本日の配布資料「和本の取扱方」。細かいことまで、いろいろと書いてある。洋本ではよくやるパラパラめくりは、手の油が付くので厳禁。机の上に置いて、1枚ずつめくる。恥ずかしながら、こうしたことすら不勉強。
2012-09-01 14:30:32木田氏: 和本を触るとき、今は何もないように見える。しかし、10年経つと、触れたところに油が浮いてくることもある。和紙はパルプとは違うことも意識すること。
2012-09-01 14:35:33木田氏: 和本を触るときに手袋を付けさせるのは、逆効果。紙を触るときに、力加減が判らなかったりして、本を損傷することもある。絶対に、ダメ!
2012-09-01 14:36:47木田氏: 昔は盗難などに供えて、あえて文字に重ねて蔵書印等を押していた(印のところを破り取ったりしにくくするため)。今は、文字に重ねては押さない。きちんと物としての管理をすればいい。
2012-09-01 14:38:53すごい勉強になりそう。体2つあったらそちらにも行ったのに(>_<) RT @karatelibrarian: 本日の配布資料「和本の取扱方」。洋本ではよくやるパラパラめくりは、手の油が付くので厳禁。机の上に置いて、1枚ずつめくる。恥ずかしながら、こうしたことすら不勉強。
2012-09-01 14:40:03@swimlibrarian 自分しかツイートしてないと思われるので、ハッシュタグを付けるのも・・・というか、もう1時間以上付けずに来てしまった。
2012-09-01 14:43:25@swimlibrarian いやいや、僕は身も心も兵庫支部のものなので、そっちにダブル在籍するけんね。
2012-09-01 14:44:30今日の資料の一つ、「紙の種類」。麻紙、楮紙、穀紙、雁皮紙、鳥の子、斐紙、藁半紙、局紙・・・書ききれない。この豊富さは、この国の原料(=自然)と文化の豊かさを、象徴するものかもしれないなあ。
2012-09-01 14:48:16講師より、装訂の説明。巻子、折本、旋風葉、粘葉、列帖(胡蝶・綴葉)、袋綴・・・。勉強不足なんてもんじゃない、私。大学1年生のときの書誌学1で習ったよね・・・。
2012-09-01 14:57:10木田氏: 百万塔陀羅尼は、印刷物ではなく、スタンプだという考えがある。それによると、世界最古の印刷物という話が変わってしまう。
2012-09-01 15:02:20木田氏: 版本の歴史。百万塔陀羅尼に始まり、春日版、浄土教版、泉桶寺版、高野版、叡山版、五山版・・・。五山版頃から、版本は多様に。初の民間出版である堺版も重要。
2012-09-01 15:08:06流れるように講師の説明が続くのだけれど、自分が白紙過ぎて、追いつけない。頑張って、後で資料をゆっくり読むとしよう。
2012-09-01 15:09:45木田氏: 応仁の乱の影響は、とても大きかった。中央の文化財は多く燃えてしまったが、それゆえに地方文化が盛んになった面もある。地方出版も多様に。
2012-09-01 15:14:56木田氏: 和本の基本的な紙として、美濃紙・半紙など。版型としては、美濃版、中本、二切本、三切本、半紙本・・・。江戸の中本(ちゅうほん)は、滑稽本、人情本など俗なもの。大本(おおぼん)は、仮名草子、仏書、医書、漢書など。サイズによって、性格が分かれていることが多い。
2012-09-01 15:25:22@revival_L それにしても、徹底的に時間コントロールができていない講師って、どうなんですかね〜?w (あ、このタイミングで言うと、今日の講師批判になりそうですが、そうじゃないです・・・)
2012-09-01 15:26:57木田氏: 古典籍は、二度と出てこないのが前提で、非常に重要だ。95%のものは、代替品のない貴重なもの。今は値打ちがないものでも、図書館のようなところが文化財の保存に努めなければ。
2012-09-01 15:28:58木田氏: 古典籍の画像など、サーバーにデータを置いていても、長期的な保存という観点ではどうか。突然雷が落ちたら?何千テラのデータを、簡単に形式変換できるか?図書館における補修・保存が重要。次世代に貴重な資料を遺すことが、図書館の役割。
2012-09-01 15:31:48