
ss@酔鯨の人 @serisiu

将棋マガジン1986.11赤羽守(9手)オール捨駒の充実した好短編。変化にも好手がちりばめられていて飽きさせない。手数もお手頃なので是非挑戦を。http://t.co/rfJk8tSP

2012-12-29 08:47:20
ss@酔鯨の人 @serisiu

将棋世界2012.3自作(13手)ネタ不足なので自作で失礼します。担当が村田プロに代わって初めて優秀作をいただいたきました。追える順は多くないので序に気付くがどうかがポイント。全ての配置がピタッと嵌った感じで気に入っています。 http://t.co/NZLz2HLY

2012-12-25 10:13:55
ss@酔鯨の人 @serisiu

将棋世界2009.1岡田隆司(13手)コンパクトにまとまった初形から見事な駒捌きが楽しめる好作。難度はないが実に私好み。丁寧な職人芸を思わせるこういった作品はもっと評価されていい。 http://t.co/qMhhSdTT

2012-12-22 08:37:42
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰パラ2004.12藤井国夫(11手.掲載の都合上左右反転)それぞれの変化ごとに異なる角の移動場所を隠し味に、作意に一番おいしいところを持ってくる見事なベテランの味。コンパクトな盛り付けの中に凝縮されたうまみが溢れている。 http://t.co/tQjLQH94

2012-12-19 10:19:31
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰パラ2002.5松田圭市(17手)実戦形というにはアンバランスな初形だが、詰将棋ならではとも言えるなかなか面白い狙いの作品。初手が決まっているのでとっつきやすいのもよい。 http://t.co/xemHW7EF

2012-12-15 08:58:30
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰パラ2010.10酒井博久(15手)解図欲の湧く簡素な初形だが、序に綾があって見た目より難しい作品。なんでもないような配置から解きにくい手順を作り出す氏の持ち味がよくでた佳作。 http://t.co/xfaNOScE

2012-12-10 09:32:08
ss@酔鯨の人 @serisiu

近代将棋1996.6谷口均(13手)難解かつ華麗な氏らしい作品。どこから手をつけていいのか迷う上に変化が厚いため、作意にたどりつくのは容易ではない。13手という限られた世界によくぞここまでの内容を盛り込めるものだと感心する。 http://t.co/MytbTDEv

2012-12-07 07:50:34
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰パラ2009.8高谷仲達・竹村孔明、合作(17手)孔明と仲達の作品ともなれば、名前からして難しそうだが、実際はやさしく楽しい軽快作。リズムのよい翻弄もので完成度はかなり高い。 http://t.co/x8vyxF2S

2012-12-04 10:38:27
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰パラ1987.5きしはじめ(11手.半期賞受賞作品)鬼才、きしはじめの半期賞作品。1筋の配置が少し気になるが構想実現のためには仕方ないのだろう。作意は見事としか言いようがなく、むしろ盤上9枚で出来ているのが奇跡に思える。 http://t.co/spE2cEhR

2012-11-30 15:07:37
ss@酔鯨の人 @serisiu

将棋世界1957.7岡田敏(15手.将棋世界賞受賞作品)狭い空間で繰り広げられる素朴な味わいの作品。やさしい手筋ものですが駒が綺麗に捌けるので解後は良好。余談ですが当時は毎号入選者二名に黄楊掘駒を贈っていたとか。良い時代だったんですね。 http://t.co/VcOMoxLg

2012-11-26 13:54:52
ss@酔鯨の人 @serisiu

将棋世界1991.12海老原辰夫(15手)実に自然な実戦形から、詰将棋らしい手順が展開する私好みの作品。難度はないが無理のない逆算創作で、思わず手を出したくなる初形に仕上げたのは流石。 http://t.co/1yWXECtk

2012-11-23 08:54:03
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰将棋孫六集138番、村木徳(15手)序の入りと変化読みが難しい入玉形の難解作。しかし作品の内容は素晴らしく、苦労して作意が見えた時はちょっとした感動を味わえると思う。 http://t.co/6WMYNQ5O

2012-11-19 10:37:04
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰パラ1975.9藤倉満(13手)33飛の配置に違和感はあるが、迫力満点の導入から攻駒を捌ききっての清涼詰まで隙のない好短編。あまりみない手順で発表時は新味十分だったと思われる。 http://t.co/EHlcUANB

2012-11-16 11:50:19
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰パラ1981.4岡崎秀樹(17手)手駒をうまく使って、同一ライン上で位置を変えてのスイッチバックを二度繰り返すなかなか面白い作品。 これでラインを変えることができれば看寿賞がとれるわけです。あ、でも二番煎じじゃ無理かな(笑)http://t.co/JYr9zfdR

2012-11-13 10:38:39
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