WJ41号・黒バス180Q考察的な何か【秀徳万歳】
- nakano0828
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【WJ40号・黒バス179Q考察的な何か】 http://t.co/qpTkBpMK 今週の分を読む前に、まず先週の分へ目を通していただければ、いくらかわかりやすかろうと思いますので、よろしければどうぞ、です。
2012-09-11 01:48:59今回は如何せん内容が内容なので、秀徳さん…というか、ほぼ緑間さんと高尾さんについてのあれやそれを中心につらつらと。
2012-09-10 20:31:55まず180Qを読んだ全体的な印象としては、今まで緑間さんと高尾さんの2人の関係について気になってても推測しかできなかった部分と今週号が個人的にカッチリ整合し、一方で赤司さんの『天帝の眼』対策としての連携プレイ…なんかもうひたすら「ナルホドー!」って感じでした。
2012-09-10 20:34:21そもそも高尾さんはどうして秀徳に入ったのか、緑間さんに声かけるようになったきっかけ、強豪校で1年でレギュラー入りした経緯、お互いの第一印象、ぱっと見軽薄な高尾さんと真面目偏屈な緑間さんがどうしてあんな風な関係に落ち着いたのか…色々わかってすごくスッキリ。
2012-09-10 20:34:52そもそも1度負けたことがあるからこそ、高尾さんは自ら都内の強豪校である秀徳に進学し、まさかのチームメイトになってしまった緑間さんへ自分から絡んでったんですね…。 秀徳の2人にそういう関係性を当ててこられる可能性はあまり考えてなくって、どえらく驚きました。でも納得…。
2012-09-10 20:37:55内心の動揺やら敵対心やらを表情に出さずに、フルネームや名字呼び捨てでなく「緑間真太郎クン」とクン呼びなのが、いかにも高尾さんだなぁと思います。…それにしてもよく笑うね彼は…。実際お話するようになってからはかなり早期の段階で「コイツまじ面白ぇww」ってなってるんだろうね。
2012-09-10 20:38:42…緑間さんって 帝光:弄られ属性口うるさいオカン系 → 秀徳:わがまま唯我独尊系 ってどえらくシフトチェンジしてるように見えますが、これは厳密には緑間さんが変わったというより、環境が変わった=周囲の人間から彼の扱いが変わったことによる結果ではなかろうかと。
2012-09-10 20:39:12なので緑間さん本人からすれば、中学でも高校でも何も変わらず、言いたいこと言ってやりたいことやってるだけじゃないかなぁ、と、個人的には思っているわけで。 (だからまぁ、歯に衣着せない的な意味で、緑間さんはコミュ力はあんまり高くない…。笑)
2012-09-10 20:40:56緑間さんって、おは朝信者っぷりや小説版の表紙のギャグ顔率を見るに、本質的には弄られ系というか…わりとよくツッコまれたりからかわれたりするようなタイプだと思うんですけど、そういう「からかい」って、緑間さんのことを対等の存在と認識していないと、多分できないんですよね。
2012-09-10 20:41:16この場合の“対等”は、バスケでの実力って軸とはまた別。彼を 「キセキの世代」としてでなく1人の人間「緑間真太郎」として見ている、ということ。
2012-09-10 20:42:11帝光のキセキ達はみんなが同い年で、『キセキの世代』ってくくられる前から部活外でもつるんでいました。互いのバスケの実力を認め合ってる上、各自の性格の濃さも相まって「緑間はそーゆー奴だから」「コイツまた言ってるw」と、彼の言動をそこそこのところで流したり、たまにいじったりしていた。
2012-09-10 20:42:48一方で秀徳において緑間さんは、スカウトされた『キセキの世代』。肩書きとそれに伴う実力から、1年生からは勿論2年3年からも一目置かれる立場。秀徳メンバーは緑間さんのマイペースな言動をサラッと流せず、いちいち真に受けてしまう。IHで先輩から彼への当たりが強いのは恐らくそのせい。
2012-09-10 20:43:101年生と3年生って部活以外で触れ合うこと少ない上に、緑間さんはどえらいマイペース。加えて「1日につきワガママ3回」。先輩達が「何考えてんだコイツふざけんなゴラァ!」となるのも、しょうがないことだよなぁと…思います…。心の距離が遠い!!
