哲学クラスタ、十蘭とぼろんじが選ぶ夏の文庫百選。前編
出版社が選ぶ100冊には限りがありすぎる。そう考えた哲学クラスタ、十蘭とぼろんじ勝手に選ぶ文庫百冊企画(前編)!この夏読んでみてはいかが?
挫折亭十蘭
@juranic
哲学クラスタ、十蘭とぼろんじが選ぶ夏の文庫百選。100冊に到達するまでひたすら本の名前を挙げてコメント。ネタと、質の両立ができるといいですね。
2010-07-03 22:07:03
@b0r0nji
@juranic 戯曲としてのできはなるほど「夜叉ヶ池」だろう。天守物語は最後のデウスエクスマキナがつまらなくなる原因だと思うけど。でも小説ならこれじゃないか?
2010-07-03 22:11:49
@b0r0nji
では僕の番。中島敦『李陵』 中島敦のすごいのは情景描写がなくても背景を彷彿とさせる文章。内容空疎という批判もあるがこの雰囲気作りはそうそうないと思う。
2010-07-03 22:26:33
挫折亭十蘭
@juranic
では。『ブッデンブローク家の人びと』全3巻岩波文庫。堅実な商家から美的快楽に崩壊していく一族の記録。トーマス・マンはこれが一番読みやすいのではないかな。現在入手困難、頑張って探してくらさい
2010-07-03 22:28:53
@b0r0nji
ボードレール『人工楽園』 阿片、酒、大麻などでまさに楽園を得ようとすることについての話。人物伝仕立ての話が付されており、効用について詩的な評価と批判がなされる。
2010-07-03 22:33:50