WJ41号・黒バス180Q考察的な何か【秀徳万歳】
- nakano0828
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海常vs誠凜の練習試合の時点で、緑間さんが高尾さんと一緒にいることを受け入れており、あまつさえチャリアカーぎこぎこやってるような関係になる…といのは、緑間さんが高尾さんについてどこかしら認めている部分があったからこそだと思っていたので、そのへんハッキリして今すごく幸せ気分です。
2012-09-10 20:54:40「そのうち思わずうなるようなパスしてやっから、覚えとけよ真ちゃん!」緑間さん、彼の性格的にこれ絶対覚えてるね…。「今更敵意なんて持ってもイミねーしな」「むしろお前にオレの事を認めさせてやりたかった」に、高尾さんの冷静さや前向きさ、気持ちの切り替えの上手さを感じますたまらんです…。
2012-09-10 20:55:18高尾さんの気持ちの切り替えの上手さと関連して…高尾さんから緑間さんへの「真ちゃん」呼びについて考察。込み入った話をして腹を割った時点で呼び方が変わるならそれはそれでナルホドーですけど、それより前から「真ちゃん」呼びは始まっていたようで。…このへん、個人的には非常に興味深い。
2012-09-10 20:55:42ここらへんから、「真ちゃん」呼びは、元を辿れば、かつて倒してやろうと明確な敵意をもって意気込んだ帝光キセキの世代・緑間真太郎が、今や同じ秀徳バスケ部の味方・仲間であることを、自分自身に言い聞かせる為の、高尾さんなりの“気持ちの切り替え”の手段だったのかも…なんて風に考えてみる。
2012-09-10 20:56:37会ったばかりの奴からなれなれしくあだ名で呼ばれるなんて、緑間さんみたいなタイプはきっと嫌がるし…コミュ力ある高尾さんもそれぐらいはわかってるはず。加えて原作の「なれなれしいからやめろ」からして既に何度か苦言を呈されているはず。けど敢えての「真ちゃん」呼びを長らく強制断行している。
2012-09-10 20:57:03ミドリン、みどちん、緑間っちとはまた違う、下の名前のもじりってのも、帝光では誰も使ってなかった的な意味で、なんとも感慨深い。本人がいい顔してないのにそれでも呼び続けた「真ちゃん」には『こいつはもう敵じゃない味方なんだ』と自分自身への言い聞かせが的な意味合いがあったのではないかと。
2012-09-10 20:57:36口では「真ちゃん」と呼んでいた一方で、心の中では長らく「緑間」呼びが続いていたあたりには、このへんの思いもいくらか関係してる…かも?などと深読み。 なんにせよ、このテの思考の柔軟さと器用さを持ち合わせているというのは、高尾さんの長所だなぁと思います。本当に…たまらん…。
2012-09-10 20:57:57今(WC準決勝)となっては、唯一無二の相棒的な意味での「真ちゃん」なんでしょうなぁ…。「真ちゃん」って呼び方に込められた高尾さんの感情の変化の推移について…とか考え出したらそれこそ止まらなくなりそうなんで、今回は割愛します…(笑
2012-09-10 20:58:15ではでは次。高尾さんから緑間さんへの、「オレ中学の時一度お前とやって負けてんだけど」について。(推察に推察重ねすぎて妄想乙と言われかねないレベルなんですけど、まぁせっかくなので…。) 高尾さんのなんとも言えない表情に打ち震える高尾さんクラスタは私だけじゃないと思いたい。
2012-09-10 22:55:39まず前提として、高尾さんが緑間さんに負けてるってのは、「悔しくて引退後も練習続けて…」という語り口からして、3年生のときなのではないかな…もしかして緑間さんと対峙した試合が高尾さんにとっての引退試合、あるいはそれに近いものだったのかも…?と邪推。
2012-09-10 22:56:16そもそも1年でレギュラー入りって、緑間さん達みたいに早々と頭角あらわしていたわけでない限り、普通の中学ではまず無いのでは…と思うので、2人とも1年生である時点で早々に邂逅ってのは考えづらい。少なくとも2年か3年いずれかの時期に、2人は対戦したのだと思われます。
2012-09-10 22:58:11この場合の疑問は、①緑間さんはなぜ木吉さんのことは覚えているのに高尾さんのことは覚えていないのか。②高尾さんにとっての「絶対倒すと決めた相手」は、『キセキの世代』全員をさしているのか、それとも緑間真太郎という男個人をさしているのか。 (もちろん他にもあるかもですが…。)
