漫画家としての「売り」はどこからやってくる?

「ほとんどの人が誤解している、デビュー前新人が心得るべきこと。  投稿や持込みは「営業」であって受験でも就活でもない。  作家デビューは自分で店を開いて経営することと同じ。  だから「私の才能を評価してください」ではダメです。  『才能があることは前提』で、版元はあなたの“売り”が知りたいのです。」 続きを読む
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東城和実@「黒緋の薬師」1~2巻発売中 @kazumi_tojyo

今のマンガ業界は焼き畑農業だよなぁと一連のRTをみて思ったり。

2012-09-05 11:28:15
東城和実@「黒緋の薬師」1~2巻発売中 @kazumi_tojyo

@yuzuru_simazaki 余力がないんでしょうけども、もう育てようとか育つまでまとうとか全くないですよね。その場で使える子だけ使って使い捨てる感じ。

2012-09-05 11:40:55

蜜月時代は終わった

竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

昨日の私のツイートに対し「デビュー前から自分の売りなど分かるものではない」という意見が多数ありました。多分ある時期まで、つまり放っておいても漫画が売れていた時期までは、それで良かったと思います。業界全体にも、新人が個性を確立するまでチャンスを与えて「育てる」余裕があったからです。

2012-09-05 11:56:58
竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

[承前]しかし時代は変わったと思うのです。もう業界に作家を「育てる」余裕はありません。だから賞金を高額にしたり「受賞即連載」のような条件で即戦力確保に躍起なのです。私は、これから作家デビューは30代以降が主流になると思います。独力で「育つ」には、最低その位かかると思うからです。

2012-09-05 11:57:00
竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

[承前]私は、漫画業界に対して一つ提案があります。それはもし賞金1千万だすのなら、いっそ「新人賞」なんてやめてしまい、代わりに「連載企画大賞」を設置し、プロアマ問わず、連載を想定した第一回の完成原稿と、単行本1冊分のネームを応募してもらって審査するのです。

2012-09-05 12:22:05
竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

[承前]表現はあれですが仕事が減ったベテランで、起死回生の勝負作を用意してる人は必ずいると思うので、円熟したベテラン作家とこれからのし上がってやろうと野心を燃やす新人が同じ土俵に乗ってガチンコで競い合うことになれば、状況が一発で活性化すると思うのですが。

2012-09-05 12:22:06
池川佳宏 @saikifumiyoshi

@kentaro666 80年代終わりの「少年サンデーコミックグランプリ」が同趣旨でした。「帯をギュッとね!」「うしおととら」など90年代サンデーを支えた長期中堅作品がそこから生まれていますね。また、コミックバンチの「世界漫画愛読者大賞」は第1話と第4話までのネームで審査でした。

2012-09-05 12:55:07
竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

そういうの、もっとやらないんですかね。RT @saikifumiyoshi: @kentaro666 80年代終わりの「少年サンデーコミックグランプリ」が同趣旨でした。「帯をギュッとね!」「うしおととら」など90年代サンデーを支えた長期中堅作品がそこから生まれていますね。

2012-09-05 12:57:16
竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

@saikifumiyoshi ああ、というか、過去のその辺りの賞は「プロアマ問わず」になってましたっけ。いや、別にそういう記載はなくてもプロは応募して来ないかもしれないですね。

2012-09-05 13:01:15
池川佳宏 @saikifumiyoshi

@kentaro666 後者の「世界漫画愛読者大賞」は審査員をやりましたが、30作品のネームを読んだ感想としては、「第3・4話までの構成力がない。編集者がつかないと連載の立ち上げは難しいんだなあ」ということでした。同賞は(バンチなので)プロ作家の敗者復活的応募も多かったのですが。

2012-09-05 13:04:09
闇モヒカン @yammohican

よくわかんないけど、竹熊健太郎氏の発言に寄せて。漫画家って漫画書く仕事なんだから、持ち込みは営業だと思う。ビジョンが見せられないなら持ち込まれた側の仕事時間を奪う行為。失礼に当たる。連載始まった時が就職した時と勘違いしてるんじゃないかな?契約は必ずしも公平である必要はないよ。

2012-09-05 15:45:57
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