#この書き出しいかがですか まとめその33(8/25~9/4)
伝えたいことがあるんだ。でもどうやっても言葉がうまくでてこないんだ。だから思いきってお前を抱きしめた。「!」「…ゴメン。どう言葉にすればいいのか、わからなかったから…」激しい鼓動が伝わってくる。 #書き出し
2012-08-25 21:52:56愛してるを別の言葉で語ろうとするとチープになるんだ。だからやっぱり愛してるなら、愛してるって伝えるしかないんだよ。 #この書き出しいかがですか
2012-08-25 17:29:53金も財産も地位も名誉も、いままで積んできたものは全部平たくなくなった。それでも友達だけは残った。 #この書き出しいかがですか
2012-08-25 17:35:31視界に広がるのは一面の血の海だ。 自分の胸から滴る血は服を紅に染め、地面を汚す。口から逆流する血は吐き出される度に呼吸を妨げ、なおも溢れ出す。 全身から血が失われる感覚。身体が冷たくなる。 俺は自分の死を悟った。 #この書き出しいかがですか
2012-08-25 17:43:06日本人は桜が好きだがなぜだろうか。桜色の淡さ?満開になった見事さ?いや、そうじゃない。むしろ散り際の美しさじゃないのか。俺たちは散り際の美しさにこそ、美を見るんじゃないのか。 #この書き出しいかがですか
2012-08-25 17:43:26今の俺の立場って、ひどく曖昧だと思うんだよ。こっち側でもないし、あっち側でもない。でももう少しだけ、この曖昧な立場でいたいんだよね。もう少しだけ。 #この書き出しいかがですか
2012-08-25 17:47:36バーゲンの列にとけた第一のおば様は、染み込むように列の隙間を流れていった。「まあまあ、ね。」第二のおば様は呟いた。しかし、着用しているヒョウ柄の服の表面はこの上なく逆立っている。#この書き出しいかがですか
2012-08-25 18:11:36@null 空にひびが入った。轟音に身を竦めたら、隣のきみがくすりと笑った。雨音が窓を叩く。強がりを返したら、窓の外がまた白の閃光に貫かれた。いち、にい、さん。あとなんキロ。あの灰色の雨雲を切り裂いたら、青空に会えるだろうか――そう思ったところで、またどおんと鳴った。 #書き出し
2012-08-26 00:11:49実弾は入っていないよ。ただの真似事なんだから。そう言って笑う男が、がちゃりと重い音を鳴らしてその腐った頭に銃口を突き付けた。 #この書き出しいかがですか
2012-08-25 21:11:01例えば、一万年生きられる人がいるとして #この書き出しいかがですか
2012-08-25 22:15:07