2012-09-10 22:59:26まず①。緑間さんが木吉さんのこと覚えてたのは、当時緑間さんたちが1年生…つまり、キセキの世代としての開花前だからってのが、かなり大きいのではないかと思います。…試合中はずっと諦めず頑張ってらした当の木吉さんは、試合後の紫原くんの言葉でメンタルばっきばきなんですけどね…;;
2012-09-10 23:00:152年の時点ならともかく、3年生の頃には、キセキは完全に開花後でどの学校と戦っても圧勝が常。対戦相手の顔なんてまず覚えることもなかったでしょう。…それどころか勝つのは大前提で、味方同士で今日は誰が1番多く得点したか、とか、キセキ内で争ってたんじゃないのかなー?ってレベル。
2012-09-10 23:01:16フォームレスで動きが読めず誰もついていけない圧倒的オフェンス青峰くん、ゴールほとんど入れさせてくれないディフェンス紫原くん、そして滞空時間がくそ長い緑間さんの3Pで華麗にフィニッシュ。開花後キセキの中で相手チームの心を盛大にへし折ったのは、主にこの3人ではないかと思います。
2012-09-10 23:01:50黄瀬くんは黄瀬くんで、それまで努力して会得した技かっさらって2倍3倍返しで返すから、相手の主戦力さんホント不憫…。そんでもって、マークどころかコート内で見つけることすら難しく神出鬼没どころの話ではないパス特化シックスマン黒子さん。オーバーキルにも程がありますよ…。
2012-09-10 23:01:58赤司さんが中学時代に『天帝の眼』を使ったことって一体何度あったんだろうと、当時のキセキのチート揃いっぷりを見ると、わりと真顔で考えてしまう。…そんなキセキの世代達を相手に大敗して、心がへし折られずにいた人がどれだけいただろう、とも。
2012-09-10 23:02:21で、②なんですけど。中学高尾さんの対抗心は、『キセキの世代』全員へか、緑間さん個人へなのか。これを高尾さんの言葉からいずれかを確定するのはなかなか難しいわけですが… とりあえず以下で2つのケースを考えてみます。
2012-09-10 23:03:27ケースその1。<高尾さんの学校は『キセキの世代』が勢揃いの1軍と戦った。> …この場合は上述の通り、高尾さんの中学も例に漏れず大敗したと思われます。オーバーキル!オーバーキル!!!
2012-09-10 23:04:04このケースを考える上でのネックは、何よりもまず、高尾さんが、黄瀬くんや黒子さんの存在、そして赤司さんの実力やスキルについて、高校に入るまで知らなかった…もとい、知らなかったように見受けられる台詞を過去に発している、ということ。
2012-09-10 23:04:42赤司さんについては上述通り、中学の試合で『天帝の眼』を頻繁に使ったとは思い難い。キセキを統率する指揮力は並ならぬものがあるでしょうが、他のキセキに比べればインパクトは弱かったと、一応仮定できなくはないです。
2012-09-10 23:05:06黒子さんについては、…個人的には、3年の全中ではシックスマン黒子さんの試合登場は本当に少なかったんじゃないかなと考えております。何故なら開花後キセキは黒子さんのパスがなくても彼らだけでガンガン点取れちゃってただろうから…。高尾さんが1軍と戦ってても知らない場合は充分有り得る。
2012-09-10 23:05:24(補足)加えて、もしキセキの世代1軍と高尾さんの学校が戦う場合、高尾さんのホークアイの情報を工作員マネ桃井ちゃんが入手していたなら、赤司さんが意図的に黒子さんを起用しなかった、というのは十二分に考えられます。高尾さん、黒子さんの天敵だもの……。
2012-09-10 23:30:25最後に黄瀬くんについて。2巻で緑間さんが黄瀬くんと黒子さんを「マネッ子と影薄い子」って表現したのに対して、高尾さんの「それ強いの!?」との返しですが… そもそも黄瀬くんの『模倣』(まねっこ)って、その場で戦ってる敵選手の技のみを模倣わけじゃないんですよね。
2012-09-10 23:05:42黄瀬くんは、それまで試合した多くの敵チームの技のストックから手を選ぶ。ならば彼が繰り出す技は、模倣元の技を使う人を知らない限りは“黄瀬涼太の技”と見なされる。黄瀬くんに目の前で自分たちの技を2倍3倍に返されない限りは、『模倣』ってスキルを認識できない可能性は、なきにしもあらず。
2012-09-10 23:06:16