組織を統合するにはどうすればよいか、ご存知ですか?

数十名規模の中小企業なのに大企業病のように派閥ができて陰で対立している、誰が何をしているのかよく分からない、事細かく指示しないと動かない、呉越同舟を絵に描いたようなバラバラな組織・・・ 同族企業でもない限り所詮はあかの他人が集まって構成されているのだから、そんなことは当たり前と思うかもしれません。しかし、以前はもう少し会社組織には一体感があったと思われます。例えば、米国の政治学者フランシス・フクヤマは著書「Trust」で、日本は米国、ドイツと共に高信頼社会であり、国内の多様な人材を結集して大きな組織=大企業を作ることができる、と指摘しています。ところが、こうした日本の“強み”はどんどん減衰しています。なぜなのか。 続きを読む
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お耳拝借 @bullsthank

(23)それでも、対面での会議を超えて、組織統合を図っていく上でこうしたツールは欠かせないものと言えそうです。その理由は以下の点にあります。

2012-06-30 22:30:22
お耳拝借 @bullsthank

(24)会議にくらべると業務を阻害せずに情報を共有できます。会議室に行ったり、資料を準備する時間などもかなり省けると同時に遠距離でも殆ど問題はないでしょう。同報性(一度に多数に知らせる)といった機能もあり、変化即応性が高いともいえます。

2012-06-30 22:30:44
お耳拝借 @bullsthank

(25)また、文章を書く際に自身の考え、意見を反芻でき、読み手も繰り返し頭に入るまで読み返すことができます。そして、この証跡(エビデンス)としての性質は会議で生じがちな決められない、なあなあになるといった弊害を省くことが出来ます。

2012-06-30 22:31:05
お耳拝借 @bullsthank

(26)更には会議であれば発言のない出席者も多々いる場合がありますが、ネットでは発言し易く、またその文章を書く際に自ら積極的に考える必要があり、自然と当事者度が上がることにもなります。

2012-06-30 22:31:26
お耳拝借 @bullsthank

(27)そして、あればよいと思われる重要な工夫が2つあります。1つは全社レベルや事業部、部課レベルなど関係範囲に応じつつ、基本MLなどオープンなやり取りにしておくことす。第3者にも見られているという意識が働き、自然と自身の甘え・自我に流れるのが防がれます。

2012-06-30 22:32:01
お耳拝借 @bullsthank

(28)更に、類グループhttp://t.co/uLgXbXyeなどごく一部の企業では、社内掲示版に掲載された内容について他の社員から、投稿内容や事後対応について評価する機能を設けています。社員が互いの動向をよく知ることで、課題や役割に加え、評価まで共有する試みです。

2012-06-30 22:32:22
お耳拝借 @bullsthank

(29)日頃からこうした社員相互の認識共有が図られることで、外圧(顧客の要望や期待)を適確に捉え、社内で共有し競合他社に勝る提案ができる、つまり闘争に勝利することができる、というわけです。

2012-06-30 22:32:51
お耳拝借 @bullsthank

(30)以上の点から、対面性・臨場性重視の会議と、広く課題・役割・課題を共有していくネットコミュニケーションを上手く使い分けながら、経営上の難課題である組織統合を図る参考になればと思うところです。

2012-06-30 22:33:15