語学における知識偏重の限界・メモ

語学を学ぶに当たって、日本人は全てを知り尽くそうとする傾向がある。だが全てを知り尽くす事は出来無い。むしろ全てを知り尽くす必要はない。法則を理解する事で、未知なる変化に対応出来る様にする。つまり「知る」ことを辞め「出たとこ勝負」を考える。無知は恥ではなく力だ。 参考:おかあつ日記™ 表意文字のハンデ ── 日本的語学オンチのその理由 http://oka-ats.blogspot.com/2012/07/about-japanese-linguistic-blindness.html
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岡敦🇯🇵 @ats4u

そういえば、僕がアメリカ英語の発音を学ぶ時の素材として最大限活用していた教材があった。 ビーバスアンドバットヘッド。

2012-08-03 05:01:17
岡敦🇯🇵 @ats4u

短母音のiはイでなくかなりエに近いイになる。僕が英語を学び始めたのは大人になってからである。だが自然なiの発音を覚えることが出来た、その秘密は!ジャーン! このビデオ。この強烈なインパクトによりどんなアホでも二度と忘れないit! it! http://t.co/T01wyiit

2012-08-03 05:04:49
岡敦🇯🇵 @ats4u

聞き流すだけで喋れる様になる教材などを高いお金を出して買うお金があるなら、ビーバスアンドバットヘッドを全巻買い揃えて、毎日見ると良い。毎日少しずつ少しずつ脳ミソが減少していき、最終的に英語が話せるようになる。

2012-08-03 05:07:30
岡敦🇯🇵 @ats4u

英語は理屈でないという事を見るだけで理解出来る。出来てしまう。ビーバスアンドバットヘッドは偉大。

2012-08-03 05:09:59
岡敦🇯🇵 @ats4u

なんつうか、あれだ。英語の方言のウィキ版。何かヘン。ラオ語の方言を研究した経験から言って、ひょっとして、実は正しく理解している人なんか、どこにもいないのかもな。ラオ語と同じで、家族単位で全然違う発音になっていて。何か人によって説明に相当のばらつきがあるのは、そのせいかな。

2012-08-03 05:15:20
岡敦🇯🇵 @ats4u

さっき、下のオッサンにビザをヴェイザとかヴァイザとか北部の人って発音するでしょ、って言ったら、そんな事ないよ、イは常にイでエイにもアイにも変わることは絶対に無いよ、って言ってた。オッサンはニュージーランドの人で、オッサンのお母さんはゲーリックしか話せないと言ってた。

2012-08-03 05:19:59
岡敦🇯🇵 @ats4u

…そのオッサンはそういう認識だったのだろう。だけど北部から来たというビザをヴァイザというオッサンはスゴイ変わった話し方で、何言ってるかわからない事であたりのイギリス人の間でも有名だった。その人はヴァイザと言っていた。その人はそういう認識だったのだ。どれが標準という事は絶対にない。

2012-08-03 05:22:01
岡敦🇯🇵 @ats4u

結局起こる変化を知識の増加によって対応する、というアプローチ自体が正しくないのだ。それは僕の経験上の法則とも一致する。僕がそう思うのは、僕がジャズをやっていたからなのかなぁ…。

2012-08-03 05:24:00
岡敦🇯🇵 @ats4u

ジャズ即興の練習ほど捉えどころのないものはない。明日のライブであれをやろうこれをやろうと思って予めリックを沢山練習していっても、あるメンバーがその日の気分でいきなり全然違うことを始めたりして、練習していたことが全部フイなんて常。山を張っても必ず外れる。小手先でない実力を問われる。

2012-08-03 05:26:55
岡敦🇯🇵 @ats4u

で、結局どういう形でまとめるのがいいのか… サッパリ検討付かないな…。

2012-08-03 05:28:22
工藤村正 @muramasakudo

@ats4u 私は東北生まれの東北育ち、言葉のなまり…私も含め、話す本人はちゃんとした標準語で話せていると信じている人が殆どです。

2012-08-03 05:31:43
工藤村正 @muramasakudo

@ats4u 南部や北部、東部と西部、どこへ行っても自分たちの英語の発音を標準としているので、それ以外は皆なまっていると言い張ります。

2012-08-03 05:33:34
岡敦🇯🇵 @ats4u

そのとおりと思います。自分はよく思うのですが、結局の所「聞く時はどんな発音でも聞こえるように寛容に」「話す時は必ず特定の方言のなかに入るように厳密に」発音を学ぶしかないのですよね…。 @muramasakudo

2012-08-03 05:36:53
岡敦🇯🇵 @ats4u

イサーン語を勉強し始めた7年前、イサーン語を学んだら、恐らく英語も話せるようになるだろう、という漠然とした読みを持っていたのだが、それは当たった訳だ。

2012-08-03 05:41:54
岡敦🇯🇵 @ats4u

イサーン語は完全な方言なので標準が何も存在しない。イサーン語の世界に入ったら、全員違う話し方なので、聞きとりの方は寛容にならないといけないし、話す方はあまりに外人っぽい突飛な話し方だと聞きとって貰えないので、必ずいずれかの方言の中に収まる様な発音にしないといけない。

2012-08-03 05:44:12
岡敦🇯🇵 @ats4u

もし外国語が、全ての発音の類型を知らないと話せる様にならないというのなら、イサーン語など話せるわけがない。イサーン語の発音の類型を全て知っている人など、ネイティブも含めこの世に存在しないわけで。

2012-08-03 05:45:15
岡敦🇯🇵 @ats4u

結局ここにも日本人の知識偏重傾向が現れているのだよな…。「準備しないで出たとこ勝負がいいのだ」と考えるのは、日本人としては非常に曖昧で正確さに欠けるとどうしても見做されがちなのだよな…。

2012-08-03 05:46:43
岡敦🇯🇵 @ats4u

何かおとといにフォネティクスの理論を見た時、凄く混乱したのだけど、何かだんだん見えてきたぞ…。

2012-08-03 05:48:18
岡敦🇯🇵 @ats4u

今日書いたこのメモは、あとでトゥギャっとくか…。

2012-08-03 05:49:08
岡敦🇯🇵 @ats4u

「サウンドを理解する事が大切だ。」… ジャズ研で出会った先輩の言葉。

2012-08-03 05:52:19