- S__Buscemi
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「女子とニューヨーク」むさぼるように読み終えた。知りたかったことがこれでもかこれでもかと繰り出される充実の,女子と都市の文化史。おもしろかった!!そして今,その画像集(http://t.co/PqENnENW)で興奮気味におさらいしているところ!なんといたれりつくせり
2012-08-28 22:51:40続けて山内マリコさんの「ここは退屈迎えに来て」も読むと,田舎の子(われも含む)の憧れによってさらにきらきらする都会の姿が迫ってきて,ぎゅっとなるな
2012-08-28 23:14:41そして私の人生で,椎名的な人物と絡むことは今のところ一度もないように思う…。それだからこそ「私たちがすごかった栄光の話」の「栄光の時間」の興奮は手に取るようにわかる(気がする)(妄想だけど)
2012-08-28 23:18:08山内マリコ『ここは退屈迎えにきて』。あねもね文庫で確信していたが、なのめねぇユーモアを縁の下でしっかり支えているサブカル教養がほんものすぎてくらくらする。かっこいいよぅぅぅなんだよ「君がどこへも行けないのは車持ってないから」ってなんだよぅぅぅばかぁかっこいいよばかぁぁぁ
2012-08-27 03:17:24どこにも行けなかった出戻り系女子やキレッキレの名詞センスは角田光代さんにも通じるところがあるけれど、地の文と会話(ようするに全部)のこのセンスはなんなのだろうか…インタビューですきとおっしゃってたポール・オースターとかの影響もあるのかなぁ?
2012-08-27 03:21:50@maricofff おまい、なんだこれ。胸が苦しいなんてもんじゃねえお……。横浜と東京とワシントン州でしか暮らしたことない私が文章で地方都市の虚無っぽさを湿度や匂いまで想像できるんだから相当なもんだお。。。読み進めるの怖いわ。
2012-08-27 15:19:19「ここは退屈迎えに来て」読み終わった。面白かった。セックスはこれまで経験してきたどれにもカテゴライズできないオリジナルな痛み、という表現にニヤニヤした。強いて言えば骨や筋肉の間に内視鏡とチューブ挿入される痛みに似てると思う。あの。開いちゃダメなところ開いてる感じが。
2012-08-27 17:01:12山内マリコ『ここは退屈迎えに来て』すごくいい。中の一編「東京、二十歳。」東京にでた主人公が大学の夏休みに実家へいったん帰るエピソード。田舎から都会にでた人なら覚えがある心情、胸がいっぱいになる。それをサッと表した簡潔で要を得た文体に震えた。http://t.co/qK5LQvGQ
2012-08-27 19:02:57中学生の頃に家庭教師にOliveやROCKIN'ON JAPANや『つづれおり』『チェルシー・ガール』『ミナ』『青春シンドローム』岡崎京子とフリッパーズ・ギターを教えてもらったり、上京してシネセゾン渋谷に映画を観に行ったら(続
2012-08-27 19:12:11続)"スペイン映画『トーク・トゥ・ハー』を、こんなにも大勢の人たちが観に来ていることにショックを受けた。自分だけが特別な、少し風変わりなアンテナを張っているつもりだった朝子は、なんだか酷くがっかりして列に並んだ。" (山内マリコ『ここは退屈迎えに来て』収録「東京、二十歳。」)(続
2012-08-27 19:12:24続)といった「わかる」描写もかなり巧いんだけど、同時代的であることを恐れず「これを書かねば」という切実さと「いまこれが必ずウケる」という確信の同居具合に、もう痺れまくる。だって『なんクリ』になってしまうかもしれないでしょう?サブカルなんて呼ばれてしまうかもしれないでしょう?(続
2012-08-27 19:12:41続)参考文献に『ファスト風土化する日本』『自分探しが止まらない』『夜露死苦現代詩』『文化系のためのヒップホップ入門』があり、極めて同時代的な小説であることに恐れること無く挑戦している。挑戦を支えているのは作者が培い研鑽したであろう簡潔で要を得た文体なのではないかなとも感じました。
2012-08-27 19:19:59読みはじめて冒頭の1ページ目から鋭すぎてビビッた。そして潰れたコンビニ、ウータン・クランの1stが流れるカーステ、東京でエグいアイドルDVDに出てたが地元に戻ったスタバの店員、「君がどこにも行けないのは、車持ってないから」という短編の題名などなどが登場する。ね?面白そうでしょう?
2012-08-27 19:28:34"道の両サイドにはライトアップされたチェーン店の看板が延々と連なる。ブックオフ、ハードオフ、モードオフ、TSUTAYAとワンセットになった書店。東京靴流通センター、洋服の青山、紳士服はるやま、ユニクロ、しまむら、西松屋、スタジオアリス、ゲオ、ダイソー、ニトリ、コメリ、(続
2012-08-27 19:35:05続)コジマ、ココス、ガスト、ビッッグボーイ、ドン・キホーテ、マクドナルド、スターバックス、マックスバリュ、パチンコ屋、スーパー銭湯、アピタ、そしてジャスコ"(山内マリコ『ここは退屈迎えに来て』 収録「私たちがすごかった栄光の話」)震えるぜ。地方ガール(帯文より)のロードサイド小説
2012-08-27 19:35:14『ゴーストワールド』のラストは完璧だが読者/観客には「その後」も続く。それが『ここは退屈迎えに来て』。昔イーニドだったり今はレベッカでもあるすべての若き野郎ども。ガーリーやサブカル枠でなく同時代感のある文学として、ロードサイドやサバービアという概念に愛憎半ばする人のための小説。
2012-08-28 21:42:21@maricofff はじめまして!登場する見知った風景や感情に覚えがあって倒れそうになったり沸き上がる感傷で落涙したり抑制の利いた文体に感嘆したりしながら読みました。ここ数年「いまの日本を舞台にこんな小説があったらいいな」と思っていたところに現れた本でした。素晴らしかったです。
2012-08-28 23:01:10地方に住む女性の閉塞を描いた『ここは退屈迎えに来て』(山内マリコ)を知っている人二人がチェックしているのを見て気になった http://t.co/5uXdf4af
2012-08-27 15:21:21『ここは退屈迎えに来て』の話題をしていて、日本のロードサイド文化映画として『サウターヂ』『SR サイタマノラッパー』に辿り着く。『SR サイタマノラッパー』はこの前のNONFIXで知って面白そうだなと思った映画だった
2012-08-29 15:32:18.@ryokikuzakiさんによる拙著『ここは退屈迎えに来て』の感想を、@kanoseさんがまとめてくださいました! http://t.co/tK3NqRL2 ありがたやぁ〜ありがたやぁ〜
2012-08-30 15:04:03まーりがったや! まーりがったや!! amazonランキングうなぎのぼり!! 日本文学で25位までいったり!! 「話題の」『ここは退屈迎えに来て』ってツイートされていたりすると、夢じゃないかと涙が出てくる。。マリたん、マリたん、よがっだなあ
2012-08-30 15:11:44古事記を読んでいたけど、楽しみにしていた本が届いたのでそっちを読む。「ここは退屈迎えに来て」 なんて素敵なタイトルなんだ!
2012-08-27 22:12:52