#一文小説
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kusunokidan
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春森しゆう
@junju_usako
寝返りをあまりうたずに真っ直ぐになって眠る君に性格を見たようで、隣で眠ることはもう叶わなくても心に焼き付いて離れないんだ。 #一文小説
2012-09-20 05:37:02
春森しゆう
@junju_usako
好きと言えば好きと返ってくるようなその為に言う好きならいらないので、本当に好きと思ったときだけ言いたいし言って欲しいと言ったあなたが、どれだけ理屈っぽいのかと思っていた昔のわたしでしたが、隣にいる人が変わった今なら、解るようになりました。 #一文小説
2012-09-20 09:07:17
miecha
@miechorz
#twnovel 別れたいと言う彼女の唇の震えに気付かなかったわけじゃないけど、気持ちを尊重したつもりで頷いたら「鈍感！」って……どう答えれば良かったんだ。 #一文小説
2012-09-20 09:18:11
アツコ
@atsuko0077
郵便受けに舞い込んだ旅先からのあなたのハガキが、悪戯な秋風と一緒に私の心をくすぐるので、目を細めて部屋に戻りました。 #一文小説
2012-09-20 10:02:17
楠樹 暖
@kusunokidan
#twnovel 事件が起こり、卓越した分析力で状況を整理し、たぐいまれなる推理力で事件を解決したのは、安楽椅子の上で猫が昼寝しているあいだの出来事だった。 #一文小説
2012-09-20 19:34:18
@sktkx
競っても勝てないし、我をはっても疲れるし、合わせても無理が出るし、ひずんだら言葉が歪むし、足元を見れば立ってる場所なんて直径五十センチもなくて、空を見上げたら高すぎて届かなくて、だから諦めて伸ばすのをやめた指先でどこまでも飛んでいく文字を操る僕。 #一文小説
2012-09-20 21:28:39
あんころモッチーニ
@ankoromocchiini
花畑で赤ずきんを待ちぶせしていたおおかみさんは、彼女の持つ籠の中に、病気のおばあさんに食べさせるためのパンと、おばあさんに飲ませるためのワインと、おばあさんにブチこむためのトカレフが入っていたことを知りませんでした。 #一文小説
2012-09-20 22:32:29
あんころモッチーニ
@ankoromocchiini
恐山のイタコに父の霊を呼び出させ隠し財産の場所を聞いたのですが、正直に教えてくれないので、もう一度殺すしかありませんでした。 #一文小説
2012-09-20 23:24:23
水木ナオ
@nayotaf
いくら仕事だからってこんな生活もう堪えられん悪魔でも呼び出してやると思ったが魔法陣を描くためにはまずこの部屋を片付けなきゃいけなくてそんなことできる余裕がないっつーのっていうかそもそも俺がこんなに忙しいのって召喚されて人間と契約したからでしたわ。 #一文小説 #twnovel
2012-09-20 23:50:15
海野久実（うんのくみ）
@marinegumi
誰よりも水泳が得意で、それが自慢だったはずの漁師の男が、砂浜の波打ち際で溺死していた謎の事件の真相は、彼が酔った挙句に漁師仲間と海水の一気飲み大会をやったからだと言う事が判明した。。 #一文小説
2012-09-21 00:26:12
あんころモッチーニ
@ankoromocchiini
いいえ、あなたの歪んだ顔や、締まらない身体や、粘着質な性格や、後ろ暗い生い立ちや、底辺な学歴や、とんでもない就職先や、恥ずかしい性癖や、その他全てを愛してプロポーズしているのであって、あなたがＢＩＧで六億円があたった事に一切の興味はありません！ #一文小説
2012-09-21 01:23:21
おりひか いくお
@Orihika
#twnovel 「「「「始めから気になってたので付き合って欲しい」とあなたが言い、私も同じ想いで黙って頷いたの」と君が言ったのが嬉しかったのを思い出したけど、さよならだね」と別れた私達が再び出会って結ばれたのは不思議ね」と呟いた君の最期を思いつつ、僕は永眠した。 #一文小説
2012-09-21 02:58:15
おりひか いくお
@Orihika
#twnovel 一郎が、二郎が、三郎が、四郎が「この前山の中で迷ったとき不思議な生き物に追いかけられて怖かった」と語った話を、聞きつけて書いた小説を、脚本に起こして撮った8mm映画を、地元の小さな映画館で上映会していたら、遂に海外進出の話が来たよ〜！ > All #一文小説
2012-09-21 03:18:05
糖類の上@お仕事募集中
@tinouye
#twnovel 貧乏長屋の熊さん八っつぁんから「時そば」の噺を聞きこれで一文安く喰えるじゃないかと通りかかった二八そば屋をカモにしようと噺の通りに一文勘定をごまかしたもののそこは貧乏な熊さんそもそも十四文しか手持ちがないことを忘れて一文足りぬと蕎麦屋にぶっ叩かれる。#一文小説
2012-09-21 04:30:01
miecha
@miechorz
#twnovel 眼鏡をかいくぐり瞳に突撃し瞼に潰され圧死した羽虫の証言により、虫も殺せぬ少女は嘘吐きとして舌を抜かれた。 #一文小説
2012-09-21 07:13:34
中村ヘボピー
@hebop_
子供の頃は銀行が3時に閉まって、早く帰れていいなと思っていたし、新婚さんは式の後に新婚旅行に直行するものだと思っていた。 #twnovel #一文小説
2012-09-21 09:09:22
海野久実（うんのくみ）
@marinegumi
魔女だとうわさの老婆を捕えて縛り付け、火あぶりにすると暴れまわっていたが、やがて決心したかの様に眼を閉じたので、人々は魔法を使うのかと固唾をのんで見守ったのだが、そのまま燃え尽きてしまい「魔法を使わなかったと言う事は魔女ではなかったね～」と言いながら帰って行った。 #一文小説
2012-09-21 13:19:44
アツコ
@atsuko0077
絵の好きな少女はお話の好きな少年と出会い、旅を愛する青年と夢を語るおじさんが、この街に眠る宝のありかを教え、力を合わせて探し出し、みんな仲良く暮らしました。 #一文小説
2012-09-21 14:07:47
海野久実（うんのくみ）
@marinegumi
小惑星は特に火星と木星の間に帯状に分布していて小惑星帯と呼ばれる。その中の小惑星の一つを何十年もかけて武器を装備した宇宙船に改造したドクター・ノゲラ。いざ宇宙船の試運転だとロケットに点火した。小惑星宇宙船は動き出して間もなくスペースガードが建造した防衛システムによって破壊された。
2012-09-21 14:08:01
キヨシロウ
@kiyoshiro_aoi
#twnovel 連続殺人事件の犯人がわかったと探偵が関係者を一同に集めたのだが、あらかた関係者の中で疑わしい人間は既に殺されてしまっており、探偵が「犯人は貴方だ！」と言うより早く「後は我々が締め上げて吐かせます」と警察が犯人を連行した後に残された探偵の心に吹く秋風。 #一文小説
2012-09-21 23:13:24