『自由の哲学』読書会の各参加者の準備模様

読書会に向けての、主催者が貧弱すぎて申し訳ないほどの参加者達の意気込み。読書会での@iwriさんと@alsincekeさんの該博なやり取りが楽しみです。
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アブラクサス・アイオーン @Abraxas_Aeon

その後ベルリンで文芸批評家として活躍したり、いくつかの文芸雑誌に協力したり、労働者学校の講師として働いたりしながら、彼は神智学に興味を持ち、ドイツの神智学協会に加入して、そこで次第に重要な地位を占めるようになる。

2010-07-01 17:17:11
アブラクサス・アイオーン @Abraxas_Aeon

後に夫人となったマリー・フォン・ジーヴェルスと共に、欧州各地を講演旅行したりする。しかし、あまりにも東洋的・インド的な色彩の濃い神智学から、彼は徐々に遠ざかり始め、キリスト教の秘教的な傾向に目を向けるようになる。

2010-07-01 17:19:49
アブラクサス・アイオーン @Abraxas_Aeon

特に彼は、アニー・ベザント女史がクリシュナムルティを将来のメシアとして教化していたことに反対していた。そうした流れから、神智学から離れていくシュタイナーは、1913年、彼が自ら提唱する人智学(アントロボゾフィー)協会を設立する。

2010-07-01 17:22:53
アブラクサス・アイオーン @Abraxas_Aeon

同年、シュタイナーはスイスのバーゼル近くのドルナッハに、人智学運動のための理想的な殿堂ゲーテアヌムを建設しようと思い立つ。これは全館木造で、細部に至るまで彼自身の設計に基づいたものであり、完成したのは1920年だった。

2010-07-01 17:26:48
アブラクサス・アイオーン @Abraxas_Aeon

ここでシュタイナーは、演劇の勉強をしていたマリー夫人の協力を得て、一種の神秘劇を上演したり、ほとんど毎日、新しいテーマを取り上げて、二時間ばかりの講義を行ったりした。人間の感性に直接働きかける人智学にとって、芸術的活動は大きな要素だった。

2010-07-01 17:29:27
アブラクサス・アイオーン @Abraxas_Aeon

ゲーテアヌムの周囲には熱心な弟子が集まり、一方、人智学運動はヨーロッパ中に広まって、パリにも支部が設けられるほどになった。この最初のゲーテアヌムは、1922年の大晦日の夜、シュタイナーの午後の講義が終ると共に、内部からの出火により消失した。ナチ党員が放火したとかいわれている。

2010-07-01 17:33:06
アブラクサス・アイオーン @Abraxas_Aeon

そこで今度は鉄筋コンクリートにより、第一ゲーテアヌムと全く同じ位置に、直ちに第二ゲーテアヌムの建設が計画された。この工事は、1925年に着手されたが、シュタイナーはその完成を見ないまま、同年、64歳で亡くなる。

2010-07-01 17:35:42
アブラクサス・アイオーン @Abraxas_Aeon

ゲーテアヌムでのシュタイナーの講義は、弟子達によって速記されて、今日約六百冊の全集(マジでパネェw)となって刊行されている。

2010-07-01 17:41:53
アブラクサス・アイオーン @Abraxas_Aeon

シュタイナーは、人智学の理念の中心的な表現として、ゲーテアヌムの舞台の背後に置くために、巨大な木彫の群像を自分の手で刻んだ。それは、我々の知的世界を支配する二つの暗黒原理、ルシフェルとアーリマンの中心に、片手を上げた人間の典型キリストを配したものである。(澁澤龍彦)

2010-07-01 18:20:11
アブラクサス・アイオーン @Abraxas_Aeon

思考は我々の特殊な個性を宇宙全体と関連づける。感覚と感情と(更に知覚と)は、我々を個別的な存在にする。思考するとき、我々は全てに通用する全一の存在となる。我々の本性が二重であることの深い根拠は、まさにこの点にある。(シュタイナー『自由の哲学』)

2010-07-01 19:36:22
アブラクサス・アイオーン @Abraxas_Aeon

我々は自分の中にそれ自身絶対的な力が生まれ出ようとしているのを見る。その力は普遍的である。しかし我々がその力と出会うのは、宇宙の中心からそれが流出するときではなく、周辺の一点においてである。(シュタイナー『自由の哲学』)

