トランスジェンダーの保険証性別記載変が実現！に関するTLの反応

斬 @ZAN__

これも昨日からイライラしてる。NHKの性同一性障害の件に関しては、性同一性障害という診断名だからこそ「性同一性障害の男性」(すなわちMtF)という表現は合ってると思うよ。「医学的」にね。何が問題かって疾病モデルに回収されてることでしょうが。最初からトランスって言ってるんなら別。

斬 @ZAN__

医学モデルでは当人に対して失礼かどうかよりも機能性、実際性のある表現を使おうとすると思うね。性同一性障害が医学的に定義されてしまった言葉であるからして性同一性障害それだけで考えるのはナンセンス。もっと根底を考え抜けない。

🌸少年ブレンダ🌸 @hibari_to_sora

医療で必要な性別情報って、身体的なステータスのことなので、必ずしも「戸籍上の性別」ではないはずなんだけど、多くの場合「戸籍上の性別と身体ステータスが一致している」はずだから「戸籍上の性別」なんだよね。でもGIDやDSDは一致しない。それを情報として表記する意味はほとんどないよ。

🌸少年ブレンダ🌸 @hibari_to_sora

「戸籍上の性別」を保険証に裏書きすることの意味は、戸変をしてない当事者にとっては「ちょっと意味がある」かもしれない。でも「戸籍上の性別と身体ステータスが一致しない人たち」にとっては医療に必要な情報かというと、そうでもない。@KamPinTang

🌸少年ブレンダ🌸 @hibari_to_sora

だから保険証の表の性別が消えたとき、同時に裏面に「戸籍上の性別」とか「障がい」の文字が浮かび上がってくる、というのは、医療がどうこうというよりも、戸籍制の問題がそこに顕在化してるんだと見てとれることだと思うよ。@KamPinTang

🌸少年ブレンダ🌸 @hibari_to_sora

でも前から記載を引っ込めたのは、これはひとつの転機になったと思う。裏書も問題を可視化するきっかけになればいいと思うけどな。@KamPinTang @miz_cygnus

🌸少年ブレンダ🌸 @hibari_to_sora

単純な血液検査もホルモン飲んでるとか、身体的にはステータスが女よりか男よりか、そういう前提で読まないと異常値になるとか。女性化乳房も肝機能が疑われたりとか。問診時に伝えるべき情報はあるよね。@miz_cygnus @KamPinTang

🌸少年ブレンダ🌸 @hibari_to_sora

免許証だけでも生活面の大部分の認証をカバー出来るので、性別を変えた状態で生活出来てるトランスジェンダーには、それほど戸籍上の表記に拘ってない人もいるはずなんだ。生活に支障がなければ、戸籍の性別ってどうでもいい、とも言えるので。ただそうなると保険証は本当にネックなんだよね。

🌸少年ブレンダ🌸 @hibari_to_sora

仮に医療ミスがあったとしても、もし性別を偽っていたらお医者さんの責任は問えないと思うの。まともな医者なら怒ると思うんだ。差別をしたいから性別を聞いてるんじゃなくて、診療における安全性に責任が持てないからなんだもん。ちゃんと仕事をしたいから聞いてるわけ。

🌸少年ブレンダ🌸 @hibari_to_sora

医療行為における「性別」情報って「戸籍上の性別」なんじゃなくて、身体ステータスとしての情報を「性別」で表現してるんだよね。それはひとつの尺度、物差し、モデルに過ぎなくて、本質ではないよ。便宜性や合理性の問題だから。

🌸少年ブレンダ🌸 @hibari_to_sora

性別二元論の実態とはそのような合理主義精神や自然科学に基づく医療パラダイムのことだし、一般的に戸籍上の性別と身体ステータスは一致するという前提でやってるんだよ。ただ、それを「本質化」すると様々な問題が生じるということなのよ。

🌸少年ブレンダ🌸 @hibari_to_sora

人間の存在の本質を医療パラダイムで割っちゃったら、それは様々な問題が生じるだろう。人の存在とは様々な有形無形のものが集まって出来上がってるから。身体的にも、精神的にも、言語的にも、形而上下においても。だから医療における「性別」とは言ってみれば「血液型」のようなものだよ。

🌸少年ブレンダ🌸 @hibari_to_sora

クィアやフェミニズム的な視点から医療パラダイムを批判することはいっくらでも出来るけど、それは性別をなくすことじゃなくて、性別が本質化し、社会構造上の差別の問題になることを告発することが目的なわけですよ。