ズンビー・サバイバル第3日

さもなくばカラテだ
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@qtklqtkl

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2012-06-28 09:35:51
@qtklqtkl

今日のQTKL:【同行者】廃屋で、親を失った少女(アイテム扱い。【探索】【休息】【アクシデント】で受けるダメージ常に半分。端数切り捨て)が同行を申し出た。連れて行くかどうかは好きにせよ。 http://t.co/j8b9ZU1c

2012-06-27 09:40:09
@qtklqtkl

「流石は、カチグミ・サラリマンの家だ。高級じみた家具がたくさんある。しかし実際必要なのは食料武器医療品だ」 スパロボニンジャことQTKLは物資を探しにとある廃屋へと侵入していた。

2012-06-28 09:39:52
@qtklqtkl

昨日の情けないドラッグストア・インシデントの後、QTKLは自室に蓄えてあったマグロ・スシとタマゴ・スシを食べ、バリキ・ドリンクを飲み、ザゼンを組みチャドー呼吸を行うというニンジャ回復法を実践し、実際QTKLの血中カラテは回復した。

2012-06-28 09:44:43
@qtklqtkl

しかし、侵入した廃屋もつい最近まで人が住んでいたというのに既にズンビー・カタストフにあったのか、まるで合戦後のセキバハラのように荒れていた。高級そうなソファーには大きな爪痕、そこかしこに付着している血痕。壁の弾痕と床に散らばる薬莢…

2012-06-28 09:50:49
@qtklqtkl

ここでズンビー・バトルがあったのは明らかだろう。戦ったのはおそらく家主。スパロボニンジャはただ家主の無事を祈るしか出来なかった。

2012-06-28 09:54:04
@qtklqtkl

スパロボニンジャは台所からサバ・ウォーター缶を見つけると持っているサバイバル・袋の中に放り込む。さらに探索を進めるとオハギ缶を大量に見つけた。

2012-06-28 09:57:13
@qtklqtkl

オハギは食べると幸せな気分にさせてくれる実際合法な食べ物だ。少量の服用なら問題はないが、多量摂取をすると重度のオハギ中毒者になってしまうので最近その存在が問題視されていたのだ。

2012-06-28 09:59:28
@qtklqtkl

台所のこんな奥に大量にあったということは、この家の誰かがオハギ中毒者だったということだ。例えカチグミになったとしても本当の幸せは得られないというなんたる皮肉めいたマッポーの世か!

2012-06-28 10:01:27
@qtklqtkl

「ヤンナルネ…」そう呟きスパロボニンジャは二階へ進む。その時、スパロボニンジャのニンジャ超感覚が人のすすり泣く声を察知!ズンビーは泣かない。つまり生存者だ!

2012-06-28 10:04:06
@qtklqtkl

すすり泣くほうへ向かうとそこはチャイルド・ルームであった。壁に飾られたネコネコカワイイのポスターやサムライ探偵サイゴのソフビ・フィギュアがこの非現実的な状況を拍車にかけるようだ

2012-06-28 10:08:12
@qtklqtkl

「ドーモ、カワイイ・ガール=サン。QTKLです」警戒されないよう部屋の中央ですすり泣く女の子にオジギをするスパロボニンジャ。例えどんなに小さいチャイルドであってもアイサツは重点であり、行わない者はスゴイ・シツレイでありケジメものだ。

2012-06-28 10:10:49
@qtklqtkl

「QTKL=サン?あなたはだあれ?」少女は一旦泣くのを止め不思議そうな顔してQTKLに問うた。普通なら突然の珍入者に困惑の表情を浮かべるものだろうが、彼女は少しフシギ・ガールなのかもしれない。

2012-06-29 23:06:49
@qtklqtkl

「俺か?俺はうーん。レスキューだ。ここいらで無事な人を探してたんだよ。だから君を助けに来た。」実際嘘だが、真実の部分も混ざっている。本来ニンジャは非道な集団であり、人助けなのは行わないものだが、スパロボニンジャのように、生前のセイギ・ダマシイを持っているものはそうとも限らない

2012-06-29 23:09:50
@qtklqtkl

「ガール=サンはここで一体何をしていたんだ?お父さんやお母さんはどこに行ったんだ?」「お母さんはロロコリを部屋に閉じ込めた後にどっか行っちゃったの。危ないからって。」少女の名はロロコリというらしい。

2012-06-29 23:11:54
@qtklqtkl

「お父さんはね、お姉ちゃんに食べられちゃったの。スクールから帰ってきたお姉ちゃんはいきなりお父さんをぶって頭から食べちゃったの。お父さんは暴れてお姉ちゃんをぶったんだけどお姉ちゃんはそれでもやめなかったの。」

2012-06-29 23:13:56
@qtklqtkl

「それでね、お母さんがロロコリを抱っこして、このお部屋に閉じ込めたらね、お外で花火のような音がバーン!、バーンて何度も何度も鳴ってね…それで静かになってね、それでもお母さんは戻って来ないの」

2012-06-29 23:16:46
@qtklqtkl

そう言うと再びロロコリ=サンは泣き出してしまった。今度はすすり泣きではなく声を上げての号泣だ。まるで生まれたての赤子が母親を求めるかのように。

2012-06-29 23:18:09
@qtklqtkl

かくいうスパロボニンジャも共に泣き出したい気分であった。 (おお、ブッダよ!あなたは何故このような少女にも責め苦を与えるのです!いつまでゲイのサディストでいるつもりなのですか!)

2012-06-29 23:20:07
@qtklqtkl

「ロロコリ=サン。安心重点だ。一緒にお母さんを探しに行こう。」スパロボニンジャはロロコリ=サンをそっと抱きしめ抱えあげる。「本当に?」スパロボニンジャを見るロロコリ=サン

2012-06-29 23:21:45
@qtklqtkl

ロロコリ=サンを見つめ直す「本当だとも。かの平安時代の哲人ミヤモト・マサシも『困っている人を助けないのは腰抜け』と言っている。私のソウルにかけて誓うよ。」

2012-06-29 23:25:42
@qtklqtkl

「ミヤモト・マサシってどんな人?」「ンアー…それは後でティーチしてあげるよ。」やはりこの子はフシギ・ガールなのかもしれない。

2012-06-29 23:27:41
@qtklqtkl

「行こう、ロロコリ=サン。」「うん!」ロロコリ=サンを床に下ろし、手を引きながらチャイルド・ルームから出ようとした時、「しけてやがんなコラー!」「てめえが家主かコラー!」ブッダ!突然の乱入者!また彼らもアキス・アクションを行っていたレッサー・ヤクザである!

2012-06-29 23:32:49