2010年6月１３日スマナサーラ長老ダンマパダ講義（於ゴータミー精舎）メモまとめ

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「ヤハウェという悪の神が、誉められたくて仕方がない。犬と同じなんですね。犬も誉められたがる。で、褒めてあげると、伝染病やら災害やらをくれる。ヤハウェの神が何か人類にいいことをしてくれたという証拠は一つもない。彼は、自分の栄光になることが大好き。」

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「だったら、その神に『私を立たせてくれ』と頼んでみれば。いま横になっている私を起こしてくださいと。それはうちの息子にもできるし、旦那にもできるんだよと。それくらいでも実験してみれば、他力のインチキがわかります。釈尊仰ったのは、結局、やっているのは自分でしょうと。」

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「何か悩み苦しみがあったら、自分で何とかしなさいと、仏教は言うんです。自分で何とかしなさいと言うと、別の問題が起きてくる。その人は着々と、具体的に観察して生きないといけない。」

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba スマナサーラ長老のダンマパダ講義をUstream中継中。 (@DhammaStream live at http://ustre.am/fM1f )

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「確実に希望がかなって欲しいと思ったら、注意してより具体的に生きるはめになります。それで自分の力で何とかするんだ、という人にとっては具体的、合理的に生きないといけない。」 (@DhammaStream live at http://ustre.am/fM1f )

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「自分の持っているお金を計算して生きることになる。ちょっと歩いてでも、安い店で買い物をする。そういう生き方が仏教的な生き方です。」 (@DhammaStream live at http://ustre.am/fM1f )

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「合理的に生きる、ということが仏道なんです。それでも不幸になるんだというなら、それはおかしい。ほんとは合理的に生きることはたいへん楽なんです。毎日風水で占って鬼門はどこですかとコンパスを持って……と、それは大変でしょう。」

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「しかし風水や占いの本には群がる。それで皆億万長者にしてもらっているはずですが、日本人はそのまんま。若者のホームレスまでいる。なのに、ベッドのシーツの色を変えたからと億万長者になったという人がいるんだからねｗ　風水のカラクリで騙される神々もそうとうなバカですね」

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「そういうことを信仰して生きるよりは、方角など何も考えずに玄関から出た方が楽なんです。合理的に生きることが楽だと思います。仏教の道になってみると、自分で頑張らないといけない。それは大変じゃなくて、逆にすごく楽なんです。「新宿の母」に会いに行かなくても済みますし。」

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「合理的に生きれば、そういう（占いや風水に）心配しなくてもいいということになる。他力で幸福になろうと思うと、身動きできないほど脅されるし、どん底不幸に陥ります。」 (@DhammaStream live at http://ustre.am/fM1f )

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「仏教の話に戻りますが、自分のことを自分でやるとなると、頭悪い人、精神的病気の人にとっては、『これは大変なことだ』と思ってしまう。病気じゃない人は、『これは楽だ』と思う。」

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「経済的な豊かさでごまかしているだけで、その化粧の皮をはがせば、現代日本は原始時代そのまんまなんです。病気の人の前でシャーマンが踊って治そうとしていた社会と変わらない。（みな恐れていますが）本当は、合理的に生きるというのはとても楽なんです。」

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「それでも（合理的に生きても）うまくいかないケースもある。なんでうまくいかないのかと。それを釈尊が教えている。理由は人間は考えて行動する。生きている上で判断する。意識よりも先に脳が判断している。自由意志などなりたつのか、疑問です。」

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「脳のレベルの判断では二者択一はない。前方に障害があったら、避けるに決まっている。人間だけではなく小さな虫でも、この場合はこの判断する、ということは決まっている。私はよく言うでしょう？選択肢がふたつある場合は困らないでくださいと。どちらもロクでもないんだと。」

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「脳が判断しないことにあれこれと思考で悩むなら、それは脳から見たらどうでもいいこと。ジャンケンで決めても、コインの裏表で決めてもいいもの。」

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「幸福になりたいと思って頑張っても、判断は心がするんだから。悪い結果だなぁと思っても、やっぱりやっちゃう、ということになります。仏教はそのセクションを治してあげようとしている。瞬時に判断しているんだから、それはどうしようもないんだけど、」

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「（瞬時に判断してしまうけれど、）では、あなたには正解しか判断できないようにしてあげるよ、ということ。仏教は、正解が自然に出てくるようにと、心を調教するんです。それで自然に、正しい結論（判断）を出すんです。それは無常だから、因果法則だから、可能なんです。」

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「因果法則によって我々は、必ず達しなければいけない結論に達している。それで生きている。そこで、結果を見るとまずいんです。自分の好き嫌いで生きていると、結果がまずい。まずいからといって、自分で結果を変えることできない。変えようとすると心がものすごく攻撃する。」

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「仏教だから嘘をつかないぞ、と思っても、心は納得しない。嘘ついちゃえ！と攻撃する。結果は幸福になるけど、心からはくたくた攻撃される。

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「でも、心は不幸になりたいわけではない。幸福になりたいと思っているが、その判断が間違っている。だから、その間違った判断を厳しく直さないといけない。それを仏教がやろうとしている。」

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「わがまま好き勝手に生きると、結果としては酷い目にあってしまう。そういう人々も頭では、これではマズイと分かっている。それでもやってしまう。不幸に落としたのは自分の心。しかし心は不幸にはなりたくなかった。だから、『心はバカ（無知）』ということになる。」

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「私は、『正解出したければ、自分の気持ちと反対のことやってください。うまくいきますよ』と言っている。それは、心は本来、無知、バカという真理に基づいて、だったら思い切り心に逆らってへんてこりんなことすると、けっこううまくいきますよ。」

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「ウソつきたくなったならば、『じゃぁ絶対嘘つかないでいるぞ』と。だれかぶん殴りたくなったら、「絶対に手を出さないぞ」と。そうすることで正解が出てくる場合もあります。こころは常に揺らいでいるんです。こころは最初から判断している。」

hal @hal_7so

こんなお話までustで聞ける時代、ありがたやぁ RT @DhammaStream パーリ経典解説　ダンマパダ講義（スマナサーラ長老指導）配信開始しました。 #jtba (@DhammaStream live at http://ustre.am/fM1f )

佐藤哲朗(nāgita) @naagita

#jtba 長老「先入観　prej・u・dice　はじめから決めつけている。予断で生きている。これは脳の構成、こころの構成だから、変えることはできない。しかしもっと先にブッダだけが行ってみた。すべては因果法則で成り立っている。予断に達するのも因果法則。」