哲学クラスタ、十蘭とぼろんじが選ぶ夏の文庫百選。前編
出版社が選ぶ100冊には限りがありすぎる。そう考えた哲学クラスタ、十蘭とぼろんじ勝手に選ぶ文庫百冊企画(前編)!この夏読んでみてはいかが?
@juranic
みんな引きこもっていたいんだよ!『さかしま』ユイスマンス、澁澤龍彦訳、偉大なる引きこもりデ・ゼッサントの話。引きこもり願望の人びとに捧ぐ。43
2010-07-03 23:47:40
@b0r0nji
ちなみに昔のドイツの大学では自分の名前にちなんだ論文を書いていたという。ミュラー氏ならば粉屋の権利など RT @Fe_b: 豆知識:ドイツ人の名前は職業からそのまま取られているものが多い ミュラーさんは粉引き屋 シュナイダーさんは服の仕立て屋
2010-07-03 23:48:30
@b0r0nji
井筒俊彦『イスラーム文化』 岩波文庫 日本の誇るイスラム研究者が書いた、イスラムについて理解しようとするなら必読の古典。歴史、教義、実践について全体的に触れているので読んでいて損はない。ちなみにこのひとは『コーラン』の訳も出している
2010-07-03 23:54:22
@juranic
『食道楽』村井弦斎、岩波文庫全2冊。ビタミンとかが発見される前から栄養の重要性を説いた明治時代の画期的啓蒙小説。新聞連載だったから読みやすい、かつ容易に入手できる。牛の脳食べるのとかってこの頃からあったんだね。
2010-07-03 23:56:40
@b0r0nji
料理小説が出たので僕からも。ヨハネス・マリオ・ジンメル『白い国籍のスパイ』 祥伝社ノンポシェット 残念ながら絶版だけど古本屋に行けばそこそこ手に入るはず。第二次世界大戦を料理の好きな男がスパイとして駆け回る痛快アクション。ちなみに要所要所での料理はレシピ付きで登場する。
2010-07-04 00:01:31
@b0r0nji
僕のSF原体験の紹介。ジョン・ウィンダム『トリフィド時代』 小学校の図書室に古びてぼろぼろになりそうなハードカバーがあって、1人床に座り込んで何度も何度も読んだ記憶がある。50。折り返し地点だな!
2010-07-04 00:08:52