第1回 #ふくしまフォーラム (2012/6/30~7/1)

6/30~7/1 @福島県いわき市 「震災と放射能汚染後をどう生きるのか #ふくしまフォーラムhttp://fukushima.socialforum.jp/ ↑当日の映像も公開されています! ↑DVDも発売しています(8/20)
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#f_forum 中手氏「現在の避難者数でも多くの数字がある、国のでは6万、都道府県分で20万とも言われている。登録をしてない方も多くいる。つまりは本当のところはわからない。調べようとする意欲が足りないと」

2012-06-30 10:50:42
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#f_forum 中手氏「避難の形態にもいくつかある。一つには一次退避、政府の指示の前に県外に一時的に。特に子のいる家庭が多かった。そして今多いのが疎開、一時的ではあるがある程度の期間、戻る前提でのもので特に昨夏は母子疎開が非常に多く、毎日相談がきていた」

2012-06-30 10:52:28
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#f_forum 中手氏「疎開も当初は浜通りが多かったが、夏になってくると、一部のマスコミでの報道から本格的な汚染が明らかになると中通りで多くの方が、今でもそう。秋以降にはでていく人は出ていったと言われ、静かになって何も起きてない、とも言われるのが今」

2012-06-30 10:53:43
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#f_forum 中手氏「今進行している3つ目の避難形態、これは移住。戻る前提ではない、あるいは戻る見込みがないもの。家族も4月から北海道で、私も今日移住する。1年間見極め、先の見通しがない状況で決断をする人が増えている。特に3月には約1万人が移住されたという数字もある」

2012-06-30 10:55:24
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#f_forum 中手氏「今でも毎月千人程度の方が移住。特に人が足りないのは医療関係。医師の支援は国からも多いが看護の不足がひどい状況。福祉介護関係でも深刻になりつつある。特に今年になってから多くなっている印象、昨年はとどまったがいつまでも、とは行かないという意識が出ていると」

2012-06-30 10:57:28
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#f_forum 中手氏「避難について、一番危惧するのは地域の分断。昨年3月以来、ある意味で異常な精神状態であった。逃げられる人が逃げていく、見送るという神経にはなれなかったと。職場放棄として解雇する、という命令を出した事業者もあったと」

2012-06-30 10:59:03
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#f_forum 中手氏「徐々に根が深くなっているのが実情。今こそ、自己選択と自己決定の本質を問われている。どう乗り越えていくのか。新しい文化が選択が必要とされている」

2012-06-30 11:00:03
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#f_forum 中手氏「放射能へ私は厳しい認識を持っているが、相談を受けても自分からは避難を薦めません。出来るのはこういう判断を、正しい間違いは分からないが恥ずかしくない判断を、とエンパワーメントが中心だった。自己決定の支援として」

2012-06-30 11:02:11
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#f_forum 中手氏「反目と分断が起きている。してはいけないのは、公の機関が分断を増長すること。様々な選択肢の一つを公機関が正しいとする、そういうことをやってはいけないが、今ではそう思わざるえない状況。」

2012-06-30 11:03:18
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#f_forum 中手氏「被災者支援法づくりに取り組み、ようやく成立。望んだのは4つの権利。3つは居住に関して、住み続ける権利、避難の権利、帰郷する権利、を差別なく扱うこと。議員にも冷静な議論ができない方もいる、しかしグレーゾーンで生きる上では漏れずに、と説得を続けた」

2012-06-30 11:05:32
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#f_forum 中手氏「もう1つは、適切な健康管理と医療を受ける権利。今では子供などに限定された支援策。原発事故と放射能で同じようには暮らせない、しかし暮らす権利を失ったわけではない。」

2012-06-30 11:07:23
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#f_forum 中手氏「同等の生活が保証されてこそ、選択が保証される。とどまって生活をするときの困難を支援して、国は支援する責務がある。それで初めて他社との対等性が保証され、権利が言えるようになる。この実現が法律の後の課題、またどこの人を対象にするかという課題もある」

2012-06-30 11:09:17
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#f_forum 中手氏「今の日本の原子力災害対策特別措置法、年間20mSv以上のところは強制的な避難、つまり黒。一方で年間1mSvまでは法的には白。しかしその間のグレーゾーンで、どう放射能と向き合うか、法律もなかった。1mSv以上は全て支援対象とされるべき」

2012-06-30 11:11:28
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#f_forum 中手氏「選択的に出来る、ところを目指したい。今は第一歩にいる」

2012-06-30 11:12:19

障がい者の視点からみた防災計画 ― 鈴木絹江さん 

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#f_forum 鈴木氏「ケアステーションの理事長。自立支援センターの協議会に加盟。昨年3月11日起きたことを検証し、今後どうするかを考えている復興会議での内容を中心に」

2012-06-30 11:14:28
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#f_forum 鈴木氏「昨年度の避難、障がい者では非常に困難を持った。病院によっては亡くなった方も。実際の避難計画がどうなっていたのか、が私としての大きな課題。どこの自治体にも避難支援プランは制定されているが、311後始めて目にした。」

2012-06-30 11:15:41
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#f_forum 鈴木氏「要援護者としての避難計画が立てられているか、本当に機能したのかどうか検証に入りたい。一般的に、全体計画つまり対象区域や対象者の範囲やその情報についてのものがある。一方で個別計画は個人ごとに誰が誰を支援するかの計画、実際には後者が全く立てられてなかった」

2012-06-30 11:17:54
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#f_forum 鈴木氏「また、要介護者を誰と定義するのかも大きな問題。一般的なのは、てあげ方式だが漏れる方が多い。これは介護サービスや手帳の有無などから見るもの。しかし実際には手を挙げない人、漏れてしまう人が出る、あるいは周知ができているかの問題もあると」

2012-06-30 11:19:45
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#f_forum 鈴木氏「南相馬での事例。避難の時に7万人の人口のうち6万人が避難、残った1万人は自力で避難できると定義されていたが、実際には自力で避難できない人が残る形になっていた。」

2012-06-30 11:21:07
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#f_forum 鈴木氏「ただ南相馬では市長さんの主導で情報公開に踏み切ったので実態がわかった。でも他の自治体では把握すらされてないのではとも思われる。」

2012-06-30 11:22:00
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#f_forum 鈴木氏「原発の問題で、浜通りには支援物質すら入らない状況になってしまっていた。その中で亡くなった方もいると。事故時の避難計画では要援護者を誰とするのかが問題。火事などとは違って数十kmともなる。

2012-06-30 11:23:38
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#f_forum 鈴木氏「チェルノブイリで80kmというのを覚えていて会津まで行かないといけないと当時は思った。しかし避難するには手段が必要で、避難できなかった人もいたと。要援護者を考慮しないといけないと」

2012-06-30 11:24:55
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#f_forum 鈴木氏「地域の避難計画では、避難時の支援団体などが記載されているが、原発事故のように支援者も避難してしまうような状況ではどうなるか。自分で逃げられない人がどうなるのか。大きな課題。個別計画を誰が行うのかという問題もある、今回は全く手が廻らなかったとも言われる」

2012-06-30 11:27:15
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#f_forum 鈴木氏「例えばこれらの避難計画は大雨などの想定しているが、実際には規模別に考慮する必要があると。原発事故については全く考えられなかった状況だった。」

2012-06-30 11:28:26
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