#アメリカで訳された日本文学にありがちなこと
谷崎の「刺青」の舞台がスラムになって8マイルみたくなる あるいはでも井上雄彦の描くスラムみたいになって全然違うところで息を吹き返す #アメリカで訳された日本文学にありがちなこと
2012-09-23 00:20:48「智恵子抄」は「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンド」みたいな感じになるきがする #アメリカで訳された日本文学にありがちなこと
2012-09-23 00:21:09レモンが柿ほどに見慣れている彼らには「レモン哀歌」の哀しみが伝わらない 大分でかぼすを待っていたぐらいか #アメリカで訳された日本文学にありがちなこと
2012-09-23 00:21:55「斜陽」がまだそういう経験のない若すぎるアメリカには伝わらずとりあえず「ブラックマンデー」とかアバウトにリーマンショック的に訳される #アメリカで訳された日本文学にありがちなこと
2012-09-23 00:22:18地獄変で出てくる車が西部劇とかで使われるやつなのでブロンドを縛めている前方で馬がきょとん #アメリカで訳された日本文学にありがちなこと
2012-09-23 00:22:57「河童」が未知の生物なために出オチ化したうえ、特徴を一生懸命想像しながらやった結果、何だか誤解されまくり人種差別だとかそういう方面に発展してしまう #アメリカで訳された日本文学にありがちなこと
2012-09-23 00:23:46「藪の中」があいつらの尺度でいうと相当の深さなので「海底二万マイル」ぐらいなスケールの探索だと誤解される #アメリカで訳された日本文学にありがちなこと
2012-09-23 00:24:01伊豆の踊子の訊く「お父さんありますか」の綾波レイっぽさが感知できず、「僕の右手を知りませんか?」みたいなあえての禅問答なんだろと深読みされちゃう #アメリカで訳された日本文学にありがちなこと
2012-09-23 00:25:51走れメロスのストーリーぐるみ「ああアジアの結婚式では親族は契約のためこういうパフォーマンスをせねばならぬのか」でくくられる #アメリカで訳された日本文学にありがちなこと
2012-09-23 00:27:38「竜馬がゆく」では「竜馬はどこへ向かっているところなのか?」が判らないと適当な単語をあてはめこめないだらだら行くのかスタスタ行くのかみたいなとこでもめる #アメリカで訳された日本文学にありがちなこと
2012-09-23 00:29:40アバウトな誤解のために芋粥がでてくるときは銀のドーム状の蓋を取られて出てくる ひどいときは後ろでじゃんわああーんってドラの音すら #アメリカで訳された日本文学にありがちなこと
2012-09-23 00:33:04名前が「K」であることが俺らが思う以上にびっくりされる だって向こうの小説の登場人物の名前が「ぬ」とか言われてみ お前カフカとか安部公房とか、何かそっちのひと?ってなるわ #アメリカで訳された日本文学にありがちなこと
2012-09-23 00:36:11「山嵐」が「ウィンディ」みたいなそのまんまファーストネーム化 ポケモンで「カスミ」が向こうで「ミスティ」って言われてるのをみたから #アメリカで訳された日本文学にありがちなこと
2012-09-23 00:37:06Kの部屋が西にあって西方浄土をイメージしてるとかが全く伝わらない あんまり説明するとウェストサイドストーリーみたいな超訳をしてくる #アメリカで訳された日本文学にありがちなこと
2012-09-23 00:37:30くださいくださいぜひください私の妻としてぜひくださいでプリーズをどこで何回入れたものやら?って感じだけど実際は二回ぐらいでこの嘆願を盛り込める プリーズの強さはたぶん嘆願としてのドローツーぐらい #アメリカで訳された日本文学にありがちなこと
2012-09-23 00:38:12