人は、「目に見えないもの」を自分の都合のいいように解釈するものです。幽霊とか、超常現象とか――服の下の身体のラインとか
うーん、二人が言うならそうだよねえ。じゃあ、ちょっと確かめに行ってみましょう!(*-∀-)ゞ http://t.co/ZpYBkpQL
2012-08-01 17:45:33ずん子は興味津々といった様子で両手をぽん、と合わせると、ずんだずんだという軽やかな足取りで茂みの中を分け入っていきます。
2012-08-01 17:46:11な、なあんだ、きりちゃんも結局怖いんじゃありませんの!( *^皿^) ずんちゃん! き……きりちゃんが! きりちゃんが怖がってるから調査はまた今度にしましょ! そうしましょ!( ;∀;) http://t.co/Cx9yBGNU
2012-08-01 17:46:45――べ、別にわたしはこわがってませんよ? タコねえさまが怖いからって、わたしに罪をなすりつけないでください。で……でも、そうですね! タコねえさまが怖いなら、無理して調べに行かなくても……。
2012-08-01 17:47:05ずん子の後ろで醜い言い訳争いが勃発していますが、マイペースな彼女は全く聞き入れようとしません。懐中電灯説を信じているのか、幽霊が出てきても仲良くなれると思っているのか、あるいは単純な好奇心からか――ずん子の足取りは軽やかで、ちっとも緩む気配を見せませんでした。
2012-08-01 17:47:27あ……あたしも! ちょっと畑の様子を見てくるですわ!Ε=ε=ε= ┌(;´゚ェ゚)┘ http://t.co/3ThBoNDm
2012-08-01 17:48:30ある意味で、全く臆することなく歩を進めるずん子の背中こそが、悪魔のそれに見えたことでしょう。きりたんとイタコ姉さまは、そんな感じのフラグめいたセリフを残して踵を返そうとします。
2012-08-01 17:48:45何者かによって茂みが思い切り揺らされ、きりたんとイタコ姉さまが敏感に反応します。ずん子も意表を突かれたように音がした方に視線を向けますが、驚きはしたものの、怖がりはしませんでした。
2012-08-01 17:49:56腰を抜かしかけた三人の前に姿を現わしたのは、真っ白なロリータ衣装に身を包んだずん子の同級生、『漆黒の』めたんでした。ずん子が拍子抜けしたような裏声で彼女の名前を呼ぶと、彼女も安心したのか、小さい口から息を吐き出します。 http://t.co/Pes54Gn9
2012-08-01 17:51:03「警戒区域」に侵入してくる連中がいるから来てみたら――あなたたちだったとはねえ。来るなら事前に一声くらいかけなさいよ。……わたくし、携帯とか持ってないけど。
2012-08-01 17:51:19