『親密さ』上映後の反応(@濱口竜介レトロスペクティヴ)

「濱口竜介レトロスペクティヴ」内でオールナイト上映されている『親密さ』への反応です(short versionへの反応含む)。 8/5現在、残る上映はあと1回。 8/10(金) オーディトリウム渋谷にて 24:00~4:30(途中休憩あり) 続きを読む
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だだ @yukitakayama

それはカメラと映画の魔法だが、ショートバージョンでは、カメラがより多くを映す事でその魔法が効力を失ったり、また映すのをやめる事で、効力を得たりする。この魔法が効いた世界と、魔法のない世界の行き来は、こちら側を揺さぶりにくる。

2012-08-11 11:32:36
@id_Spoon

『親密さ』の感想をうまく書くことができない。把握しきれていないということなのかもしれないが、理解が及ばなかったという意味ではまったくない。むしろ観ているあいだ、フィルムが身のうちに浸透していくような心地よい気だるさがあり、集中力が緊張と弛緩をたびたび往復した。

2012-08-11 11:58:30
@id_Spoon

見当違いも甚だしいと思われるかもしれないが、これといって鮮烈なショットが絶えず連鎖していくわけでもなく、突出しておもしろいシーンがあるわけでもないのに、だらだらと、延々と観ていられる映画というのがあって、『親密さ』はまさにそんな体験をもたらしてくれたのだった。

2012-08-11 12:02:02
ィヨシナリジュン @jun7704

『親密さ』ロングver.鑑賞@オーディトリウム渋谷。満員御礼につき立ち見だったが上映時間255分、ああこの映画も終わってしまうんだなという終盤の30分以外時計を確認することなしに夢中になって観た。言葉が多すぎることとラストが短すぎること以外に欠点がない映画だとおもう。★★★

2012-08-11 12:02:15
Koike Keiko @koikekeiko715

オーディトリウムでの『親密さ』 1部の夜明けのロングショットが美しくって、似たような景色を求めて、オールナイト終了後に足早に劇場から出てしまった。でも、そこにあったのはもう明るくて騒々しい空だった。ああいい映画だったなあ

2012-08-11 12:02:48
Zom @pickpocketzom

ふわーっとしながら、道端の野良猫とか写メしながら、とりあえず帰って、寝て起きてそれからがすごくないか、『親密さ』。ちょうど1週間前もそうだった。一旦寝て、起きたら、早朝の渋谷とか朝の電車の疲れ果てた様子とかが映画の4時間とごちゃまぜになって迫って来る。起きた時一人だったら尚いい。

2012-08-11 12:04:26
@id_Spoon

後半では劇中劇の演出家として観客席にいてほとんど登場しない主人公。ときおり照明の当たらない場所から役者を真剣なまなざしで見つめている彼女の顔がふとフレームの端のほうに映るとき、あれ?この人こんなに美しかったっけ?という唐突な驚きがあったり。>『親密さ』

2012-08-11 12:08:50
@id_Spoon

前半ではあまり印象がなかった役者たが、劇中劇が始まるやいなやみるみるうちに生々しい息づかいでもって輝きだす。それから今回、まとまった特集で濱口竜介作品を観てきて、つくづく電車やホームを魅力的な装置として演出するなぁと思った。>『親密さ』

2012-08-11 12:14:54
hideaki sasaki @ciscosmo

『親密さ』予告編 言葉のダイヤグラム 言葉は想像力を運ぶ電車です 言葉はどこにでも転がっています 大切なものはなんですか 君といる時間 いない時間 http://t.co/TFh1gSTa うーもっかい見たい。

2012-08-11 12:48:56
野本幸孝/Yukitaka Nomoto @yuki_miriam

濱口竜介監督『親密さ』(255分版)@オーディトリウム渋谷。素晴らしかった。「兄妹」愛は「兄弟」愛へと繋がり、互いの道を行く二人のラストシーンは、かけがえのない瞬間=時光に満ちていた。あなたの喜びや痛みを、私のものとして想像し、希求すること。愛することは、常に試みとしてある。

2012-08-11 13:50:37
Taeko Wakiyama @mameda_taeko

『親密さ』はまだ言葉が出てこない。投げキッスまでを反芻する。濱口竜介RSは通うのが本当に楽しかった!ひとつひとつの映画の楽しさを段々増えるお客さんと噛み締めるように眺め、笑うのは夏のいい思い出です。監督、オーディトリウムさん、関係者の方々すごくいい特集をありがとうございました!

