ニコニコ動画をめぐって

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谷島貫太/Kanta Tanishima @k_t_618

反省2:一番重要な事例を一つ飛ばしてしまった。ニコ動の「実況」で僕が本当に念頭に置いていたのはオンライン将棋プレイ実況だったのに、その例を飛ばして公式放送や上杉インタビューに行ってしまった。そのため結局は「無名の生主」は無視している議論のように読めてしまった。

2010-07-23 23:22:00
@ttt_ceinture

無視はそれはそれでいいんですが、RT @voleur ニコ動の「実況」で僕が本当に念頭に置いていたのはオンライン将棋プレイ実況だったのに、その例を飛ばして公式放送や上杉インタビューに行ってしまった。そのため結局は「無名の生主」は無視している議論のように読めてしまった。

2010-07-23 23:24:38
@ttt_ceinture

思ったのは、そこには「下手であれプレイやゲームシステムが介在しているが故の面白さも入ってるかもしれないんだから、そこをもっと書くなり既に将棋について書いた記事にリンクを張るなりしてほしかったなあ」ということでした。@voleur

2010-07-23 23:25:41
谷島貫太/Kanta Tanishima @k_t_618

反省3:書き疲れで見切りで公開してしまった。最後のニコ動とustreamのところは、ほんとはもっと丁寧に説明するべきなのに、一気書きして疲れてもうこんな感じでいいや、とアップロードしてしまった。しかしこうした適当さがすぐに治るかは、不安・・・。

2010-07-23 23:25:29
谷島貫太/Kanta Tanishima @k_t_618

反省4:それにそもそも扱った事象に対する知識が中途半端。ニコ動についてもustreamについても。とくにニコ動の公式放送や、ustreamのフォローとかがどんな感じで機能してるのかは、正直あまりしらない。

2010-07-23 23:34:55
谷島貫太/Kanta Tanishima @k_t_618

しかしニコ動の生放送コミュニケーションとustream上のtwitter経由のコミュニケーションの違いについては、もう少し根気があればちゃんと書けたはず。とりあえず宿題がいくつも見えたので、このあたりについては改めて書いてみたいです。

2010-07-23 23:35:43
谷島貫太/Kanta Tanishima @k_t_618

1、コミュニケーションのためのコミュニケーション。2、コミュニケーションのための情報。3、情報のためのコミュニケーション。この三つの軸の組み合わせやグラデーションで、ニコ動とustにおけるそれぞれに多義的な機能をおおまかにでも説明できないかなあ。bit.ly/cc96Th

2010-07-23 23:50:37
@ttt_ceinture

ustというのは、ビジネスコンプライアンスや権利問題、モラルに則って行うか、あるいはそれを思い切り無視して成立させる(大規模か小規模か二極ともにこれで逃れている面がある)か、に分かれる傾向がある。後者を敢行できる社会的立場の人間は限定されている。

2010-07-23 23:27:43
@ttt_ceinture

ustがツイッターにそれこそ寄生することで成り立っている面もありますし、ustはチャット欄とツイッターのTLという二面のコミュニケーションと連動している/あるいは動画側は前二者とコミュニケーションは行わないことを選択している という面がありますね。@voleur

2010-07-23 23:34:54
@ttt_ceinture

そして、大きなものはより大きく、小さなものは小さいままに、という原則はかなり大きい。ビジネスや資金について言ったのもこの原則の振れるかに関わり、有名性は非情に非対称的になっている。収穫逓増の法則に基づく権威と利権の動きみたいなものがある。

2010-07-23 23:39:16
@ttt_ceinture

あとは、私自身正確に把握している自信がないけれど、「著作権問題に厳しく対応するようになり、テレビや映画のコンテンツが一斉に消えていった」はやや乱暴。アニメ限定であればこれは適切だけど、映画は実はそれほど消されない。これは、ニコ動=アニメ違法アップロードというイメージで盲点になる。

2010-07-23 23:46:46
谷島貫太/Kanta Tanishima @k_t_618

マイケル・マン『ヒート』の銃撃映像。一度ニコ動で見たのを以前もう一度見ようと思ったら見つからなくて、そういう時代になったか、と思ったのでしたが、いま調べたらまたアップされてた。外国映画の場合は、言語の壁などがあってそもそもクレームが来ない、ということなのだろうか。

