【福島原発事故の国際的刑事責任Ⅰ】検証:ICCは福島原発事故関係者を裁き得るのか~現実的な課題の考察~ #国際刑事裁判所 #原発 #福島原発事故 #人道に対する罪 #保護する責任 #脱原発
- tkatsumi06j
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@KodamaHiroki ICCに関する国内の専門家として、今後考えられる傾向を挙げられるとすれば前述の通りです。傾向が解れば対策も練りようがあるというもの。ただしこれは長期的な闘いになることが予想されますので、訴追すること自体に即効性はないという理解でいる必要があります。
2012-07-16 09:36:16@Yosane0310 難しい立場です。市民の一縷の希望を打ち砕きたくはない。しかし、現実的な対応を練らずにただ国際機関に対する期待が高まり過ぎると、それが実現できない場合の失望のエネルギーの方が恐怖です。なので早急に、私の知り得る知識を総動員して事前対応しました。辛い立場です。
2012-07-16 09:39:40以上。福島原発事故に係わる犯罪行為の疑いで日本政府関係者をICCに提訴する件について、まだまだICCローマ規程を一語一句把握している訳ではないのですが、私の知る限りの範囲で考え得る課題を列挙させていただきました。以上のツイートはTogetterにまとめさせていただきます。
2012-07-16 09:42:42休日の朝から希望を打ち砕くような重いTWの連投、申し訳ないです。でも #紫陽花革命 を支持する立場からも、やはり事実は把握しておいがほうがいい。期待が高まりすぎて失望のエネルギーに凌駕され、意気消沈してしまう方が、体制側の思う坪です。どうか運動への愛情からの指摘だとお察し下さい。
2012-07-16 09:47:33欄外:フォロワさんとのやりとり
お辛いでしょう、それは。今回、経験されたこともあり、純粋に市民の幸せを願う立場からすると。。でも京都での小出先生のお話を聞くと、裁いて欲しいとの気持ちは強くなる一方。RT @tkatsumi06j: @Yosane0310 難しい立場です。市民の一縷の希望を打ち砕きたくはない。
2012-07-16 09:51:09@yosane0310 ICCにおける日本の立場は強すぎる為(当然司法当局はこれを見越している)これら課題を予見していたからこそ、私は「保護する責任」原則に基づく国際社会の介入が必要ではないかと日々考えていました。その集大成がこれです。 http://t.co/ERVGsTDs
2012-07-16 10:03:11まとめ後のやりとり
フクシマ事故は間違いなく人類的犯罪に属するのです。少なくともヒロシマ・ナガサキに匹敵する人道犯罪になる途上にあります。 今から予言しておきますが、そうなった時にその刑事責任を日本の裁判所が問わなければ、国際刑事裁判所が問うことになります。 http://t.co/uhSIzwY2
2012-07-17 18:54:20おそらく、問えません。RT @lovelovesarah: フクシマ事故は間違いなく人類的犯罪に属するのです。 今から予言しておきますが、そうなった時にその刑事責任を日本の裁判所が問わなければ、国際刑事裁判所が問うことになります。 http://t.co/Ske6sRfA
2012-07-17 22:06:34http://t.co/XZdaNFkD 詳しくはこちらを。RT @lovelovesarah: フクシマ事故は間違いなく人類的犯罪に属するのです。 今から予言しておきますが、そうなった時にその刑事責任を日本の裁判所が問わなければ… http://t.co/Ske6sRfA
2012-07-17 22:10:53@lovelovesarah 結論的には、「両方とも」ということになると思います。国際刑事裁判所の犯罪類型でいう「人道に対する犯罪」は国内法で犯罪化されていないため、国内法の範疇では裁けない可能性が高いのです。まして大規模環境汚染となると、これはむしろ「戦争犯罪」の領域に。続く
2012-07-17 22:14:04@lovelovesarah 続き。「戦争犯罪」は文字通り交戦状態の中で行われるもので、ジュネーヴ諸条約等の違反が関係してきますが、日本は交戦状態にある訳ではないため、戦争犯罪としての環境犯罪は適用できません。だから市民社会によって国際環境裁判所の創設が進められているのです。
2012-07-17 22:17:11@lovelovesarah ご案内のような国際的にも大規模な被害予測があるのであれば、これを各国政府が重く見れば、「お金」の問題は飛び越えるかもしれません。しかしそのような状況は想像もつきません。逆に、各国政府が重くみた場合、日本の対応は国際衆人環視の下に置かれるでしょう。
2012-07-17 22:24:43@lovelovesarah この件に関しては、二重三重の免責の壁があると考えざるを得ません。国内の刑法で環境犯罪に関する規定があればいいのですが、それが公海上にまで及ぶ場合は、これは国連海洋法条約の範疇になるのではないかと。問題は違反行為に対する罰則がどうなっているかです。
2012-07-17 22:27:02@lovelovesarah その時こそ国際社会は日本を厳格な監視下に置き、制裁措置を発動することでしょう。メキシコ湾の原油流出事件のことを想起するとわかります。いち企業が社会的責任を免れることを国際社会は容認しなくなると思います。新たな国際犯罪として認定されるかもしれません。
2012-07-17 22:30:28@lovelovesarah 私の所属するJNICCという有識者のネットワークをはじめ、有志議員らも日本政府に国際刑事裁判所の管轄犯罪の国内犯罪化を求め続けてきたのですが、政府は「現行刑法で対処可能」と一点張りで聞き入れませんでした。後になってみるとこれです。まさに免責の壁。
2012-07-17 22:36:47@lovelovesarah こうしたことを踏まえ、今後も政府に国内犯罪化の提言を続けてゆく所存です。本日は実は日本政府が国際刑事裁判所に批准して5周年に当たるので、個人声明を発表したところです。この考えを元に再び訴えていきます。http://t.co/V9tNj7iT
2012-07-17 22:38:27