2012-09-10 20:44:58そんな中でいち早く「あ、こいつ弄りがいがあるわ」って気付いて、それを実践するようになったのが高尾さんなんだろうなぁ、と。背中バンバン叩いたり勝手に「きーまりっ」とか言っちゃったり。 “和”を“成”す。まさに和成さん。名は体を表すとはこのことですね…。
2012-09-10 20:46:29同じ1年生かつ同じクラスというのは、高尾さんが部活外を含めた「緑間真太郎」という人間の人となりを知る為の距離の近さとしては申し分ないかと。その上高尾さんは元々中学まで緑間さんに対抗心を抱いていたわけで、そういう意味でも緑間さんの言動を気にかけるとっかかりとしては順当だろうなと。
2012-09-10 20:46:44言動がなにかとネタに富んでるとこだとか、努力することに躊躇がないひたむきさや真面目さだとか…高尾さんは秀徳バスケ部の部員の中で一番最初に、『キセキの世代』って肩書き抜きの「緑間真太郎」を認識したのかもしれません。
2012-09-10 20:47:31高尾さんの適応力は凄まじい。程よくスルーしつつ「まぁまぁそう言うなって!」と折衷案を検討するのは、緑間さんと付き合っていく中ではかなり賢いやり方だと思います。…高尾さんの場合は「真ちゃんマジ面白いわーw」と楽しんでるところもありますが、まぁこれは彼の性分でしょうね。
2012-09-10 20:47:49『楽しんだもの勝ち』精神で、自分と他人の価値観が違うことを認識していて、尚且つその違いを「面白い」と感じられる。だからこそ偏屈な人とも付き合えるし、そういう人と別の人達との仲介にも入ることも可能。…このスキルは対緑間さんや、IH予選時期の秀徳バスケ部で遺憾なく発揮されています。
2012-09-10 20:49:10時間が経つにつれ先輩達も、緑間さんの人となりに触れてくわけで。WC予選の頃には宮地さん木村さんが「ナイッシュー!」ってしばいたり蹴ったりしてるあたり、秀徳はすごく変わったなぁと。実際に手ぇ出してどつけるようになったのは、それだけ緑間さんに対して気兼ねがなくなったってことだよ…。
2012-09-10 20:49:37そろそろWJ本筋の方へ話を戻そう。 …ところでセロテープは緑間さんと高尾さんが一緒に行動して相棒ポジに収まるようになる暗喩ですかね…、なんて、チャリアカー組クラスタさんのいくらかは既に思ってらっしゃいますよねきっと今更ですよねスイマセン。運命の糸的な何かがセロテープで…うん黙る。
2012-09-10 20:51:13恐らく高尾さんは緑間さんとのこの初会話以来、セロテープ見たら緑間さんを思い出すんじゃないかなと…。たぶんそのくらいインパクト強かったと思います、キセキの世代No.1シューターとおは朝アイテム、この上ない盛大なミスマッチ。そもそも絵面からして面白い。そりゃ高尾さんも笑いますわ。
2012-09-10 20:51:42緑間さんから高尾さんへの第一印象は、「軽薄そうな男だ…」。ここで「軽薄な男だ」って言い切らなかったあたりに、緑間さんの他人を見る目がかなりしっかりしているところが滲み出ている気がします。
2012-09-10 20:52:17青峰くんの感じるバスケのつまらなさに気付いたり黄瀬くんの目が変って言ったり火神くんの左手の技術不足を摘したり、緑間さんは人を見る目があるというか、本当に他人をよく見ている。そうやって周囲を把握した上で、自身が尽くすべき人事は何かを自分で見出し突き進む。そんなタイプのマイペース。
2012-09-10 20:52:50緑間さんが高尾さんの態度から感じた「特別な敵意」については、この緑間さんの観察眼はもちろんですが…、元を辿れば、緑間さん自身もかつて帝光で、味方である赤司さんに「対抗心」を抱いていたからではないかと。だからこそ高尾さんからの感情にもなんとなく気付けたのではなかろうか。
2012-09-10 20:53:06そして“緑間より練習する”って自分に強いたルールにのっとって練習に励む高尾さんの言葉と姿勢から、緑間さんは彼への認識に改めたのだろうなと思います。加えて、緑間さんに自分のことを認めさせる為にと励んだ結果が、高尾さんの1年レギュラー化、と。切磋琢磨ってまさにこういうことなのだね。
2012-09-10 20:54:08