2010-07-01 19:41:39
@Geisteswelten

肉体を纏うが故、時と場所、感情と意志、そして好感・反感等、諸々の制約に縛られる人間存在。体・魂・霊。肉体、エーテル体、アストラル体、自我。あたしにとって、全てが混然としているので、シュタイナー先生が語るやうに認識の小道を歩まねばならないのは必ヂョう。や、その入口に辿りつけるや否や

2010-07-01 19:49:43
アブラクサス・アイオーン @Abraxas_Aeon

宇宙の中心から流出するときのその力を知ることが出来たとすれば、我々は意識を持った瞬間に、全宇宙の謎を解くことができたであろう。けれども我々は周辺の一点に立っている。そして自分の存在が一定の限界内に囚われていることを知っている。(シュタイナー『自由の哲学』)

2010-07-01 19:50:54
アブラクサス・アイオーン @Abraxas_Aeon

だからこそ我々は自分の外にある領域を、宇宙の普遍存在から我々の中に突出してくる思考の助けを借りて、認識していかなければならない。(シュタイナー『自由の哲学』)

2010-07-01 19:52:51
@Geisteswelten

「自由の哲学」第一部で、自己の思考を思考するにひっかかった方々。あたしも。思考している時点ではその思考を思考することはできない。そして、思考内容を思考するのと、思考を思考するの違いについていけなくなり。漸減する。

2010-07-01 19:56:11
@Geisteswelten

考えている人は、今自分が考えていることを忘れている。そしてこのことが思考の特徴をよく示している。思考する人が心を向けているのは思考そのものではなく、自分が観察している思考対象なのである。「自由の哲学」シュタイナー

2010-07-01 20:01:25
@Geisteswelten

人間は思考を通して普遍的な世界のいとなみに参与する。思考を通して純理念的(概念的)に誓う内容を自分に関係づけ、自分を知覚内容に関係づける。そして感情の中では、客体を主観に関係づけるが、しかし意志の場合には逆になる・・・「自由の哲学」あな難し。

2010-07-01 20:05:53
@Geisteswelten

道徳的想像力のない人が道徳的表象内容を他の人から受け取って、これを巧みに現実に適用する場合もあるし、また逆に道徳的想像力を持った人が技法上の巧みさを持たず、自己の表象を実現するために他の人に頼らざるを得ない場合もある☆どこかにひっかかっている?あたし。

2010-07-01 20:11:10
@Geisteswelten

くすくす。読書会が楽しみ。でもあたし、複数でのチャットしたことないんですぇ。下準備として何をしておけばよいのでせうか?

2010-07-01 20:23:32
アブラクサス・アイオーン @Abraxas_Aeon

【急募】シュタイナー『自由の哲学』 Skype読書会。予定は仮ですが来週の日曜日にします。参加希望は@Abraxas_Aeonの方にまでお願いします。(むしろこちらから色々教えていただきたい感じです^^;)

2010-07-01 21:30:08
いぶりぃ @iwri

シュタイナーに興味のある方は、是非ご参加頂ければ。議論をリードしてくれる方募集中ですw RT @Abraxas_Aeon 【急募】シュタイナー『自由の哲学』 Skype読書会。予定は仮ですが来週の日曜日にします。参加希望は@Abraxas_Aeonの方にまでお願いします。

2010-07-01 21:38:44
アブラクサス・アイオーン @Abraxas_Aeon

電車の中で『自由の哲学』を読み進めた。あと@iwriさんが投稿してくれた『人智学・心智学・霊智学』が気になったので少しだけ見たらやばかったw。はい、とても気になりますが、『自由の哲学』の集中精読に戻る、と。

2010-07-02 17:29:18
アブラクサス・アイオーン @Abraxas_Aeon

【急募・RT希望】シュタイナー『自由の哲学』 Skype読書会。予定は仮ですが来週の日曜日夜9:00にします。参加希望は@Abraxas_Aeonの方にまでお願いします。(むしろこちらから色々教えていただきたい感じです^^;)

2010-07-02 19:14:20
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