2010-07-24 00:08:41
谷島貫太/Kanta Tanishima @k_t_618

ちなみに『ヒート』の銃撃部分はこちら。http://bit.ly/cMDmdr

2010-07-24 00:09:28
@ttt_ceinture

もちろん相対的な差なんですが、アニメほどはチェックされていない傾向があります。最新作や近年の作品だと削除されやすいですけどね。RT @voleur 外国映画の場合は、言語の壁などがあってそもそもクレームが来ない、ということなのだろうか。

2010-07-24 00:11:00
@ttt_ceinture

ニコ動=アニメかMADのイメージ自体、実のところマジョリティの反映でしかなく、そのマジョリティは国内生産物とその消費や権利をめぐるものだからだ。権利上の問題になるのは商品購入を阻害するから。裏を返すと、そもそも国内にメジャーな市場を形成していないものは消えにくい。古いものとか。

2010-07-23 23:49:20
@ttt_ceinture

動画サイトには、国内外の市場や消費者の差、時には言語の差がある。European Graduate School (EGS)は公式にyoutubeで講義を公開しているけれど、これだって言語の差で多くの日本人に見られていない「だけ」のことだ。その言語の壁がつねに大きいわけだが。

2010-07-23 23:52:22
@ttt_ceinture

「ニコ動の話ね、はいはいドメスティックな話ね」と済ませないためには、考慮すべきことは多いのだけれど、そういう議論って全然無いという印象がある。なんでミシェル・セールのTV特集にスペイン語字幕がつき、日本語はないのか。簡単。「そんな互助コミュニティは日本にからっきしだから」。

2010-07-23 23:54:12
@ttt_ceinture

で、それらを反映するように、あるいは相互に活性化するように、選別的にコミュティの形成の流れが起きている。その偏差を見ないかぎり、「なんだ、ドメスティックな話か。以上」と蹴られる可能性はつねにあると思う。ニコ動でマイノリティになった動きにはそれなりに背景があるとも言える。

2010-07-23 23:55:42
@ttt_ceinture

こうした論点は記事の主旨ではないから、批判には当たらないが、私はこういうところがいつも気になってしまう。

2010-07-23 23:59:59
@ttt_ceinture

記事の主眼はコミュニケーションとコンテンツ・情報との関係やその複合性の変化を追うことにあるのだけれど、コミュニケーションを語る際、しばしば「双方向性メディア万歳」に近くなるときがあって、不均衡が見えなくなるように思う。そしてそうした論は、しばしば「現状追認か」と一蹴される。

2010-07-24 00:05:09
@ttt_ceinture

なんで私はこうも批判調なのだろう

2010-07-24 00:06:36
ととじゅに @totojuni_s

互助コミュニケーションの皆無っぷりへの苛立ちの直裁表現である、という理解。 RT @ttt_ceinture: なんで私はこうも批判調なのだろう

2010-07-24 00:11:38
@ttt_ceinture

うーん、そういう協働性って結局資金(=時間)や違法性や職能の壁があって、結果言説になりにくくてね。RT @totojuni_sanche 互助コミュニケーションの皆無っぷりへの苛立ちの直裁表現である、という理解。 RT ttt_ceinture なんで私はこうも批判調なのだろう

2010-07-24 00:14:24
@ttt_ceinture

現在、言説や目に見える動向になっている流れにそのまま乗ってるだけなのかそうではないものなのか、という境界がいろいろあって、私はそこに過敏なんだろうな。国内漫画は違法翻訳でネットには大量にあります、しかし逆はありません、この差は何か。そういう活動の下地が日本にないだけのことだもの。

2010-07-24 00:16:59
ととじゅに @totojuni_s

互助コミュニケーションのなさは、労働組合が企業別になっちまう有様を見てもよく分かりまんなー。それだから労働法は個人的労働紛争を解決するすんばらしー制度や法理をレベルパターナリスティックに発展させたのだけど、実はそれが究極の甘やかしでもあるという悲しい事実。

2010-07-24 00:19:30