「命を語る資格」について〜医療者自身による出生前診断
- tarareba722
- 5484
- 0
- 2
- 0
@roz_mko 強力なincentiveを持つ検査を導入しておきながら、選ぶのは貴方、よく考えましょうと言うのはどうなのか?生命の選択がいけないと言うのではありません。それをどう正当化しているのか、傍目にはよく判らんのです。
2012-09-11 22:43:51@roz_mko これが精度の低い検査なら、じゃあ受けても仕方ないよねとスルー出来たカップルも、羊水検査を代替できる精度を持つ簡便な検査となれば、心穏やかでいられるはずもありません。一個の医家としてはどうあれ、導入を阻止出来なかった時点で、大勢に影響を及ぼしてしまっている。
2012-09-11 22:53:43ここまでで御両名は寝落ち、続きは翌朝からでクライマックス
それに関しては、個人レベル或いはボトムアップの形で、そもそも導入するかどうかの段階で阻止するのはとても難しいのでは、と思います。→ QT @m_nicioka: 一個の医家としてはどうあれ、導入を阻止出来なかった時点で、大勢に影響を及ぼしてしまっている。
2012-09-12 12:37:02@m_nicioka →既存のマーカーテストも、確かに一般的に使われてはいますが、施設や医師個人の方針により、産婦人科ならどこでも検査ができるということはありません。できないのではなく、やらない選択をしています。
2012-09-12 12:45:34@m_nicioka 検査そのものは、伝票を書いてサンプルと共に業者に送るのみ。オーダーは医師であれば誰でもできるのではないでしょうか。結果は数値として伝票が返ってくるだけです。
2012-09-12 12:46:10@m_nicioka ですが、一部流され気味のところはあるようですが、「大勢に流されてしまう」にまでは至っていません。
2012-09-12 12:46:29@m_nicioka ニシオカ先生は、問題の検査はこれまでのマーカーテストよりも精度が高く簡便であるために、より社会のニーズが高まって「大勢」の力が強まることが予想される。なれば導入そのものを阻止すべきだったのではないか、とお考えのようですが、→
2012-09-12 12:51:06@m_nicioka →私はそこまでニーズが高まるとは考えていません。まだ臨床研究が始まる前、検査の存在が報じられた時点で、そこそこ反応があったように感じられたからです。その反応は、不安の声はあっても決してそれに飛びつくようなものではないようですので。
2012-09-12 12:53:05@m_nicioka なので、我々だけで検査の導入の可否を判断し、危険とあらば阻止する、ということはできません。それこそ、今現在当事者でない人々にもこの機会に考えてみて欲しい。これまで考えられてきたこと以外の新しい意見が聞けるのではないか。私はそう期待しているからです。
2012-09-12 12:56:33@m_nicioka ただ、残念ながら、今のところは傾聴すべき新規の意見は見当たらない、という個人的な印象から「ノイズばかりでうんざり」と感じてしまっているのです。
2012-09-12 12:58:25@m_nicioka 私のスタンスとしては、その検査について興味を持った人には是非、自分ならどうするか考えてみて欲しい。「この社会においては云々」ではなく、あなたはどう考えますか、という意見を聞いてみたい。その上で検査をどうするかは、検査をする側も一緒に考えますよ、と付け加えたい
2012-09-12 13:06:08@roz_mko 朝も少し書いたけど、まいまいさんや我々医療者の視点って、ケアする側のモノなんですよ。今あることの是非は問わない。あなたはどうする?と問うあたりなどは。それは、今ここにいる患者・クライエントをどうするかという、日々の実践に適応した在り方なのですね。
2012-09-12 13:10:43@roz_mko しかしそれだけで本当に足りるか?大きな流れよりも今ここだという視点で、何か大事なことを見落としてはいないか?出生前診断だけでなく、日々接するあらゆることで、そう考えているのです。
2012-09-12 13:13:00@roz_mko あなたはどうする?という問いだけにフォーカスを合せると、問いの背景や行動のincentiveが見えなくなるんですよ。
2012-09-12 13:19:33@m_nicioka そのツイ見て、確かにそうだよなあと思いました。世間一般の考え方とはちょっと基準をおくところが違うのかと思うのですが、日々患者さんを目の前にするとどうしてもそうなってしまいますね。
2012-09-12 13:33:48@m_nicioka なるべく、個別の患者さんを診る目とは別の俯瞰する視点は必要ですね。そのことを忘れないように、とは気をつけるようにしています。
2012-09-12 13:37:22