2012-08-11 14:55:26
Youhei Miyazaki @iheuyo

昨日は『親密さ』オールナイト。今日はfree dommne。僕の夏休み

2012-08-11 17:34:33
NOBODY @nobodymag

昨日から今日にかけてオールナイト上映された濱口監督の『親密さ』。熱が冷めぬ前に結城秀勇によるレヴューをどうぞ!http://t.co/ByKQolkf  この映画が行っているのは、「平行線とは決して交わらないふたつの線である」という定義をそのまま肯定することではない。(抜粋)

2012-08-11 18:34:22
Taeko Wakiyama @mameda_taeko

ああ、今またじわじわと。ラストもう一度観たい… RT @birdcage6: 再び「親密さ(long version)」とにかくラストがもう一度観たくなってまた泣いた。濱口竜介という若い監督に巻き込まれた1週間だったが特集上映でここまで満たされたのはダグラス・サーク以来…

2012-08-12 14:26:32
千浦僚 @projectionORdie

先日の結城さん。交代時間に遅れてきた「すいません 「親密さ」(濱口竜介監督)の動員に貢献しようと批評記事をアップしていたら遅れてしまって…」 …許す!  結城秀勇 「映画空間400選」編者(長島明夫氏と共同)。若干浅野忠信似。

2012-08-12 17:50:00
精子ドボドボ大洪水 @daikozui

濱口竜介レトロスペクティブ『THE DEPTHS』(2009)、失敗してる部分もありますが、脚本・演出・俳優の三つの要素が各々強く意志を発しながらも、互いを補完し確固たる関係を構築している、絶妙な均衡が保たれているのに瞠目しました。民主国家の理想とする三権分立の姿を体現している。

2012-08-13 18:27:21
だだ @yukitakayama

「親密さ」を『時間の長さ』という点から考えてるかたもいたが、僕もこの映画と『時間の長さ』は切り離せないと思う。また同時に『「親密さ」を見る事』を『体験』とおっしゃってる方もいたが、それと『時間の長さ』は近いものがあると思う。それは『一緒に過ごす』というような事だと思う。

2012-08-13 21:33:26
Hachidai Kurosawa @krsw_cr

最近観た邦画は「苦役列車」「かぞくのくに」「親密さ」「THE DEPTHS」。偏り方がハンパないし、ぜんぜん万人受けする作品じゃないけど、頭と心に色々と焼き付いちゃう作品。

2012-08-13 21:39:22
だだ @yukitakayama

『一緒に過ごす事』は『親密さ』とも関係がある。映画「親密さ」が『時間の長さ』であり、『体験』であり、『一緒に過ごす事』であり、『親密さ』であるならば、それは映画からは逸脱している。ただ同時にこの映画には、映画的としか言いようのない素晴らしい数々のショットがある。

2012-08-13 21:44:43
だだ @yukitakayama

特にそれはラストのシーンで。彼らの最後の瞬間の繋がりが、触る事でも語る事でも聴く事でもなく、見る事であったのが記憶に残る。

2012-08-13 21:46:23
Eiji Kobayashi @e_covi

『親密さ』前半部のクライマックスの夜明けの長回し。とぼとぼ歩きながらすれ違いから次第に心を近づける二人は、気がついたら手をしっかりと握り合っている(!)。交わされる言葉もじっくり聞いていろいろ考えながら見ていると、その瞬間を見逃しがちで、3度目のオールナイトでようやく確認した。

2012-08-13 23:17:55
Eiji Kobayashi @e_covi

昨日「今年の流行語大賞は『親密さ』でしょ?」って言ったら笑われたwww

2012-08-13 23:19:23
ささき @sogopunk

「親密さ」濱口竜介監督。前半で濱口映画の魅力オールスターにまきこまれ、笑えてくる興奮。後半、色々いいたくなる。と途端にカメラで観客の顏カットが差し込まれる。表情がこちらの顏とリンクしまた、作品にまきこまれる。結局、意味あるカットの連続があの理性をくすぐるラストと出会わせてくれた。

2012-08-13 23:24:59
ささき @sogopunk

濱口竜介監督レトロスペクティブは、上映終了、企画終了後のほうが作品を味わえることが多い催しものだったのかも。親密さを見終わって3日経とうとしているいまの感想。まきこまれたら自然と親密になってた。

2012-08-13 23:37:11
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