第1回(通算第91回) 古典籍研究会まとめ(勝手に)

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井上昌彦@空手家図書館員 @karatelibrarian

電子レンジでチン・・・?それ、燻蒸・・・?

2012-09-01 15:33:30
井上昌彦@空手家図書館員 @karatelibrarian

@Zhang_Mao あ、どちらも大事、とおっしゃっていましたよ。説明不足で、すみません・・・。

2012-09-01 15:35:22
@r_ryo

古典籍研究会なうですが、お茶菓子がでてきて、素敵です。http://t.co/lbGyPpwz

2012-09-01 15:45:31
井上昌彦@空手家図書館員 @karatelibrarian

続いて、2本目の講演「古筆切(こひつぎれ)概説」(神戸市立工業高等専門学校・舟見 一哉氏)。

2012-09-01 15:53:10
井上昌彦@空手家図書館員 @karatelibrarian

舟見氏: 古筆とは、古人の筆蹟のこと(狭義では、平安〜鎌倉時代の優れた和様の筆蹟)。古筆切とは、古筆によって書かれた古典籍を分割・裁断したもの。原則として、南北朝期写まで。

2012-09-01 15:56:49
井上昌彦@空手家図書館員 @karatelibrarian

舟見氏: 古筆切の典型的な形状としては、裁断されてしまった古典籍を、屏風・ふすまなどに貼って楽しんだものがある。

2012-09-01 15:58:36
井上昌彦@空手家図書館員 @karatelibrarian

舟見氏: 古筆鑑定家の鑑定書・極札(きわめふだ)。元の古筆切を分断できないように、冒頭の書き出しを記している。極印(きわめいん)も。

2012-09-01 16:07:32
井上昌彦@空手家図書館員 @karatelibrarian

舟見氏: 極印=古筆鑑定家による印。本家、分家がそれぞれの印を持つ。極印以外にも、折紙・正筆書など、いろいろな鑑定の証がある。

2012-09-01 16:11:51
井上昌彦@空手家図書館員 @karatelibrarian

舟見氏: 極札には、偽物も多く出回っていた。今まで見たものの5割は、偽物。偽の鑑定を付ければ、古筆切が高く売ることができるから。

2012-09-01 16:15:53
井上昌彦@空手家図書館員 @karatelibrarian

サンプルをもとに、古筆切の書誌を取る演習。もちろん、全く手も足も出ず・・・。

2012-09-01 16:33:39
井上昌彦@空手家図書館員 @karatelibrarian

舟見氏: 何より、古筆切は美術品ということを忘れないように。切られていないか、消されていないか、足されていないか。

2012-09-01 16:39:39
井上昌彦@空手家図書館員 @karatelibrarian

舟見氏: なぜ古筆切の研究をするのか?原本の復元、原本に限りなく近い資料の発掘(=本文批判・異文の問題)、散佚資料の発掘(=国文学史の見直し)。

2012-09-01 16:48:48
井上昌彦@空手家図書館員 @karatelibrarian

舟見氏: 古筆切どうしの関係だけではなく、零本(残欠本)との関係も重要。原本が揃いで残っていない場合、古筆切との関係が明らかになることで、散逸していたものが補われることもある。

2012-09-01 16:55:36
井上昌彦@空手家図書館員 @karatelibrarian

舟見氏: 現在は、古筆切の端を1mm切り取ることで、炭素年代測定も可能になった。しかし、文化財を僅かとは言え切ることに対して、批判もある。

2012-09-01 16:58:18
井上昌彦@空手家図書館員 @karatelibrarian

お疲れさまでした〜。私は京都から、そちらの様子を拝見していました。ツイート感謝です! RT @kabe_dtk 懇親会の演奏が楽しかったこと。最後は私がコメントを求められたので,大学図書館史とオープンアクセスと機関リポジトリ分科会の話をして,大阪支部例会終了です。 #ダイトケン

2012-09-01 17:06:17
井上昌彦@空手家図書館員 @karatelibrarian

舟見氏の質疑応答も終了。これにて、古典籍研究会復活第1回、無事終了。関係者の皆さん、ありがとうございました!

2012-09-01 17:10:35
okms @ms_634

古典籍研究会、行って良かった。木田先生のお話はいつもの調子で面白かったし、研究対象としての古筆切の話も実に興味深かった。

2012-09-01 17:27:29
Ayako UTC @nono_hara

@karatelibrarian お疲れさまです( ̄^ ̄)ゞめっちゃdeepで面白かったですね!

2012-09-01 17:45:16
Ayako UTC @nono_hara

電子レンジでの燻蒸。食材あっためても加熱ムラがあるから、資料への影響が心配。

2012-09-01 18:31:07
Ayako UTC @nono_hara

お茶の先生に掛け軸の取り扱いを再度教えてもらわねば。

2012-09-01 18:37:31
@r_ryo

さて、古典籍研究会。今まで馴染みがないものだったから、新鮮だし、勉強になりました。取り扱い方からして、知らないことばかりだったし。洋本とぜんぜん違うのね。ぱらぱらめくっちゃだめ、墨の載ったところに触れちゃだめ、等々。

2012-09-01 19:35:51
@r_ryo

紙の種類で、どこにあった本かがわかったり、大きさで内用が推察できたり。奥が深い。

2012-09-01 19:37:47
@r_ryo

それから、古筆切。初めて聞いたものでしたが、非常にこれが面白い。古筆によって書かれた古典籍の、分割や裁断。そもそも、分割しちゃえ、という発想が面白いし、合理的でもある。

2012-09-01 19:42:22
@r_ryo

その断片が誰の古筆なのか、といったことや、どの古筆切と古筆切がツレ(同じ本から裁断されたもの)なのか、とか。そういったことを追求していくところが、とてもミステリ的だと思う。聞いていて、凄くワクワクしました。

2012-09-01 19:45:05