武雄市図書館歴史資料館を学習する市民の会 動画書き起こし
アナウンサー
「武雄市図書館・歴史資料館を学習する市民の会は、現在武雄市図書館・歴史資料館の指定管理者制度への移行が検討される中、学習会を通じて図書館のあり方を考えていこうと設立されました。
この日の第1回目の市民学習会には、市民16人が参加、図書館と景観をテーマに時間軸や空間軸など、これまでの歴史を踏まえた武雄の街づくりを紹介し、図書館について考えました。」
講義内容
「鍋島屋敷を中心に教育施設を集めようという計画をずーっと進めてきているわけですね」
アナウンサー
「会では今後も学習会を重ね、どの様な形で計画が進められていくのか、その内容自体も学習していきます。
学習会では指定管理者制度への移行に関する疑問や、現在出されている歴史資料館の取り扱い案への疑問など率直な意見が出されました。
また最後に、今回の市長提案の最終決定機関である武雄市議会宛に、指定管理者は全国的に導入後に撤退した事例があるが万一の場合の責任はどうなるのかなど、7項目について公開質問状を送ることが確認されました。
回答期限は7月11日に設定されていて、回答の内容は一ヶ月以内に予定されている次の学習会で公開する他、誰でも見られる様な形で公開したいということです。」
武雄市図書館・歴史資料館を学習する市民の会代表世話人 武雄芳輔さん(武雄歴史研究会副会長)
「特に一番私が心配するのはですね、歴史資料館の方のですね、あのどういう風になるか、そういうのが一番心配でですね。
ただメリットばっかりを出てですね、デメリットいうのは全然分からないしですね、情報が全然分かりませんからですね、まぁ一番心配しております。」
武雄市図書館・歴史資料館を学習する市民の会代表世話人 井上一夫さん(まちづくりグループ所属)
「図書館を公共が、公共から民間に委託するって突然出てきたんですよね。で、僕自身は図書館は公共の物というふうに理解していたもんですから、突然出てきて中身が全く分かんないもんですから、まずどうことかっていうのをみんなで学習しようということで立ち上げました。
だから、あの、政治的な動きとか手続き上の動きに関しては僕らがタッチするような場面はないと思うんですね。
だからあたし達がやりたいのは、根本的に図書館がなんなのか、我々あまりにも学習してこなかったもんですから、当然そこにあるもの、あること自体が当然と思っていたけど、図書館の目的とか、図書館が私達の生活にどういう風に役に立っているのか、そういうのが見えなかったんですね。そういうのをもう一度しっかり見て本当の図書館というのがどういうものなのかっていうのを学習していきたい、思ってます。
なるだけ私たちがみんなと一緒に、若いお母さんとかお年寄り、みなさんに等間隔でサービスの図書館の役目ですので多くのみなさんに参加していただいて、一緒に学習していきたいなと思ってます。」